1995年 日本 139分

監督:崔洋一
出演:中井貴一、萩原聖人、名取裕子、小林稔侍、古尾谷雅人、西島秀俊、小木茂光


 直木賞を受賞した高村薫の同名小説をもとに描いた犯罪ドラマ。監督は「月はどっちに出ている」の崔洋一。暴力団の元組員・畠山が何者かに殺害され、警視庁の合田警部補が捜査を担当。その数日後、法務省の松井が畠山と同じ手口により殺害される。一見、共通点の無さそうな二人だが、捜査を進めるうち二人の間に、ある一人の弁護士の存在が浮かび上がる……。

井筒監督が暴力団元組員で出演したり、今は亡き古尾谷雅人が出演したり、13年前の寺島進が見れたも嬉しかった。

刑事同士の捜査段階の衝突、男臭くて良かった、いがみ合いながらも事件解決の為に、通じるものがある男の世界、

『マークスの山』のマークスとは、ある5人の登場人物の名字の頭文字を並べるとマークスになる。

萩原聖人扮する水島は悲しい境遇で、マークスの悪事を暴こうとするのだが、最後は雪山山頂で遺体となって発見される、ありえないことだが、遺体の目からひとすじの涙が落ちるというエンディング。

多分この映画は、原作を読んで自分の頭の中で想像していたほうがよかったのかもしれない。