11話『信虎追放』

 晴信は、弟の信繁、諸角虎定、小山田信有に父信虎の追放を告げるが、諸角虎定に反対されるが、弟の信繁が兄の晴信を信じてついて行くとの言葉をいう、それで諸角虎定は賛成にまわる。小山田信有は、今足元が乱れれば甲斐の国は他国に飲み込まれることを懸念するが、密かに家臣を統率している晴信につくことを誓う。晴信は母の大井夫人にも信虎の追放を告げる。母は父上を越えるのですよと晴信に言葉を送り、隠居を薦められるが出家することになる。信虎は駿河からの帰り、国境にたどり着くがそこには武田軍の兵士が弓をかまえて待ち受けていた。何事かとの信虎の問いかけに、晴信は信虎に、もう2度とこの甲斐の国の地を踏んではいけないと告げる。その周囲には、自分の名前信虎の虎を名前に使う家臣もいた、それに加えて信繁の顔も見えた。それを見て悟った信虎は、駿河から迎えにやってきた勘助等にすんなり同行する。駿河に向かう道中に信虎は、勘助と刀を交えることになる。勘助は、信虎に殺された自分の子供を身籠っていたミツのことを思い出していた。怒りに任せて信虎を斬りつけるかと思ったが、勘助と同行していた浪人に信虎は軽く切られて、駿河へ向かうことになり、後に出家して2度と甲斐の国の地を踏むことなく亡くなった。


 誰を信用していのか、身内である自分の子供にも裏切られるこの時代、何か好きになれない、この後武田信玄に名前を変えるまでの晴信はどんな経験をしていくのだろうか?



12話『勘助仕官』

 勘助は、武田家に仕官したく、板垣に謀を行い武田家に仕官したい思いを晴信に告げるが、晴信は勘助を使いこなしてみたいと思い迎えいれる。いきなり山本勘助晴幸と名を受け足軽25名をつけられ足軽大将という至れり尽くせりの待遇。家臣から馬鹿にされるが晴信が助け舟を出す。
 晴信が迎えいれた勘助を良く思わない家臣たちは勘助を試そうとし、拒むが逃げれない状態に追い込まれる勘助。


 念願が叶ったが、新たな試練が勘助を襲う、どう乗りきるのか楽しみ。



13話『招かざる男』

 家臣の原虎胤(とらたね)と、戦さながら勝負を強いられてしまう。晴信も真の戦として戦うように命ずる。勝負の当日、勘助の申し入れで、戦場が小舟の上になる。舟で勘助と虎胤はその小舟まで運ばれる、虎胤は勘助に先に乗り移れと言われ不意討ちをくらうが、勘助は刀で水面を斬り虎胤に目眩ましをし刀で小舟に穴を開け運ばれてきた舟に乗り移る。これで勘助が勝ったと訴える。これは果たし合いではなく戦と家臣は甘利以外すべて勘助の策を笑いながら認めることになる。そんな折り晴信の次男次郎(のちの龍芳)が疱瘡で失明してしまう。武田軍に追いやられた真田幸隆は、関東管領上杉家家老の長野業政から佐久へ出陣し武田軍から信濃を奪い返すと聞かされ士気が高まる。このことは、晴信の耳にも入る。


 家督を継いだばかりの晴信は、関東管領軍からも同盟を結んでいる諏訪家からもなめられてしまっているがどう対処していくか晴信の手腕が見ものだ。山本勘助と教来石影政は名コンビで漫才師みたいに感じた。真田幸隆の佐々木蔵之介と長野業政の小市慢太郎を見ると、昔よく舞台を見ていたので何か嬉しい。



14話『孫子の旗』

 やはり勘助を軍師の如く扱う晴信に不信感を抱く家臣が大井夫人に助言を求めるが、勘助は晴信の心中を察し発言をし、晴信の意を十分汲み取っていると家臣の一部も一目起き始める。諏訪と対立する高遠頼継に出兵を促す為に、勘助と教来石影政が遣わされ、ここでも勘助の策を試みる。その後、2人揃い諏訪へ向かう。そこで、諏訪家家臣の矢崎十吾郎の娘ヒサと一緒にいる平蔵に再会する。ヒサは嫁に出ることが決まっているが、ヒサは平蔵に恋心を抱いているが、下人との恋など許さないと言われる。御神渡りで勘助は、由布姫を見かける。あの姫の命は絶たねばならないと勘助は言った。その後、教来石影政を間者として諏訪に残し、勘助のみ躑躅ケ崎館に戻ると、疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如し。と言い新しい甲斐の旗を掲げる。家臣たちは雄叫びをあげ、血気盛んになる。


 あの風林火山の旗ができたのは、勘助が言ってた孫子の言葉がもとになっていたとは全然知らなんだ。今回も勘助と教来石影政の名コンビぶりが見れた。今後はそうそうないと思うが中々気の和むシーンなので期待してしまう。



15話『諏訪攻め』

 勘助と教来石影政が高遠頼継に出兵を促した甲斐あって高遠頼継は出兵の準備をする。これを聞いた武田軍も出陣し御射山へ本陣を構える。高遠軍はいっこうに出陣しない、このままだと諏訪と戦になってしまうが、晴信はどうしても避けたい。勘助は高遠軍を出陣させる為に策をこうじ、まんまと成功し勘助の思惑通りになる。さらに勘助は板垣信方と諏訪頼重のもとへ和議を申し立てに行く。ここでも勘助の話術で窮地を脱し、諏訪頼重は禰々と寅王丸を守る為に、武田のもとへ下る。


 今回の最後の方の勘助は、策略というか勢いで場を凌いだと思うが、かなり頭の回転が速く顔色一つ変えずに対処する所はさすがだと思う。さぞかし板垣信方も内心焦っていただろう。話は飛ぶが、佐藤隆太扮する平蔵が出るたびに『ROOKIES』の川藤先生を思い出してしまう。