2005年 韓国 132分
監督、脚本:パク・クァンヒョン
リ・スファン(人民軍将校):チョン・ジェヨン
ピョ・ヒョンチョル(韓国軍将校):シン・ハギュン
ヨイル:カン・ヘジョン
韓国で2005年度の興行成績第1位に輝いたヒューマン・ファンタジー・ドラマ。1950年代の朝鮮戦争を舞台に、山奥の不思議な理想郷に迷い込んだ敵対する兵士6人が、村人たちののんびりしたペースに癒され人間性を取り戻していく姿をユーモアを織り交ぜ感動的に綴る。山の奥深くにある不思議な村“トンマッコル”。ある日アメリカ人パイロットのスミスが操縦する飛行機が不時着する。その後、道に迷った韓国軍兵士2人と人民軍兵士3人もそれぞれ村にやって来た。村で顔を合わせた両軍兵士は、武器を手に一触即発の状態に陥るが…。
韓国映画の戦闘のシーンというのは、いつみても迫力があるなあと思う。
『シルミド』、『ブラザーフッド』を見た時、あまりのリアルさに驚いたのを覚えている。
トンマッコルとは、子供のように純粋な村という意味。
確かにここの村人は、子供から大人まで人を疑うことを知らない純粋な人達ばかり、
戦争が起きているということするら知らない。
村人達は、自分達を間に挟み一触即発ムードの韓国軍兵士と人民軍兵士など、
我関せず、動くなと言われても、トイレに行ったり、子供は無邪気に走り回ったり、
挙げ句の果てには、手榴弾のピンは抜かれるは、何とも間の抜けた状態、
何日間かのにらみ合いが続き、疲れた人民軍兵士が手榴弾を落としてしまう、
一斉に伏せるが、韓国軍兵士の1人がそれに覆い被さったが、結局不発だった。
韓国軍兵士がそれを後方へ投げる、それが納屋の中に転がって爆発してしまい、
納屋がぶっ飛んでしまう、
納屋に貯蔵されていた穀物が空中で芽を出しそれが雪のように降り注いでくるシーンは
心揺さぶるいいシーンだった。
その後もいがみ合いは続くが、猪が襲ってきて、女の子を助ける為に皆で助ける、
このことで打ち解けていく、双方軍服を脱ぎ村人と同じ格好をし共同生活を始め、
不時着したパイロットはス・ミスと名付けられ、束の間戦争中だということを忘れる。
一方連合軍ではスミス大尉救出作戦が進んでいる。
救出部隊がパラシュートで降下してきて、トンマッコルを敵陣と勘違いする。
みんなでそれをやっつけてしまうが、流れ弾でヨイルという少女が亡くなってしまう。
悲しみに暮れる暇もなく、再び軍服を着て韓国軍兵士、人民軍兵士、
パイロットは村を助ける為に協力して行動する。
爆撃誘導という作戦をとる、韓国軍兵士と人民軍兵士の5名で行う。
見事に成功する、最後は空から無数の爆弾が落ちてくる中、
彼は笑顔になりトンマッコルを守れたという達成感で爆撃を受け亡くなる。
もともと同じ民族なのだから、気持ちは通ずるものはあるはずだが、
国家元首の意向で分断されている北と南、北と南の兵士が絆を深める映画は、
イ・ビョンホン、ソン・ガンホが出ていた『JSA』でも見たが
、南北統一を望んでいる人が多くいるんだったら、早く統一できたらいいのになあと思う。
複雑な問題はあるかもしれないが。
韓国軍将校役のシン・ハギュンと人民軍将校役のシン・ハギュンは、
見覚えあるなあと思っていたら、シン・ハギュン(市川染五郎似)は『JSA』では、
北朝鮮兵を演じて韓国の助演男優賞を受賞したらしい、
人民軍将校役のチョン・ジェヨンは『シルミド』でソル・ギョングと一緒に
金日成暗殺部隊のリーダー的役を演じていたのを思い出した。
この映画の二人は、すごく熱い人間で男臭く、
ものすごく見ていて応援したくなる将校を演じていた。
なんかこれから、今になってMY韓流ブームがきてるのかも。