2004年 韓国 117分

監督:イ・ジェハン
チェ・チョルス:チョン・ウソン
キム・スジン:ソン・イェジン


 「MUSA -武士-」のチョン・ウソンと「ラブストーリー」「四月の雪」のソン・イェジン共演による切ない純愛物語。難病に冒され少しずつ記憶を失い、愛する人さえも頭の中から消えていく運命にあるヒロインと、そんな彼女をまっすぐな気持ちで受け止め支え続ける夫との不滅の愛を美しく感動的に描く。社長令嬢のスジンは妻ある男性と不倫の関係にあったが、ついに破局を迎える。その夜、傷心のまま彷徨っていた街で一人の男性チョルスと出会う。その時は気づかなかったが、彼こそスジンの運命の人だった。再会した2人は、ほどなく恋に落ち、結婚するのだが…。


この映画好きです。早く見ておけばよかったと後悔。ラブストーリーに不治の病を足したお話。


 前半はゆっくりと時間が流れ、スジンとチョルスの幸せいっぱいの場面、後半は徐々に病気が進行していき現実に苦悩する場面がだった。


最初の方のシーンで、スジンが、お父さんに頼み内装工事の職人を手配してもらい、エレベーターの前まで同僚と迎えに行く、そこから降りてきたのは、腰道具を片手持ったチョルスだったが、目をくりくりさせて後退りして、廊下の奥に隠れてひょこっと、同僚と現場に進むチョルスを見るシーンには、久しぶりにやられてしまった。めちゃくちゃ可愛いかった。可愛いだけじゃなく、自分の意見を持ち、思い切りチョルスにぶつかっていく心の強いスジン。


いくつも、印象に残るシーンがあった。「人を許すことは難しくないわ、許しは心の部屋を1つ空けること」と言いながらチョルスが憎んでいるお母さんのことを許すように説得するシーン。


その後、チョルスがお母さんに会いに行き、借金を肩代わりし、一文なしなった時、屋台でトランプゲームをして、チョルスを慰める健気なスジン。もうこれで、オッサンはスジンにメロメロになってしもたわい。


スジンがアルツハイマーを告知されてからはクライマックスまでは、堪えきれずに何度も涙した。アルツハイマーも進行して行く、そのうちチョルスのことを、昔の不倫相手の名前で呼び「愛してる」と言ったり、結婚していることも忘れるようになってしまう。


一瞬だけ記憶が戻り、チョルスに対してのありったけの思いを書いた手紙を置いて姿を消してしまう。ここからチョルスが取った行動には後悔の気持ちを残したくないのというのと、もう俺はみんな許した見てくれスジンみたいだった。


最後のコンビニのシーンはぐっときた。いい映画でした。