松たか子を見ると思い出す友人が確か、『この映画いいよ』と言ってたが、機会を逃してしまったので、本日泊まり勤務なので、暇なので拝見した。
1994年の話で、フツ族の政府は30年来、少数派のツチ族を迫害していた。ヨーロッパの圧力でツチ族との政権分担に同意するが、国連は平和監視の目的で首都キガリに小隊を置き監視するが、ルワンダ大統領がクーデターにより、暗殺されてしまう。暴動が起き、ツチ族の陰謀説が流れる。フツ族によるツチ族虐殺が始まる。
青年教師ジョーは、この状況をテレビで流そうとして、知り合いのジャーナリストとカメラマンを避難所に連れて向かう途中で、暴徒化したフツ族らしき一団に車から引きずり下ろされ危うく殺されかけるが、学校で働いていた、フツ族のフランソワが現れ事なきをえるが、その手には、血の付いたナタが握られていた。その後の避難所への道中に虐殺されたツチ族の死体が無惨に転がっていた。
ジョーは、心を痛める。クリストファー神父も、知り合いの神父が教会で殺されたと聞きショックを受ける。
避難所の子供に薬が必要だとのことで、クリストファー神父自らが、薬を買いに行く、その薬局らしき所でも、その薬が必要なのはフツ族かツチ族かを聞かれて、嘘をついて薬を手にいれる。心配していた修道院の様子を見に行くが全員殺されていた。
フランス軍がやってきたが、白人だけをトラックに乗せて避難して行く。避難所のフェンスの破れている所から、外へ出て別のところへ避難しようといた人間は、潜んでいたフツ族の民兵に殺されてしまう。さらに赤ん坊を抱えた女性が刺され、赤ん坊が首をはねられるのを見てさらに青年教師ジョーは、ショックを受ける。
そうこうしている間に、避難所に基地を置いていた国連軍に撤退命令が出て去って行く。その中には、青年教師ジョーもいる。クリストファー神父を見つけて歩みより、「あなたは、なぜ行かない」神父は「私の愛も魂もここにある。今行けば二度と見つからない。何事にも全力を尽くせ」とジョーに言う。ジョーは涙しながら去って行く。
護衛がいなくなった避難所に、民兵が突入して行く、クリストファー神父は、トラックに子供を積み避難を試みるが、フツ族の顔見知りに、トラックを止められ、神父は射殺される。トラックに乗っていた子供たちは、神父が射殺される前に逃げ出し無事だった。
この虐殺で80万ものルワンダ人が亡くなったそうだ。この映画のエンディングに、この事件に遭遇しながら、生き残り映画製作に協力をした人の写真が出てくるが、どの写真も笑顔だった。しかしそれと同時にどんな被害にあったかも字幕で説明されていた。それは、とても耐え難いと思うような内容だったが、みんな笑顔で生きている、彼らを見ると、恵まれた状況で生活している、自分のちっぽけな悩みなんか、悩みではないと思える。日々全力で生きてもっといい行いをしていかないとダメだなあと思った。