2003年 アメリカ 106分
監督・脚本:ジム・シェリンダン
出演:サマンサ・モートン、バディ・コンシダイン、サラ・ボルジャー、エマ・ボルジャー、ジャイモン・フンスー
(ストーリー)
かつて幼い息子を失った悲しみを引きずる若い夫婦ジョニーとサラは2人の娘を連れアイルランドから夢を抱いてニューヨークへと渡る。一家はボロボロのアパートで新生活をスタートさせるが、そこには厳しい現実が待っていた。俳優を目指すジョニーは、なかなかチャンスに恵まれず、タクシー運転手の仕事に就く。サラもウェイトレスをして僅かなお金を稼ぎ何とかやりくりする日々。それでも2人の娘は新天地で楽しみを見出していく。やがて姉妹は同じアパートに住む画家マテオと仲良くなる。そして、この出会いが一家に大きな変化をもたらすのだった…。
あんな子供がいたら、色んなことに頑張れるだろう、アリエル・クリスティ姉妹を演じているのは、実際の姉妹らしく画面からは、自然に仲の良さが伝わってきた。毎日生きていくのに精一杯なのに、妻は妊娠してしまう。苦しい中、子供も母も危険な状態で出産をする。マテオと出会い、家族に変化が起き、家族全員が影響され、家族の絆も強くなっていく。
自分の弟が泣くなり悲しいのは、両親だけでなく姉妹もショックを受けていた、しかしクリスティは子供なりに前向きになり、内心では家族のことを気にしながら子供らしく生活するが、ある日父親に子供扱いしないでと胸中を話始める。こんなこと親の立場で言われると父親としては抱きしめて謝らないとダメだろう、さすがに子供扱いしないでと言うお姉ちゃんだけあって最後も、家族が前向きになるように持っていくところが良かった。
不治の病で人との関わりを持たなかったマテオ、そんなマテオと姉妹はハロウィンの日に知り合う、内にこもっていたマテオ、姉妹を見た瞬間に小さな女神に出会った気持ちになったのか、叫び狂って険しい顔が優しく人間らしい顔を取り戻す。また先の短いこの命、この姉妹、家族の為に何かしたいと思ったのだろう。マテオは家族とふれあい精一杯家族に尽くし、病床で亡くなっていく。
あの姉妹が可愛くてたまらなかったので、可愛いなあ、可愛いなとだけ言って観ていたけど、両親からしたら子供は子供、しかし子供は自分なりに精一杯頑張り耐えて家族を支えている。子供は子供なのは事実だけれでも、少し大きくなってきた子供に対しては注意を払う必要があるのだなあと思った。