アトリエ・ダンカンプロデュース
『鴨川ホルモー』
大阪厚生年金会館芸術ホール
18:30開演 C列 34番
さあ映画が少し残念な結果に終わってしまい『鴨川ホルモー』を体感できる最後の機会、一番の興味は舞台であのオニをどう表現するのかだった。それと石田卓也、芦名星が生で観れるのも楽しみだった。
まず会場入りしてセットを見ての感想は、何じゃこりゃこれで京都を表現してるかあ?というのが正直な感想。しかし後にやるなあと思ってしまう。
お話は、原作と映画と違ったものになっており、体表的な違いをいうと、
居酒屋べろべろばあ→お好み焼き屋べろべろばあ
三好兄弟→三好姉妹
など、舞台の独自性が出ていて楽しかった。残念ながら私の好きなシーンである安部が早良京子の鼻に興奮するシーンは、舞台版でも見ることができなかった。舞台に立つ役者のみんなは良い仕事していたと思う。
舞台でオニをどう表現するのかなあと思っていたが、ホルモーをやっているシーンでは、視線の先にオニたちがいる定で芝居をやっていた。やはりそうなるだろう。映画では「ゲロンチョリ!」のオニ語が耳に残ってしまったけど、舞台では、何種類も違うオニ語を使用していた。
舞台ではないと思っていた、吉田代替わりの儀式でのレナウン踊り、何と生で見れました。男たちがスッポンポンになり、前を隠して踊りが終わりになると10分の休憩になった。
原作にも映画にもない話で、お好み焼き屋べろべろばあ店長がエグザイルが好きで、エグザイルネタで笑かしてくれました。エグザイルのメンバーがこのペースで増えていくと何十年後には、人口の9割以上がエグザイルになると言った瞬間に笑ってしまった。その店長がまた、お笑いのくまだまさしにちょい似だった。
個人的に注目している石田卓也は頑張っていたと思う。芦名星の足の細いこと、少し芝居が心配だったが全然問題はなかった。
高村を演じていた中川真吾は、上手いという表現が当たっているだろう。若手俳優集団D―BOYSのメンバーらしい。私の一番好きなキャラクター楠木ふみを演じていたのは秋山奈々は映画版の栗山千明より、ぴったりはまっていたと思う。また目が大きくて可愛いらしかった。
三好兄弟を姉妹に帰ることによって恋愛色を強くさせたかったのか、あの高村がモテモテになっていた。
芦屋を演じていた山口龍人、かなり格好いいと思ったし、映画版の石田卓也より芦屋らしさを出していたと思う。また『クローズZERO2』、『ブラッディ・マンデイ』などにも出演してたみたい、ブレイクする可能性はあり。
脚本・演出の鄭義信は、映画『月はどっちに出ている』、『愛を乞う人』、『OUT』などの脚本も書いているみたい、この作品にエグザイルネタをいれたセンスは、良かった。
鴨川ホルモー最後の体感は面白かったので良かった。万城目学の長編3作目『プリンセス・トヨトミ』も早く読みたいなあ。
