2003年 アメリカ 137分
監督:クリント・イーストウッド

ジミー:ショーン・ペーン
デイブ:ティム・ロビンス
ショーン:ケビン・ベーコン
ホワイティ:ローレンス・フィッシュバーン


 同名のベストセラー小説を、クリント・イーストウッドが映像化したサスペンスドラマ。少年時代を共に過ごした3人が、25年後、殺人事件をきっかけに、警察、被害者の父親、そして事件の容疑者という立場で再会を果たす。


まず、ショーン・ペーン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコンの3人が同じ作品に出るなんて、見る前からワクワクしていた。見終わった今、この映画は、私のオススメリスト上位に入る作品になった。


監督のクリント・イーストウッドは俳優でもあるが、監督を始めてからもいい作品を取り続けている。『ミリオンダラーベイビー』を見た時は、色んなことを考えて涙した。また『スペース・カウボーイ』を見た時は、俳優としても渋いなあと思った。すごく器用な人間だなあと思った。


この映画で1つ感心したのは、影と口元だけで表現したシーンがあった。ケビン・ベーコン扮するショーンには、妻がいるが家を出てるみたいで、何度かショーンに電話をかけ、何か言いたいそうにするが言えなく、いつもショーンだけが喋って電話を切るシーンがある。どのシーンも妻は、口元だけしか映らないでも、何か伝わってくるものがある。そのうち1つは、壁に映る妻の顔のシルエットが数秒間あり、そのシルエットの口元が何か言いたそうにもぞもぞとしていて、もどかしさが伝わってきた。クリント・イーストウッドの演出もなかなかやなあと感心させてもらった。


ティム・ロビンスのトラウマを持った男、ショーン・ペーンのやんちゃくれの男、ケビン・ベーコンのちょっとドライな男、どれを取ってもさすがとしかいいようがない、3人共にどこかおどおどした目、怒りに満ちた目、沈着冷静な目と、目力がすごかった。


クライマックスは、なんとも言い難い感じですが。いい映画でした。オススメします。