1997年 日本 111分

監督・脚本:黒沢清
出演:役所広司、萩原聖人、うじきつよし、中川安奈、洞口依子



 奇妙な殺人事件が立て続けに発生していた。それぞれの事件の犯人につながりはないが、犠牲者の首から胸にかけてがX字型に切り裂かれていること、いずれの加害者も事件直後に犯行現場付近で逮捕されること、そして犯行の直前まで犯人に明確な殺意がなかったことが共通していた。やがて、一連の事件に関連のある人物として記憶喪失の放浪者、間宮が浮かび上がる。マインドコントロールによる猟奇殺人を描くサイコサスペンス。

半分寝ながら見ていたようなところがあるから、内容が理解できていないということも多々あるのでまた機会があれば見ないと行けない作品だと思う。、萩原聖人の演技うまいなあと思った。この映画の役とか、『マークスの山』で演じていた役など精神的に障害を持った人間をやらすと、すごくリアルに見える。しかし役者なので、色んなキャラクターを演じて自分のものにしていかないと駄目だと思う。以前映画『バッテリー』を見た時、野球部の顧問の先生役をやっていたが、年齢を重ねて似合ってもよさそうだったが、個人的に似合わないなあと思っていた。あと中川安奈さんが役所広司の奥さん役で出演していたが、好きな女優さんの一人なのに、全然お目にかかれないのが残念。
 言わずとしれた役所広司の演技は、知らず知らずの間に、間宮のペースにはまっていってしまうところなんて上手いなあという感想を持った。この作品のレビューを読むと評価は高く、傑作だと書かれていた、それを半分寝ていたせいか理解できていないので機会があればまた見ないといけないなあと思った。