2007年 日本 97分
監督:廣木隆一
出演:堀北真希、窪塚俊介、岩本千波、若松武史、吹越満、高岡早紀


 余命3ヵ月と宣告された女子校生のなぎさは、初恋の人・聡を捜してかつて暮らした町へと向かうが…。

とりあえず、堀北真希が出ているということで、チェックをしてみただけで、あまり期待はせずにみることにした。

しかし、監督が『ヴァイブレータ』、『やわらかい生活』、『M』の廣木隆一さんでわ。これ等の作品では大人の女性が主人公の作品。男の私だからかどうかわからないが、少し理解できなかった。でも監督男やしなあ。

その監督が堀北真希を使ってどんな話を作るのかなあ、大丈夫かなあと思いながら、鑑賞開始。

もう可愛いすぎ堀北真希、初恋の人聡の家に泊まらせてもらうことになるが、聡には結婚したい相手がいるらしい、

ある日、同じ部屋で布団を並べて寝ることに、なぎさは聡に手を繋いで寝ようとリクエストをして手を繋いで寝ることになる。

聡は幼馴染みのなぎさを妹感覚でしか見ていないのだろう。

 寝入った聡の方を向き、「覚えててね、この手の感触」と言う。目覚めると聡はいない、聡の洗濯物を取り込むなぎさ、聡のシャツをたたんでいる時に、たたんだ聡の匂いが染み付いたシャツの匂いをいとおしく嗅ぐシーンなんかは、聡を思う気持ちがよく表れていたと思う。

聡と人妻の恋を嫉妬いたわけではないと思うが、冷静な一般的な考えをぶつけるが聡は若いからそんなことを分かろうとしない、なぎさは「明日が当たり前に来るなんて思わないで、時間を無駄にしないで!」と言い、家を飛び出して行く。

不倫の恋なのだが、聡のとる行為はまったくのアフォーだ。不倫相手の子供がいなくなったからといって、不倫相手の夫の職場に乗りこんでいくシーンはバカ丸出し、ちょっと痛々しかった。

不倫が良いのか悪いのかは、一概には言えないと思う。この聡の場合は、悪いパターンである。若いから考えないといけない部分を無視して、相手のことしか考えていず、子供が誰と一緒に遊んでいる時が幸せかとか、相手の本質とかが全然わかっとらん。誰かを不幸にしてしまう可能性があることは良くない。

なぎさが泣きながら、バスの中でバスガイドの真似事をしながら思い出などを話すエンディングは、よく頑張っていたと思う。

この劇中に流れていた『ウスムラサキノ』、『SKY~青い空』という曲も、ピタっとはまっていたような気がした。

窪塚俊介がもう少し頑張ってくれていたら、もっとよかったかもしれない。