たまたま深夜にやっていた『ミリオンダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンクの悲しみのヒロインの演技を見て凄みを感じた。
この映画では、凄くチャーミングな先生役を演じていた。弁護士を目指していたが、子供を法廷で弁護する時はもう手遅れ、教室で救うべきだと思い教師になった超真面目な国語教師という設定。
人種差別が撤廃された学校を選んで赴任するが、人種差別が撤廃された学校だから色々な人種が集まり、逆に学校内で、暴動が起きたりして無秩序状態で人種同士でグループに分かれて、お互いにいがみ合っている状態。
ある日授業中に黒人生徒を誹謗中傷するスケッチが回される。先生はこれは流して授業は出来ないと、思いホロコーストのことや、自分の意見を言う。真正面から生徒に向き合った。
生徒に「銃をむけられたことのある」と質問すると一人を除きみんな手を挙げる。それにショックを受けるがそこから彼女の挑戦が始まる。生徒に日記帳を渡し毎日何でもいいから書くようにと試みる。この辺りから生徒たちが先生を見る目が変わっていく。
日記帳が書かれ、皆のそれを読むと、生徒たちの正直に心のうちが記されていた。父親に相談するが「割りきってやれ」と言われるが、余計に頑張ってしまう。
自らバイトをして、生徒に本を与えたり、ホロコーストの資料館に連れて行ったり、アウシュビッツ収容所の生き残りの人の話を聞かせたりする。先生のこういった行いが、クラスをまとめる結果になる。また生徒に読ませた『アンネの日記』がすごい反響を巻き起こす。生徒たちの頑張りで、アンネをかくまっていたヒースさんを学校へ招くことができ、話を聞くことができる。
そこから生徒たちは、更に変化を求め変わって行く。ある女生徒は、偽証を迫られていたが、自分に正直になり、偽証はせず正直に証言する。
生徒たちの為に奔走する先生だが、夫のほうが耐えられずになってしまい。夫と離婚することになる。
学校のしきたりで、新米教師は3年生を教えることができなくなると聞き生徒たちは悲しむ。残り少ない時間で、生徒たちの日記を出版しようと考える。
教育委員会との話し合いが持たれ生徒が卒業まで教えれることになり、日記の出版も無事できた。
1人の行いで、みんなをいい方向へ導くというのは、並大抵の精神力ではできないそれを実現させた、この先生は大したものだ。
いい映画でした。
