2009年 香港 119分
監督・脚本:イー・トンシン
出演:ジャッキー・チェン、竹中直人、ダニエル・ウー、シュー・ジンレイ、加藤雅也、ファン・ビンビン
(イントロダクション)
恋人のシュシュを追って日本に密航してきた鉄頭は、なんとか新宿・歌舞伎町にたどりつき、友人の阿傑の元に身を寄せる。その後同郷の友人たちと共に日雇いの仕事をしたり、警察に追われる中で刑事の北野と知り合いになったりしたが、シュシュは見つけられずにいた。そんな折、ナイトクラブでの仕事中に幹部ヤクザ・江口の側にいる美しい女性に目を奪われる。彼の妻だというその女は、なんと鉄頭の恋人のはずのシュシュだった……。
ジャッキー・チェンがアジア向け映画を作るため自らプロデューサーを務める「アジアン・プロジェクト」第1回作品。新宿・歌舞伎町を舞台に、密航でやって来た中国人の男が裏社会で生きていく姿を描いた社会派ドラマだ。主演も務めたジャッキーは彼の代名詞たるカンフーアクションを完全に封印。田舎から恋人を探しにやってきた実直な青年が裏社会に飲み込まれていく様を誠実な演技で表現。“俳優ジャッキー・チェン”としての実力を見せ付けた。彼と対をなすキャラクター、阿傑を演じたダニエル・ウーは物語の中で大きく性格の変わっていく男を好演。その周囲を竹中直人、加藤雅也といった日本の実力派俳優陣が固めている。
ジャッキー・チェンと言えば、どうしてもカンフーアクションを想像してしまうのは仕方なく、今までそうしてきたので、そのイメージが強烈なので、それを払拭するのは大変な作業になると思う、でも何も今頃払拭する必要はないと思うが、その意味でこの作品は大事なものになると思う。
共演に私の好きな竹中直人がキャスティングされていたので、劇場へ足を運ぼうと思っていたが、映画館に行くまでもなかったなあと、少し期待外れな作品だった。
ジャッキー・チェンの役よりも、阿傑という役が印象に残っている。最初は臆病者な性格だったのに、最終的にはそこまで変わるかあというぐらい内外面共に変わってしまう。しかし、あんな目に合ったらそうなるだろう。
突っ込みどころ満載な映画だった。