雨の日曜

掃除と洗濯を済まし雨でやることもなく昼からビッグエコーへトランペットの練習へ行くまでの数時間の過ごし方

 

ベートーヴェンの交響曲を聴きたいと思う。形見のステレオを鳴らしてあげないと、、、CDは第九しか持っていないので他を聴いてみたいと思いBOOK-OFFへ。掘り出し物CDがあれば最高なんですが、、、

 

最寄りBOOK-OFFはクラシックの品揃えは少ないんですが、流石ベートーヴェンはそこそこありました。その中の10枚組が6,000円、手に取ってみると内9枚が未開封。ということで聴いて貰えてないのかとCDが不憫に思えてしまい購入

 

10枚組の1枚、ヴァイオリン・ソナタの第5番ヘ長調作品24(春)と、第9番イ長調作品47(クロイツェル)が収録されるCD(CD10)のみ開封されてました

 

2枚目(CD2)を聴いてみることに、交響曲第7番イ長調作品92と交響曲第5番ハ短調作品67(運命)を収録。録音は1987年でオーケストラは“ウィーン・フィル・ハーモニー管弦楽団“。指揮は“クラウディオ・アバド“氏

 

(写真はWikipediaより拝借)

 

CDを聴きながらネットを確認。“クラウディオ・アバド“氏は1933年イタリアはミラノの音楽一家に生まれた。父の“ミケランジェロ・アバド”氏はヴァイオリンの名教育者だったみたい。自分が生まれた1968年に35歳でミラノ・スカラ座の指揮者になり1972年に音楽監督、1977年に芸術監督へ就任

 

イギリスでも1979年46歳で“ロンドン交響楽団”の首席指揮者、1983年に音楽監督へ就任

 

1986年53歳で“ウィーン国立歌劇場“の音楽監督へ就任。聴いているCDはその翌年に指揮をした時のものだと分かりました。その後、1990年57歳で“カラヤン“の後任として“ベルリン・フィル・ハーモニー交響楽団“の芸術監督へ就任。1992年私が就職した年には初来日されています。2002年69歳まで同監督として在任。2006年に“ルツェルン祝祭管弦楽団”と来日され“サントリーホール“でも公演を行った様です。その後、2014年80歳でイタリア ボローニャのご自宅で胃癌によりご逝去されています

 

偉大な指揮者の人生に思いを馳せながら素晴らしい演奏を堪能できるということは素晴らしいことです。実は私、交響曲第7番イ長調作品92を聴いたことがなかったのですが、“ベートーヴェン“が41歳の1811年から1812年に作曲した交響曲

 

リズム重視の曲想で“ワーグナー“はこの曲を舞踊の聖化と絶賛している一方、“ワインガルトナー”は「他のいかなる曲よりも精神的疲労を生じさせる」との評価で評価が分かれるのは面白いですね。第二楽章が好きになりました音符

 

“ベートーヴェン“

『交響曲第7番イ長調作品92』