16話『運命の出会い』

 武田に降伏した諏訪頼重と妻・禰々は、勘助によって甲府に護送された。晴信は頼重の嫡男で自分の甥の寅王丸こそが諏訪の当主であると頼重に言い放つ。それは頼重を生かすつもりはないという意思表示に他ならなかった。頼重は潔く甲府にて切腹する、勘助は諏訪頼重より寅王丸に主君たるものは真に小賢しくあれと教えてやってほしいと託される。禰々は兄・晴信の裏切りに衝撃を受ける。諏訪に残された由布姫も武田への憎悪をあらわにする。板垣と勘助は残党を降伏させるために諏訪に出陣する。寅王丸以外の諏訪の一族を根絶やしにし、後の災いの種をつまなければならないと勘助は考えていた。諏訪の残党が籠もる桑原城に攻め込む板垣の軍勢。勘助が踏み込むと、城中に自刃できなかった由布姫がいた。


 切腹する前夜宴の席で、こっそり手を握り合う諏訪頼重と禰々二人の愛が一瞬見えた。これから由布姫が出てくる機会が多くなると思うが、柴本幸の演技は思っていたよりは酷くないが何か違うぞ。でも『鹿男あをによし』のマドンナよりまだましかなあ。



17話『姫の涙』

 勘助は、己の守護神の摩利支天を持つ由布姫を諏訪から逃がすことを決意する。勘助は、姫が一人の女性として生きることを望んだが、由布姫は武田への怨みを忘れてはいなかった。同じ頃、勘助が助けたという事に興味を抱いた晴信は由布姫を生かすために側室に迎え入れることを決意する。噂を聞きつけた正室・三条夫人の胸中は複雑であった。夫・諏訪頼重を切腹に追い込んだ晴信に対する禰々の怨みを目の当たりにしていたからだった。逃げた由布姫は、道中、浪人者に襲われるが、そこに勘助が現れ、命を救われる。晴信の決意を知った勘助が由布姫を連れ戻しに来たのだった。勘助は浪人者を雇ったのは自分だと嘘をつき、姫の憎しみを敢えて自分に向かわせる。そうやって晴信の慈悲深さを由布姫に植え付けようとする。


 平蔵がヒサと再会し、下人としてヒサを守り抜くと、ヒサの父矢崎十吾郎から脇差しをもらっていたが、本当に守り抜けるんかあ平蔵って感じ。



18話『生か死か』

 由布姫は諏訪から甲府に護送された。諏訪郡全土を手に入れた晴信は由布姫を側室に迎えることを宣言する。重臣たちは、滅ぼした諏訪家の姫を側室にすれば諏訪の人々の怨みを買うと反対するが、勘助は一人賛成する。晴信と由布姫が結ばれ、二人の間に男子が生まれたら、その子を諏訪の跡継ぎにする。そうすれば諏訪の人々は怨むどころか逆に武田に忠誠を誓うというのだ。勘助は姫を説得するが、「仇敵・武田の側室となるくらいなら自害する」と断られてしまう。晴信は由布姫の心を和ます詩を送る。結果一瞬和ますことに成功する。この年に武田家に不幸が続き、三条夫人が3男を身籠るが流産してしまったり、晴信の妹禰々が亡くなるということが起きる。甘利虎泰が由布姫に自刃を迫るが断る。三条夫人が由布姫の所へ慰めに来たつもりだったが、床の間に飾られている詩を見てショックをうける。


 板垣の言葉に由布姫は昔の勘助を見ているようじゃとあったが、全くその通りに見てとれる。



19話『呪いの笛』

 由布姫は晴信の側室となることを承諾した。三条夫人は、由布姫に晴信の誤解をといてから、三条夫人が京から持参した笛を与えた。それは三条なりの姫への共感の証だったが、この時に勘助が取った行動は、三条夫人及び由布姫に非礼な態度だった。諏訪と武田の結びつきを象徴する出来事を印象づけるため、晴信は姫を迎えるに当たって敢えて正式の祝言の形を取る。諏訪の旧臣は、晴信と勘助の狙い通り、その扱いを喜び武田家に忠誠を誓う。しかし、姫自身はいまだ武田への恨みを胸の奥に隠し持っていた。初めて、晴信と床を並べたその夜、姫は一晩中、笛を吹きあかし晴信を近づけようとしない。一方、姫の心を動かすことに成功したと信じた勘助は早くも次の戦の策を練るため信濃に向かう。姫の笛の音を耳にしながら旅立つ勘助。しかし、晴信と姫の寝所で起こっていたのは思いがけない出来事だった。それは、由布姫が脇差しで襲いかかっていた。


 三条夫人を良く見るようになったが、池脇千鶴が若いからかもしれないけど、お嬢ちゃんにしか見えないが、実際の三条夫人も若かったみたいやからそれはそれでOKか。



20話『軍師誕生』

 天文12年(1543)9月。武田勢は信州長窪城を包囲した。勘助は力攻めを戒め、策を用いて城を落とそうと謀っていた。家老・諸角虎定が勘助を正式に軍師として用いるよう晴信に進言する。晴信は城攻めが成功すれば勘助を軍師とすると決める。城に籠もっていたのは相木市兵衛を始めとする各地で武田に敗れた信州の豪族たちであり、その中に平蔵とヒサの姿もあった。しかし、その相木こそが勘助が城に送り込んだ裏切り者だった。武田勢は相木と呼応して瞬く間に城を落とす。策が当たった勘助はついに武田家軍師として認められた。しかし、武田家には気がかりなことが残っていた。由布姫が晴信に心底から従わないことであった。晴信に愛情を感じる一方で武田への恨みを捨てきれず姫は苦しんでいた。晴信は勘助に探りをいれさす、そこで由布姫は、勘助に言われた通りに、晴信との子を授かる準備はしているが、心は渡さぬ、しかし勘助になら渡せると言われる。


 城攻めの時の平蔵のヘタレぶりは情けない。軍師となった勘助の更なる活躍を期待。