8話『奇襲!海ノ口』

 武田晴信の初陣、信虎の信濃攻めの始まり、海ノ口城での戦い、真田家の食客で平賀家へ出される。この戦いから、山本勘助の兵法に通じた戦術を思う存分発揮するようになる。
武田勢は、相手方の兵力が自陣の半分と知り、力攻めで3日で落ちると信じていたが、勘助の戦術で城を落とすことができず焦り始める武田勢、雪が降り始め、甲斐へ引き返す武田勢だが晴信は少数の軍勢を連れ海ノ口城へ引き返し、信虎が8,000人で落とせなかった海ノ口城を、300人の手勢で城を落としてしまう。


 やはり市川亀治郎の晴信にちょっと違和感がある。今後武田信玄にちゃんとなれているのだろうか。
 若殿晴信と家臣板垣の間の信頼関係がすごく気になる。



9話『勘助討たれる』

 落ちた海ノ口城内で勘助は、晴信に成敗すると刀を構えられ、降りかざさるが、首で寸止めされ「偽軍師山本勘助の首撃ち取った」と命は助かるが、生き恥をさらすことになる。
 落とした海ノ口城内で、家臣板垣との会話で「父上に殺されとうない」と本音を言う。晴信が城を落として甲斐の国へ帰還するが、信虎に決まり事を守らなかった為に、叱責される。
 信虎は諏訪家に、晴信の妹禰々(ねね)を嫁がせる。いわゆる策略結婚である。信虎は諏訪頼重に頼重の娘由布姫を信虎の側室に出せと、諏訪頼重に命令する。 信虎は、晴信に今川義元のもとで礼法身に付け、生きた軍学を学ぶ好機になろうと駿河行きを命ずる。
 晴信は父信虎に謀反を起こすと家臣板垣に打ち明ける。板垣の命で駿河に使いに出された伝兵衛は、酒浸りになった勘助と再開する。


 仲代達矢扮する信虎が憎らしく思えて仕方がない、そこには愛なんかないんだろう。なぜそこまで晴信を憎むんだろうか?



10話『晴信謀反』

 板垣信方は、甘利虎泰、飯富虎昌(おぶとらまさ)の両氏を屋敷に呼び、晴信の謀反を伝え、晴信、信虎どちらを取るかという話になるが、結果晴信を支持することになる。
 駿河の今川家に信虎と晴信の書状が2通が届くが、その文面を見て晴信を支持することを決める。酒浸りになっている勘助の所に、以前食客になっていた庵原家の嫡男の庵原之政が兵法を指南役を頼みにきた、この時に、武田軍が小県(ちいさがた)へ攻めいったと聞き、勘助は小県へ向かう。
 そこで武田家家臣の飯富虎泰が教来石景政(きょうらいしかげまさ)晴信の謀反を知らせ、国とは脆いものじゃ、今こそ我らが親を選んで国を作る時だと晴信につくように説得しているのを聞いてしまう。
 小県の戦いが終わり、今川家からの返事が信虎に届き、嫁いだ娘嫁の顔を見に来て下さいと書かれていた。信虎は、何も知らずに、駿河に出かけて行く。
 今川義元は、信虎を誰が国境まで迎えに行くのか頭を悩ましていた。信虎の首に縄をかけて駿府に連れてこれそうで、殺されても惜しくはない者ということで、勘助が選ばれる。


やはり、武田晴信(のちの信玄)は後世に名を残す武将だけあって人の心をつかむ術は長けているし、またこの時点で実戦の経験も積んでいないのに、先まで見据えた行動及び言葉で家臣をまとめてしまうのは、さすが。
山本勘助も酒浸りになっていたが、自分が持っている兵法と持って産まれた運で困難を乗り越えてチャンスを掴んでいくのは、そうなるべくしてそうなっているんだろう。