アナライズ・ミー
1999年 アメリカ 103分




アナライズ・ユー
2002年 アメリカ 107分


監督・脚本:ハロルド・ライミス
出演:ロバート・デ・ニーロ、ビリー・クリスタル


『アナライズ・ミー』
 ニューヨークで強大な力を誇るマフィアのボス、ポール。彼は最近、原因不明の息が苦しくなるストレス性発作に悩まされる。立場上、一刻も早く治したい彼は、やむなく精神科医のベンのもとを訪れる。ありがたくない患者にとまどう気弱なベン。しかし、いつしか二人の間には友情めいたものが芽生え始めていく……。

『アナライズ・ユー』
 刑務所に服役しているマフィアのボス、ポールは刑期終了を間近に控えていた。獄中でもボスの威厳を保っているかに見えたポールだが、最近では挙動不審なところが目立ってきている。彼は刑務所内でも命を狙われる身。そんな緊張が積み重なったためか、ミュージカルのウエスト・サイド・ストーリーの主人公になりきって突然歌いだすなど、奇異な行動が顕著になってきた。そこでかつてポールの担当医だった精神科医ベンが呼び寄せられる。診察の結果をみて‘BIは嫌がるベンを強引に説き伏せ、彼に保護観察を任せることでポールを釈放させるのだったが…。


 『恋人たちの予感』、『シティ・ースリッカーズ』のビリーさん、いやあいい感じで芝居やってました。ビリーさんと言っても、ブートキャンプのビリーさんではなく、ビリー・クリスタルです。

このビリーさんが演じていたのが精神分析医ベン・ソボルで、分析医の心境を上手く表現していたのではないかと思う。よく見かけたシーンは、カウンセリングにやって来た患者の相談を聞いていて、内容がそんなことでイチイチ相談しにくるなよなあと思うような時に、視線を宙にやり、頭の中でブチキレて患者を罵倒する様子を想像して自分のストレスを発散しているみたい、その上の空の分析医を見て患者が、「先生どうしたんですか?」と聞かれて、「いやあなたの相談内容を私なりに咀嚼していたところです」と笑顔で答えるシーンは、怖い怖いまあ色んな相談を受ける分析医だから、こういうこともあり得ると思うが、たまにカウンセリング以外にでもこの妄想は起きる。分析医でありながら少し心が病んでくる。
ある日、ベンが運転する車がマフィアのボス、ポール・ヴィッティの車にオカマをほってしまうが、ドランクに猿轡をした男を積んでいた為に、早くその場を立ち去りたかったマフィアの車だったが、ベンは私が悪いと言うがもういいからと言うマフィアに名刺をわたすベン、これが悪夢の始まりになる。
これが自分の身に起きたらいやだろうなあと思う。
ポールは手下に、知り合いのことで相談したいから、いい分析医知らないかと聞くと、さっき車をぶつけたやつが分析医だといい、翌日ベンのオフィスに連れて行く、ここからベンは無茶苦茶振り回されるこてになる。フィアンセとベッドで寝ていたら拉致されるし、結婚式中に誓いの言葉を言い終わると同時に拉致される。
マフィアのボス、ポール・ヴィッティは、ロバート・デ・ニーロが演じていたが、今までに見たことないデ・ニーロが見れたような気がする。エンディングにはNGシーンが流れるが、それん見ているだけで、現場の和やかムードが伝わっていたし、映画自体にそれを感じさせるものがあった。お気に入りシーンは、刑務所で1人ミュージカルをするところから出所するところまでのロバート・デ・ニーロの演技とベンが完全にブッ壊れるシーンは笑いが止まらなかった。
アナライズ・ミーでは、ベンがポールを助け、アナライズ・ユーでは、壊れたベンはポールに救われる。色んなトラブルが二人には発生するが結果的には、お互いいなくてはならない存在になっている。
面白い映画でした。