連休を総括する。

 

ほぼやりたいことは出来たかなと思う。大きな行事として母の一周忌法要、お墓参りもできて良かったと思います。ブログに書いていませんでしたが、一周忌法要でお寺の住職さんのお話について。

 

浄土真宗は仏縁を大事にする宗派ということで、今回の様な仏事、、、仏様あっての仏事ですが、仏事を通じ親戚や縁者が集まることが大事ということ。浄土真宗は開宗された親鸞聖人が誕生してから850年、また開宗し800年にあたる年で住職さんも京都の本願寺に慶賛法要で行かれたとのことでした。

 

親鸞聖人は90歳で入滅されたみたいですが、遺体を川に流し魚の餌にする様にとお弟子さんへ仰った様です。が、お弟子さんは荼毘に付し遺骨を本願寺の地へ納められた(親鸞聖人の教えを理解されていたので)。本願寺へ参拝するということは仏縁を大事にするということに繋がります。

 

恥知らずな話になってしまいますが、母が亡くなるまで、お墓参りをしたいとか、ご先祖様を大事にしないととか、その様なことを実感とし感じることがありませんでした。親類・縁者はいても広島から離れていることを口実に法事等へ参加しなかったというのが、これまでの自分でありました。

 

母と父がお墓に入りようやくお墓参りをしたいという気持ちが心より湧いたことが大きな変化でもあります。気づくのが遅すぎたかもしれません。この1年いろいろあり法事で住職さんの説法が何度も聞けて良かったと思いました。都度、法事を段取って頂いた兄に対しては感謝の気持ちしかありません。これからの人生は積極的に法事へ参加し仏縁を大事にしていきたいと思います。

 

広島からUターンの日ですが、空港へ向かう途中、両親の眠るお墓へお参りし挨拶してから戻ってまいりました。なぜだか分かりませんが、お墓の前に立ち線香あげ両親の冥福を祈っていると不思議と体が動かなくなりました。暫くの間、じっとしてから深々と一礼してお墓を後にしました。

 

次は父の初盆の法要で帰省する予定になりますが、今からお墓参りを楽しみにする自分がいることに驚きを感じています。

 

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“姫神”

遠い日風はあおあお

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