『パッチギLOVE&PEACE』


2007年 日本 127分




監督:井筒和幸
アンソン:井坂俊哉
佐藤政之:藤井 隆
キョンジャ:中村ゆり
野村俊作:西島秀俊


 1974年、アンソン(井坂俊哉)は病気の息子の治療のため、一家で京都から東京に移り住む。妹のキョンジャ(中村ゆり)は芸能プロダクションにスカウトされ、甥の治療費を稼ぐために芸能界入りを決意する。彼女は先輩俳優の野村(西島秀俊)と出会い、彼に恋心を抱く。


1作目は、アンソン、高岡蒼甫、キョンジャ、沢尻エリカが演じていた。1作目見て高岡蒼甫が中々いい芝居をしていたので、注目していたが、以後映画『クローズZERO』、ドラマ『交渉人』そして今もドラマ『ルーキーズ』に出演して活躍中。すごく脇で存在感をだす不思議な役者である。奥さんは、宮崎あおいである。

1作目のやんちゃくれの高岡アンソンのイメージが強かった為、この作品の井坂アンソンは、全く違って見えた。1作目の沢尻キョンジャより今回の中村キョンジャの方が差別と戦いながら可愛いらしく、弱々しく見えるが心が強いキョンジャを演じていたと思う。
ナイスキャラは、藤井隆が演じる佐藤だ。終始場を和ましたり、引き締めたりといい存在感だった。

 バットキャラは西島秀俊が演じた野村俊作。西島秀俊がどんな役で出てるのかなあと思っていたが、もう最悪の女たらし、キョンジャとのベランダのシーンで言った台詞には辟易した。また帰ろうとしているキョンジャを引き留めようと言った台詞も、「お前はガキかあ」と呟いてしまった。
今回は合間に、招集令状で集められたが、戦火を逃亡するお父さんのシーンが挿入されていて、最後のキョンジャの台詞につながっていく構成だった。

出演陣も手塚理美、風間杜夫、村田雄浩、杉本哲太などが脇役ででている。

ストーリーは、ちょっと無茶苦茶なところもあるけれども在日朝鮮人であるが為の差別、苦悩などが描かれ、家族が結束して苦難を乗り越えていこうという前向きな映画だと思った。