1998年 韓国 99分
監督・脚本:ホ・ジノ
出演:ハン・ソッキュ、 シム・ウナ、シン・グ、イ・ハンウィ、オ・ジヘ
(イントロダクション)
ソウルの市内で小さな写真館を経営しているジョンウォンは難病で余命わずかの独身青年。本人も家族も、残された日々を明るく過ごそうとするが、時折言いようのない哀しみに襲われる。そんなある日、ジョンウォンの店に交通警官のタリムが急ぎの現像を頼みにやって来た。それから毎日のように訪れるタリムと他愛のないおしゃべりを楽しむジョンウォン。ふたりは次第に心引かれていくが、思いを伝えぬままジョンウォンが入院する日がやってきた。
ハン・ソッキュは、この1年後に『シュリ』で大ブレイクすることになる。シュリでのスーツでビシッときめた秘密情報機関の諜報員とは違い、眼鏡をかけていつもニコニコして気の良い町のカメラ屋さんの役だった。
入院先から一時退院みたいな感じ店へ戻り、タリムからの手紙を読む、ジョンウォンもタリムに対して想いは一緒、ジョンウォンは一瞬タリムに会いに行こうと彼女を見つけるが、喫茶店の窓ガラス越しにタリムをいとおしく眺める、ここで彼女の所へ駆け寄れと思わず言ってしまった。
自分の店で昔のアルバムや色々見ていて、ふとジョンウォンは自分のワンショットの写真を撮影する。精一杯の笑顔を作り、何で撮影するのかなあと思っていたら、その写真が徐々に遺影になっていった。え~え嘘とブツブツと言ってしまった。99分とやや短めの映画だったが、もう少し長めでも良かったのではと思う。せつない話だった。