2006年 日本 130分
監督・脚本:天願大介
  ミチル:田中麗奈
 アキヒロ:チェン・ボーリン
  ハルミ:井川遥
  カズエ:宮地真緒
  佐野史郎、波岡一喜、岸辺一徳、佐藤浩市


 人気ミステリー作家・乙一の同名原作を「がんばっていきまっしょい」の田中麗奈と「藍色夏恋」のチェン・ボーリン主演で映画化したミステリー・ロマンス。警察に追われる青年が、一人で暮らす盲目の女性の家に逃げ込んだことから始まった2人の奇妙な共同生活の行方を描く。交通事故が原因で視力を失ったミチル。最愛の父を病気で亡くして以来、一人の生活を送っていた。そんなある日、孤独な青年アキヒロが、殺人事件の容疑者として警察に追われる身となり、ミチルの住む家へと忍び込んでくるのだが…。


私自身あまり見たくないシーンがあった。印刷工場で働くアキヒロを会社の同僚達は、中国人と言い差別の目で見ていじめるシーンと、。親友のカズエに促されて杖をついて外出するミチルが、車にクラクション鳴らされ、横断歩道で立ちすくみ、横断歩道をやっとの思いで渡ったら、走ってきた自転車の兄ちゃんに杖を折られ、あげくに「邪魔なんだよ」と捨て台詞を吐き捨てられる。こんなシーンを見ると凄く胸が痛む。


アキヒロの職場の同僚は、みんな最悪な奴等でアキヒロを露骨にいじめる先輩役を佐藤浩市が演じているのだが、見ていて陰険さ100%ですごくムカついた。なんでこんな役を佐藤浩市にやらせたのか疑問?


アキヒロが最後に「俺は俺の居場所を探していたが違った、場所ではなく俺の存在を許してくれる人間が必要だった。」と言う。この映画のメッセージなのだろう。 田中麗奈の目が見えなくなった女性の演技もよかった。 結末が想像できなかったが、そうなるんかあみたいな感じだった。