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1998年 日本 108分


監督:大林宣彦
出演:風間杜夫、秋吉久美子、片岡鶴太郎、永島敏行、名取裕子


(ストーリー)
 妻とも別れ、孤独な毎日を送っていた風間杜夫扮する主人公が、死んだ両親(現在の自分とほぼ同年輩の姿)と再会する。同時にある女性と親しくなるが、両親との邂逅を繰り返すたび、主人公の身体はなぜか衰弱していく。人間と幽霊の間の愛と情念とを情感豊かに描き込んだ佳作。派手な特撮ではないが、幽霊のシーンに効果的に合成が使用されている。


 今月末に舞台『異人たちとの夏』を観劇するので予習の為に鑑賞することに、昔の親に対面する内容といえば『地下鉄に乗って』を思い出すが、またそれとは違い主人公が幸せを感じながらゆったりと進んでいく。
 主人公は12歳で両親を事故で亡くし、大事な時期から両親の愛を知らず現在に至る、そのこともあり人をうまく愛することができなくなってしまった。
 そんな状態で死んだ両親に再会する。このことによって主人公の心の中が少しずつ変わっていく、我が子を思う両親の念、そして愛されたいという女の念が幽霊になって現れる。

 途中のシーンでスプラッターみたいに血が飛び散っるのがあったけど、この部分は他に表現方法がなかったのかなあと思ってしまった。

 名取裕子が主人公の住むビルの3Fに居をかまえる訳有り艶女を演じているが、そんな女が少し酔った状態でシャンパン片手に、貴方の作品が好きで、一緒に飲んでほしいとやってくるが主人公は追い返してしまう。後にわかるがこのことが原因で事件が起こってしまう。

 そっちかて言ってしまった結末。いい作品だった、多分これ舞台で観たら泣くかもと思ってしまった。