2004年 アメリカ 98分
監督・脚本・出演:モーガン・スパーロック
2002年11月、感謝祭を過ごしていたスパーロック監督は、肥満症に悩む若い女性2人が“肥満になったのはハンバーガーが原因”としてマクドナルド社に訴訟を起こしたニュースを見て、あるアイデアを思いつく。彼は、消費者側とファーストフード側のどちらに問題があるかを自分で証明するため1ヶ月間、マクドナルド以外は一切食べないことに決めたのだ。そして、“スーパーサイズを勧められたら断らない”など公正を期すための4つの厳しいルールを自らに課して、この突飛な人体実験を開始、その経過をカメラで記録し始めるのだった…。
まあ日本人の感覚からそると、肥満症に悩む若い女性2人が“肥満になったのはハンバーガーが原因”としてマクドナルド社に訴訟を起こすと、仮に相談されたら、「やめといた方がいいよ」とか「そんなものは自己責任でそうなったんだから恥かくよ」など言われ訴訟をおこすまでは、いかないだろう。それをやってしまうところがアメリカ人らしいが、街頭インタビューで、歩行者にこの件で意見を聞いていた。擁護する意見はなく、冷やかな意見ばかりだった。ちょっとほっとした。インタビューに答える人がみんな訴えるべきとか擁護する発言が多いかもしるないと思ってしまっていたからである。
しかし、自分が肥満になってしまったことは、自己責任のはずなに、それを企業に責任転嫁してしまうのは、どう?と思う。自分の意思でそのハンバーガーを食べたのだから、たくさんの選択肢があるにも関わらず。
その原告弁護士も真顔で、訴訟内容について語っていたが、結局訴えは退けられ裁判は終わった。理由は、肥満とハンバーガーとの因果関係を立証できなかったからである。
がしかし、監督で自ら出演をしているモーガン・スパーロックが30日間、マクドナルドで販売しているもの以外は食べずに、生活をして健康への影響を調べる為に人体実験を始めた。
3人の医者の指導のもとに、見ていて気持ちがいいもねではなかったが、最後は、モーガン・スパーロックは、医師にもうレッドゾーンに入っているから中止しなさいと言われるが根性で最後までやりとおし、因果関係を自らの体で立証してしまうという記録映画です。
この前『たかじんのそこまで言って委員会』で宮崎哲弥と北芝健が、一瞬この映画の話題をしていたので、見ることにしたが、産まれてずうとハンバーガーだけを食べて肥満になったわけでもないのに訴訟をおこすことアメリカ人と、それを立証してしまうアメリカ人には驚かせてもらえた。 しかし、人体実験せずとも毎日ハンバーガーばかり食べていて運動もしない生活を送っていたら健康に良くないのは誰でもわかると思うがと?に思う。