2007年 アメリカ 124分
監督・脚本:マイク・バインダー
出演:アダム・チャンドラー、ドン・チードル、リブ・タイラー、ドナルド・サザーランド



 9.11テロで妻子を失い心に深い傷を負って殻に閉じこもってしまった男と、彼の大学時代のルームメイトで仕事も家庭も恵まれた生活を送りながら満たされないものを感じていた男、そんな2人がニューヨークの街で偶然に再会し、再び友情を育んでいく中で、少しずつ互いの心を癒やしていく姿を切なく描いた感動ドラマ。

テロで自分の愛する妻、子供を亡くしてしまったら、計り知れないほどのダメージを受けるだろう。愛情が深ければ深いほど受けるダメージは大きく、そこから回復するのも難しいであろう。偶然にルームメイトに再会するが相手の様子がおかしい、ルームメイトがPTSDと知るが、このままではいけないと思い、精神科の手を借りようとするが、当の本人はまだ現実を受け入れられない、しかし友人と周囲の人に助けなれながら、徐々にだが受け入れていこうという姿勢になって映画は終わる。途中法廷のシーンがあったが、あれは何がしたかったのか?あの状況であんなことやられたら、誰でも取り乱すだろう。少し見ていて不快だった。今も被害者家族はこのような、問題を抱えていると思う。すごい本人にはデリケートな問題なので、いろんなアプローチの方法があるが、何かを強制するのは良くないし、長い年月をかけても立ち直れない可能性も多々ある。その本人にあった方法をとらなければ本人を追い詰めてしまう結果にもなりかねない、どうすればいいのだろう。戦争、貧困、テロのない世界になれないのだろうか。