鷲津(大森南朋)は、バブル経済崩壊後、ある事件をきっかけに「三葉銀行」を退職。その後渡米したのち帰国。投資ファン「ホライズン・インベストメント・ワークス」日本代表に就任し、ファンドマネージャーとして次々と日本企業を買収する「ハゲタカ」という異名を持つようになった。そして三葉銀行に資産流動対策室の室長であり、鷲津の元上司であった芝野(柴田恭平)と再会することになる。銀行がかかえるバルクセール(保有債権のまとめ売り)を売る側、バルクセールを買う側という様に…。その後、運命というかのように2人はぶつかることとなる。
更にドラマ後半には、鷲津が目指していた大手電機メーカーの買収(株式公開買い付け、TOB)に西野(松田龍平)が名乗りを上げる。西野はITベンチャー企業の社長であるが、実家の旅館「西乃屋」が鷲津の手によって売り飛ばされたことをきっかけに起業家に転向する過去を持つ。西野にとっては鷲津は目標でもあり、また宿命のライバルでもあった。
ドラマ『ハゲタカ』をいいから見なさいと言われ、何ヵ月か前にも、再放送あり、1話・2話は見たのだが3話以降を見るのを忘れてしまっていたが、友人より譲り受けたパソコンの中に、『ハゲタカ』全話が収録されているのでやっとみることができた。
大森南朋の演技がいいとは、耳に入っていたが素晴らしい鷲津という人間を演じてくれていたような気がする。
鷲津は、最初血も涙もないなどという風潮で話は進んでいくが、鷲津のやり方に反感を持っている者も、最終的には手を組んだり、誤解をといたりしていく、
鷲津と芝野共に元銀行員であったが、それぞれ銀行員をやめて別の道を進むが、何の因果か最後には、立場は違うものの同じ目的で、敵に立ち向かい守らなければならないものを守り抜いてしまう。
このドラマを通して、どの登場人物が1番人情があるのかと考えると、結局ヒール役を演じていた鷲津政彦が色々なことを考え献身的に生きていたと思える。
いいドラマだった。
大森南朋が出演している『チルドレン』というWOWOWドラマのちに映画化されていますがオススメします。
