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2004年 カナダ 110分


監督・脚本:サラ・ポーリー
出演:ジュリー・クリスティ、ゴードン・ビンセント、オリンピア・デュカキス、クリステン・トムソン


(ストーリー)
 「死ぬまでにしたい10のこと」の実力派女優サラ・ポーリーが長編映画監督デビューを飾った感動ヒューマン・ドラマ。原作はアリス・マンローの短編『クマが山を越えてきた』。認知症という悲劇に直面した老夫婦の心の葛藤と深い愛を静かに見つめる。主演はジュリー・クリスティ、共演にゴードン・ピンセント。結婚して44年になるグラントとフィオーナ。決して良き夫とは言えない過去もあるグラントだったが、いまはフィオーナを深く愛し、夫婦仲良く穏やかな日々を送っていた。ところがやがて、フィオーナをアルツハイマー型認知症の悲劇が襲う。物忘れが激しくなったフィオーナは、ついに自ら老人介護施設への入所を決断するが…。

 介護施設へ入所すると1カ月面会禁止になり、1カ月後にグラントがフィオーナの元を訪ねると、44年間連れ添った妻は、自分のことをすっかり忘れていた。かなりショックを受けたと思うがそれからも施設に通い続ける。しかしフィオーナは別の男と恋に堕ちていた。
 
 グラントは、その男の妻を訪ねる、その妻の一言である方向にグラントは動き始める。しかし、その結末は非常に複雑な状況になる。アルツハイマーを扱った映画は何本か観た記憶があるがこの展開は初めて、あり得ないとはいえないだけに残酷にも思える。最後にフィオーナから言われた言葉は胸に突き刺さっただろう。

 サラ・ポーリーの出演作品を何本か観ていて不思議な女優さんだなあと思っていたけど、このような映画を撮れるなんて感心した。