茉奈・佳奈目当てで、内野部主将に『ふたりっ子』のDVDBOXを借りて見ることにした。マナカナちゃんは可愛いかった。


 朝の連続テレビ小説ということでドロドロしたシーンなどないであろうと勝手に想像していたが、恐るべしDVばあちゃん&中高年キラーのオーロラ輝子もうびっくり!?


 モサイ床屋の政、たこやきビリヤード武蔵兄、南海電車、通天閣などコテコテの浪花色に染まっているドラマ。そやのに主題歌がNOKKOの『ナチュラル』というアンバランスさ。リアルタイムで見るのと、今見るのとでは感想も違っているはず、今見るから面白く思えるのかも知れない。 二卵性の双子の香子と麗子、二卵性の双子なのに、なぜそっくりなマナカナちゃんを使ったの?と思ったが、まあ気にしないと先を進んだ。麗ちゃんと香ちゃんどちらが好きですか?あなたはと聞かれたら、何にでも一途に一生懸命で気配りのできる香ちゃんが強かな麗ちゃんよりは好き。でも一番好きなのは、千有希ママかなあ。なぜか癒される。結婚してください千有希さんと画面に向かって言っていたバカな俺。
男の変な意地で、家族がぎくしゃくしてしまうが、やはり家族の絆はすごいもので、凄く傲慢だったじいさん、ソファーで横になりテレビを見ていて、「お~い」とばあさんを呼び「テレビ消してんかあ」とばあさんに歩けば一歩ぐらいにあるテレビを消させたり、外出先から帰宅しそのままベッドに大の字になり、微動だにせず靴下を脱がせてもらう王様気分そんなじいさんが、いきなりキレまくるばあさんに復讐のDV攻撃をされてしまう。
 まあ攻撃されても仕方がないが、こんなじいさんも孫たち、それと激しく結婚を反対していて嫌っていた光一の働く背中を見て、今までの愚かな自分に気付き態度を改め、ばあさんと野田家とうまく付き合うように努力し始め、いいおじいさまに変身する。
 麗子は京大の先輩である財閥の御曹子の荘平からプロポーズされる。じいさんとばあさんは、この結婚は二人だけの問題ではないと思い、麗子を連れて野田家に養子縁組の承諾を得るために出向くが、豆腐屋の娘だと縁談が駄目になるのが理由と知り、光一も千有希も猛反対する。またこの件で光一と千有希の間が、ぎくしゃくし始める。
 麗子は荘平に、豆腐屋の娘ということを告白し、私を信じてと言われる、「やめとけ荘平そんなやつ!」と画面に言ってしまった。それ以来、荘平は姿を消してしまうそれでよし。可愛いかった小学生の頃の麗ちゃん何でここまで自己中女になってもうたんや?千有希さんが麗子に「駆け落ちしなさい!」とアドバイスをする。千有希さん、あんた肝座ってるよ!ナイスアドバイス。
 荘平ほんまにええやつやあ、自然消滅しようと思っていたが、野田の両親と会い、お別れを言いに麗子の所へ行く、荘平が別れを切り出すが、すがりつく麗子、このシーン見てなぜか大笑いしてしまった。落ち込む麗子、モサイ政に電話して「30分で芦屋に来て、来てくれないと自殺する」政は飛んで行くけど、天下茶屋から芦屋まで30分で行けるかいや~。
 挙げ句のはて、政を引きずり回し、「ひとりになりたいの!」と言い、なぜか森山の家に行き、麗子は森山を誘惑するが、すかされる。まったくどういう神経をしてるんだろうか、恐るべし麗子。その夜は森山の家に一泊することになる。 心配して、じいさんの家で待っていた香子の所へ、次の日の朝に戻ってきた麗子、香子の「昨日の夜はどこおったん?」の質問に、「森山さんとこ」と香子が森山のことを好きなのを知っていて、ぬけぬけと答える麗子最低!香子は動揺する。こら光一、お前千有希さんがおるのに、オーロラ輝子について行くだと、バカヤロー!