たくさん書きたい事はあるのですが、今日は、本当に美味しい中国のB級グルメを紹介したいという情熱と共に・・・

巴比馒头の香辣粉丝包をご紹介。

B級グルメって、海外で生活にするにあたり、楽しみの一つです。
留学中や、中国で仕事していた頃は、よくローカルの友達や同僚とB級を思う存分楽しんでいたのですが、結婚して家庭におさまり、年齢も30代になりました今、どちらかというと高級な肉まんに心ひかれるようになってきてしまってはいるものの・・・B級な肉まんは、やっぱりウマイのです。

ちなみに結婚するまでは、私の肉まんランキングで、この包子は上海一だ!と思っていましたが、
今の上海一は夏宮の叉焼包であります・・・(値段の差はんぱないです。)

巴比馒头とはチェーン展開している、いかにもB級な肉まん屋さんです。
バービーマントウという名前の響きが、なんとも可愛い。
ローカルな雰囲気の通りを歩いていると時々見かける、小さな間口のお店。

以前、同僚が私のために美味しいからと毎日朝買って出勤してくれて出会ったこの香辣粉丝包。
「なぜ春雨。。。がっつり美味しい肉まんの方がいいのに・・・」と心では思いつつ食べたら・・・!!

同じように「肉」が好きそうな主人も、一度食べてもらったら気に入ってくれましたし、
きっと日本人は好きな味付けなのだと思います!

ちなみに、そう思って巴比以外で粉丝包を食べても、おいしくないです。。。
(ちなみに、同じ巴比でも、味付けが若干違うような?でも、どこで食べても基本美味しいです)

以前は、人民広場近く(延安路×西藏路)あたりの巴比か、威海路×重庆北路あたりの巴比利用でしたが、古北に引っ越して来てからは、行動範囲に巴比無く、久しく食べてませんでした。

先日、友人のちーちゃんに衡山路エリアを案内してもらい遊んでいたら、乌鲁木齐路×复兴路あたり(アボカドレディの向かい付近)でも発見、一口食べて巴比熱再来!ちーちゃんも美味しいと言ってくれました。そして古北エリアにないか調べたら、宋园路にありました!

場所は宋园路×古羊路の交差点角です。




今朝、行ってきました。(肉まん屋は、やはり朝が楽しいですな!)



肉まんは、豆浆と一緒にいただくのが、ツウです。なかなか、美味しかったです!



香辣粉丝包は一個1.5元であります。

宋园路までの往復は、富贵路をゆったり散歩しました。本当に好きです、あのカーブした部分。
緑が実に美しい・・・富贵カーブの東側の黄金城道も、良いですな、並木道が。
そして、ふらりと富贵ガーブの下っ側にある、いかにも上海セレブ御用達的なカフェに入ってみました。


↑なんか、いかにもな上海セレブが写り込んでしまいまいした。客層は、まさにこんな感じっす。

富貴東路89号のCoffee Placeというこのお店。
コーヒーが有名みたいですが、私は芦荟乌龙茶(アロエ烏龍茶)にしました。

グラスにアロエと、烏龍のティーバッグが入っただけなのですが、とても美味しかったのです!こんな組み合わせがあったとは!



アロエの若干の甘みと、薄めな烏龍茶が合います。実にさっぱり、おいしくいただきました。

そしてそして驚きなのが、このお店にも、あのクッキーが売っているということ!!
(あのクッキーとは、GREEN&SAFEにある、アノ、私達が今はまってるアノ、ごつごつしたクッキーです。きっとファンは多いはず!)
GREEN&SAFEでクッキーを入荷する曜日は決まっている(月、水、金)ので、タイミングを逃すとだいたい私の好きなチョコクッキーは売り切れ。今日は木曜日なので絶望的。でも食べたい。そんな時に、こんな静かな富貴カーブで、チョコ味のみが売られているなんて!!もちろん、5個、がっつり購入いたしました。シアワセ。

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お世話になっております、GREEN&SAFE高島屋店。

最近、美しい女性の間で話題のココナッツオイル。



私もついに買ってみました。GREEN&SAFEというセンス良き店が近所にあるというのは、なんとも癒されますし、勉強になります。

”美”から遠い人生を送ってきた私。
モデルよりもキョンシー、留学は欧米よりもアジア、フレッシュサンドイッチよりもマクドナルドを
好む人生だったのですが、(だから十代で単身中国へ渡ってしまったのだが・・・)

出産してホルモンバランスが変わったからなのでしょうか、
出産後、性格がまるくなり、オシャレなものが無性に素敵に思えてしまうようになったのです。
(でも、やっぱりキョンシーはすき。)

それにしても、GREEN&SAFEの食材コーナーは見事です。さすが台湾系のお店、センスあります。
ぱっと見、オシャレな欧米のオーガニック素材が並んでいるような雰囲気ですが、実はあそこに並ぶ厳選されたアジア食材に本物の彼らの実力を秘めてる気がします。センスに脱帽。
中国の厳選された良いものにマニアックでありたい私にとって師匠的存在です、こちらのバイヤーの方。
最近は売られなくなってしまっていましたが、昨年あたりまでは、台湾の調味料も種類豊富で、先日紹介した魯肉飯で書かせない紅蔥酥が油につかった瓶などもあったり。
今、一番欲しいのは、棚の一番左下に鎮座している金華ハム!本格スープを煮込む際には欠かせない食材の王ですな。高いからまだ手出せてません。

で、今、GREEN&SAFEに上質な、オーガニックエクストラバージンココナッツオイル売ってます!
(上の写真が、GREEN&SAFEで買ったオイルです。可愛い瓶ですよ。フィリピン産です。)

純度の高くないココナッツオイルは、逆に体には悪いそうなので、良いものを買わないといけないみたいですね。まさか上海で簡単に手に入るとは。グリーンアンドセーフが厳選したブランドということで、安心してこれを選びました。
(高い!200元超え!旦那にはヒ・ミ・ツ)

ちなみに今、食材200元以上の購入で、美味しそうな白葡萄ジュースをプレゼントしてもらえますので、気になった方は是非(授乳中なので、これをワインだと思って楽しむ予定)。


ココナッツオイル、好き嫌いあるんだろうけど、私は結構好きです。いわゆる、想像するココナッツの香りがもろにきます。ココナッツオイルのオシャレな摂取方法は、検索するといろいろあるみたいですね。私はとりあえず、コーヒーに入れてます。

最近はもっぱら、「育児の疲れはグリーンアンドセーフで癒す」日々。

ちーちゃんの教えてくれたチーズケーキは、自分の想像するチーズケーキよりもずっと甘さひかえめで、クッキー部分のしゃりしゃりがたまらない!


キャロットケーキ。全体の美味しさのまとまりがいい!

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古北に住む喜びの一つ、そう、すぐそこにミルクティー屋があるという喜び!

以前南京西路エリアに住んでいた時はチェーン店のHappy Lemon(オレオミルクティー激うま)が
多かったんですが、古北ではやはりここですね、黄金城道(×銀珠路)の”幸福森林”。

いつも多くの日本人、外国人、中国人であふれているので、私以上にミルクティー通の方はたくさんいらっしゃるとは思うのですが、

毎回私がトッピング等ちょっと凝ったことをして注文すると、結構列に並んでる方が興味を持ってくれて、注文方法等聞かれたりすることがあります。(韓国の方に聞かれる率高し!)

また、列の近くにいる日本の奥様、結構皆様緊張した面持ちで、普通のタピオカミルクティー(珍珠奶茶)を頼む方がほとんど。(盗み聞きして申し訳ない)

「ミルクティー屋でいつもと違う自分に生まれ変わりたい」「でも、殻から抜け出せない」、「いい加減タピオカには飽きた」「けれど失敗は怖い」、はたまた「暖かくなってきたしテンションの高い飲み物飲みながら歩行者天国楽しみたい」、「そもそも一体どんな飲み物があるの?」という方のためにすこしでもお役たてればと、
ミルクティーレポート、はじめます。

ブログ村に参加してから、多くの方にご覧いただけて感謝です。
もともと
1、最近自分の話す日本語が怪しくなってきているので、執筆の感覚を維持するため、、、
2、楽しかったことを、何にも記録していないことに気づいてしまったため、、、
3、親友のちーちゃんと、のんちゃんがよくブログを見ているらしいので、そんな彼女達の気を引くため、、、
にはじめたブログですが、沢山の方に読んでいただけるようになったので、少しでも何かの形でお礼の気持ちを伝えたく・・・

私が体を張って、毒味します!!!
気になるミルクティーを片っ端から飲んでいきます。
皆様がより美味しいミルクティーと出会えますように・・・
そして失敗せぬよう私が盾になり、皆様の昼下がりミルクティータイムがより安心且つ挑戦的になりますように・・・


第一弾。

蒸し暑い日にサラサラ飲める爽やかミルク烏龍

乌龙奶茶
甘さ:微糖 ※1
トッピング:胚芽 ※2
総合評価:7点(10点満点中)
コメント:普通のミルクティー(紅茶ベース)と違って、烏龍ベースはほのかな苦みがあり、さっぱりした味、後味も爽やか。”スイーツ感”は欠けるので、喉が渇いている時、ごくごく飲みたい時におすすめ。
こっくりした”スイーツ感”があまり無い風味なので、トッピングはモチモチしたタピオカではなく、さらさら邪魔にならない胚芽にして、「蒸し暑い日にサラサラ飲める爽やかミルク烏龍」をテーマにしてみました。
色は、紅茶ベースより白くて、見た目からしてすっきり涼しげなかんじです。(下の写真の左が烏龍ベース、右が紅茶ベースの普通のタピオカミルクティー)

中国語の注文方法

我要一杯冰的乌龙奶茶,加胚芽,微糖,谢谢! ※3
(wo3 yao4 yi4 bei1 bing1 de wu1 long2 nai3 cha2 , jia1 pei4 ya2 , wei1 tang2 , xie4 xie)


※1:私は甘さ30%の微糖好きなので、今後のレポートもたいてい全部微糖になるかと思われます。
お好みで無糖(无糖 wu2 tang2)や甘さ50%(半糖 ban4 tang2)と言って調整してください。
甘さについて何も言わなかった場合、基本甘さ100%で作ってもらうことになります。日本人には若干甘すぎるきがいたします。

※2:私は胚芽好きです。何にも胚芽を入れたがる傾向にあるのでしょっちゅう登場してしまうかもしれません。旦那曰く、「コーッとなるからイヤ」だそうですが、麦の香ばしさ、お好きな方は結構はまるのではないかと。

※3:私はネイティブではないので、中国語はあくまで参考までにお願いします。しかも最近、広東語のことばかり日々考えているので、文法の並びが若干広東風になってしまっていることもあります。注文の際最後に謝謝をつけないと、なんだか落ち着かないのは、広東語の習慣(広東語で注文する場合、語尾に”唔該(謝謝と同じ意味)“をつける)からきたもので、果たして普通語でつけるべきなのかどうなのか、いまいち自信ありません。が、必ず通じますのでご安心を。

これから蒸し暑い日が始まりますね!是非皆様も、さっぱり烏龍ベースのお茶を飲んでみてください~


旦那はいたって普通のタピオカミルクティーを注文。
私一人の孤独な挑戦が、今はじまった・・・

最後に、幸福森林の回し者ではございません_ _

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駐在員や留学生、長期滞在者の間でよくある話題
「中国にいるうちにやっておいたほうがいい事って?」

中国に来て11年と少々、色々な「やっておいたほうがいい事」をしてきましたが
(内モンゴルで乗馬しておいたほうがいい!漢方薬を嗜んでみたほうがいい!など)、

このたび、胸を張っておすすめしたい、ちょっと粋な情報について書いてみたいと思います。
「しておいたほうがいい!」というよりも、どちらかというと、「やっておくと、ちょっとツウなかんじ」、「やっておくと、渋くてかっこいい」といったかんじでしょうか。

※↑”ツウ”って死語でしょうか?ただ、ほんとに”ツウ”なかんじなんです。

普洱生茶の茶餅を買って、
書斎の本棚に立てかけておいたほうがいい
です。

もう、これ最高です。本棚を通り過ぎるたびに、その渋さに胸がわくわくするんです。


中国といえばお茶ですが、その中でも雲南省の普洱(プーアル)茶は有名です。
皆様、プーアル茶と聞くと、深い香りで色の濃い、悠久の歴史感じる”あの”プーアル茶を連想されると思うのですが、実はプーアル茶には大きく分けて二つ種類があるらしく、

あの色の濃いのは普洱熟茶
そしてもう一種、緑茶のような薄いお色の普洱生茶があるというのです!

広東式飲茶をいただく際、私はいつも茶色いプーアル茶をチビチビしながらシウマイをいただくのですが、家でもチビチビ嗜み沈香感じたく、昔、高島屋地下一階の王德傳(台湾に本店のある、信頼できる大好きなお茶屋さんです)へ行きました。

本格的なプーアル茶は、その製造方法から”茶餅”と呼ばれる、丸い形に形成されて売られていて、飲む度に自分でチビチビ崩していくものなのですが、手軽に楽しみたい私は、小沱茶というちっちゃな手のひらサイズの茶餅というのですかね、このコロコロが何個も入った缶入りプーアルを購入することにいたしました。(大きい茶餅を崩して固め直したものなので、プーアル通の人は好まないらしい)
雲南の有名ブランドの茶餅(結構、どのブランドの包みもレトロだったり可愛い絵柄で見てて楽しい)




売り場を見ると”黒制”と”緑制”の二種があり、てっきりどっちもあの茶色いプーアル茶だと思った私は何を思ったか、
黒→茶色というより、もっと濃くて、かなりツウな人しか好まないヘビーな味なのではないか?
緑→黒制に比べて色が薄く爽やかな風味の茶色いプーアルなのでは?
なんて勝手に判断して、緑制を購入。(プーアルは高いんで遠慮して試飲しなかった私の失敗)

開封した瞬間のショックといったら。。。まるで緑茶の色。飲んでみたら苦いし。。

という失敗談がございました。(この時点では失敗談でしたが、実はこれが普洱生茶との出会い!)

私たちがよく飲む、よく連想する、あの茶色のプーアル茶は、普洱熟茶(上記の製品でいうと黒制)であって、実はこれは短時間のうちに人工的に熟成させたもので、いわゆる本物のプーアル通の人は結構スルーするらしいのです。
↓黒制



そして、本当にプーアル茶に情熱を燃やすプロ達は、普洱生茶(上記の製品でいうと緑制)に目がないというわけです。そして、普洱生茶の醍醐味はまさしく、”長期熟成、発酵による変化の楽しみ”なのであります。
↓緑制



というわけで、年数の経っていない生茶はまさに緑茶のような色でそこまで魅了されませんし、味もぱっとせず。そして茶葉がお湯に何十秒かつかると、すぐに、まるで烏龍茶の出がらし茶葉のような苦みがでてくるので、当初何も知らなかった私は生茶に批判的でありました。。

後日、茶のプロに聞いてみたら、どうやら熟成の進んでいない生茶は若く敏感で、10秒~20秒くらい蒸らすだけで充分とのこと。そうして立てたお茶は、見事な味と香りでした!もちろん、庶民の私が口にしたのは2013年や2014年の低価格で新しいものですが、すでに、なんとなく歴史というか、骨董のような、一見緑茶のような色や味ですが、語り尽くせぬ”プーアル”の奥深さを秘めています。
これが年数の経ったものならば、どんなにも魅力的なのでありましょうか!!

ということで、今回私がおすすめしたいのは、
「中国にいるうちに、是非信頼できるお店で普洱生茶の茶餅を購入して、書斎の本棚で熟成させ、いつか記念日にその香りを楽しんでください!」。

5年ものの茶餅は数千元、10年、20年となると数万元ともなるようなので、熟成に自信のある方は投資目的で購入されてもいいかもしれません。

※ニセモノのプーアル茶が出回っているらしいので、必ず信頼できるお茶屋さんで購入してください。

そして、もう一つ、シャレた生茶の活用法!

赤ちゃんの生まれた年の生茶茶餅を購入して、
20年後、二十歳のお祝いに、家族で嗜むのです!

2014年の5月に生まれたわが家のウェンミー君のために、先日ついに王德傳にて14年の茶餅を購入いたしました!

箱をあけたらこんなかんじ!


わが家の茶餅(王德傳の茶餅は日本製の通気性の良い袋に入っているので、自宅で熟成させる際にも安心!)



よく、その年のワインを買うというのは聞きますが、中国らしく、”普洱生茶”を選ぶところが、渋く、ツウだとは思いませんか?素敵です。

ひとつひとつの茶餅には、通し番号がついていて、うちのは26140番。2014年5月26日生まれのウェンミーくんにぴったりの番号です。こんなとこも、なんだか粋ですな。



わが家では、
本棚のハイライト!わが家で最もワンダーランドな旅本のコーナーに、そっと普洱を寝かせております。(真ん中の真っ赤な箱がうちの茶餅。)

本当は、古い文学書や重い辞書の横に置くとオシャレなんでしょうが、なんせ今、茶餅買って心躍ってるんで、テンション高い本のど真ん中にお下品に目立たせてます!!

中国には沢山のお茶屋さんがありますので、どこでお茶を買うか、迷うところだと思います。
私も中国に来て、北京、広州、香港、深セン、上海と色んな都市に住んで沢山のお茶屋さんに行った事があります。好きなところ、怪しいところ、いろいろありましたが、
私なりの結論は、「買いたいお茶の産地に関連した店で買う」でございます。

烏龍茶の場合は、間違いなく台湾で。
ジャスミン茶は、中国北方で。(北京のレストランは、花茶が実に多いですな。確かに、北京のお茶屋さんではジャスミン茶の種類が多かった覚えがあります。懐かしい。)
※水の美味しくない中国北方では、香りの強い花茶が人気で、逆に水のきれいな南方やお茶通の多い台湾では、香りの強いものよりも、茶葉の味を重視する傾向があるみたいですね。

私の好きな中国茶は、阿里山烏龍や凍頂烏龍茶など台湾の烏龍茶なので、台湾系のお店で買うのがベストです。ということで、台湾の老舗王德傳の上海支店(高島屋店や新天地店)にはよくお世話になっています。

今回、息子の記念の茶餅を買うにあたり、プーアルの産地雲南に関連したお店で買おうかと色々調べましたが、やはり大陸はニセモノが多いですし、どうも信頼できる情報が手に入らず。
台湾人のお茶への知識にはかなりリスペクトしているので、王德傳が厳選した王德傳ブランドの茶餅なら信頼できるということで、やっぱりここを選びました。
王德傳の特徴は、”台湾産の上質な茶葉”ですが、普洱に関しては堂々と”雲南産”としているところが自信を感じさせます。
2014年のものが450元ほどでした。(ちなみに、2009年のものは千元以上していました)
先日の4月15日で全ての王德傳の店頭から2014年モノはいったん消えて、今頃蔵で熟成が始まった頃でしょうか。そして5年後、値段を変えてまた店頭に登場するのだそうです!

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先日行った久々の台湾旅行で完全に台湾の虜となりましたカチェです。
上海到着後、まもなく忘れられぬ台湾おふくろの味”滷肉飯”を無性に再現したくなったのであります。

一見簡単に見えて奥が深い肉味噌でありますが、これまでなんとなくそれらしくチャレンジしてみたものの、台湾の味とはほど遠く。
日本のレシピサイトを見てみても、いまいち”本場”らしいレシピはみつからなかったので、「ここは私が!」と、ついに本気で本場の作り方で思いっきり煮込んでみました。

台湾料理初心者なので、もちろんまだまだ改良の余地多いにありですが、まあこの情熱でもって、そこそこ本格的な味に仕上がりましたので、ここにまとめてみたいと思います。

材料です。




ポイントは、小紅蔥(小さい赤玉ねぎ)と紅蔥酥(小さい赤玉ねぎを油であげたもの)でしょうか。
台湾料理や東南アジアでは欠かせない香ばしい調味料ですが、中国では見た事ないです。
余談ですが、マレーシアはペナンを代表するフッケンミー(福建麺)にトッピングされた紅蔥酥の風味は格別です。ベトナムはホイアンを代表するホワイトローズ(クニクニ食感がたまらない蒸し餃子)もたっぷりの紅蔥酥がその旨味を存分に演出してくれてましたね。

古北二期に引っ越して来て、一番嬉しいのはすぐ近くに台湾食料品専門店と韓国スーパーがあるということ。台湾料理作るときも、韓国料理を作るときも、材料の調達は本場モノに限ります。

中国では珍しい小紅蔥、紅蔥酥ですが、どちらも二期の黄金城道にある台湾食品店で揃います。

もう一つのポイントは、やはり生抽(醤油)も本場台湾のものを使うというところでしょうか。
ちなみに、今回は、砂糖も台湾の二號砂糖(日本の三温糖のようなもの)を使用しました。
色目のポイントになる老抽(色づけ醤油?)は、私が愛してやまない李錦記(香港)のものを。

料理酒は上海の二種類の紹興酒をブレンドしました。
上海を代表する老酒”石庫門”は、枸杞や蜂蜜、干梅などもブレンドされているので、なんとなく料理に深みが出そうなので気に入っています。
ただお高いので上海でよく使われる一般的な料理用紹興酒も使っています。

そして、私らしさ(なんだそりゃ)を演出するために、申し訳ない程度に、日本のお醤油と料理酒もブレンドしましたが、まあこりゃあってもなくてもいいでしょう。

そして、滷肉飯を作るにあたり、最もポイントとなるのが、豬皮(豚の皮)です。豚の皮を煮込むことで独特な油と旨味が出るので、本格的な味を目指すならば、これは欠かせないようです。
肉屋タダでもらうか、少しお金を出して購入するのが一般的なようですが、私は今回、高島屋に売っている皮付きの豚バラかたまりを使いました。上海の定番料理“紅燒肉”こそまさに皮付き豚バラを使用するので、上海では簡単にこれが手に入るのでありがたいです。
本来、塊肉のみで作るのですが、個人的にひき肉の肉肉しさが好きなので、今回はひき肉もブレンドします。

一、お鍋に水を入れ、水のうちから豚肉をいれ、10~20分弱火でじっくり火を通し、肉の臭みや血、余分な油やアクを出す。(中華では基本この工程がはいるようですね。以前回鍋肉を作った際面倒でこの工程を省いたら味が全然違いましたので、この工程にはいつも情熱かけて取り組んでます。)そして水で洗う。



二、豚肉を刻む!
めちゃくちゃ面倒ですが、ここで見た目が決まります。台湾で食べた一番好きな滷肉をひたすら想いながら、一番魅力的だと思うゴロゴロ感を出してみてください。



三、砂糖を熱し、カラメル色になってから豚肉投入、飴色の美味しそうな豚をつくる。
この工程も面倒ですが、飴色に絡む豚をみるときっとワクワクするはずです。



四、煮込むお鍋で、生の刻んだ小紅蔥やニンニク、生姜を爆炒(炒める)して、香りを出したら肉と紅蔥酥を投入して炒め、お酒や水、醤油も入れ、あとはひたすら煮込む。








こっくりなったら出来上がり。



※滷蛋(味付け卵)も滷肉飯には欠かせない大切な脇役なので、ゆで卵を一緒に煮込んでます。

副菜に、チンゲンサイの滷肉かけも。



私はこってりタイプが好きですが、もちろん汁気の多いサラサラタイプでも。
お好みの加減で自分だけの滷肉を是非作ってみてください。




(※ちなみに、私は八角の香りがあまり好きではないので今回は入れませんでした。←「なら全然本格的な香りがしていないじゃないか」とのご指摘、覚悟しております。)
煮込む際に八角を入れたり、台湾食品店に売っている滷肉香料包(布袋にスパイスが入っていて、それごと煮込むことができる)を入れれば、まさに本格です。

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実に懐かしい。。。思い起こせばあれは妊娠中期であったでありましょうか。
毎日食べる事しか考えられず、異常な食欲からくる執筆衝動と、
何かに没頭すればこの”食欲”から解放されるのではないかと夢中になった食べ物ブログの連載。
(結局妊娠中に13キロ太りました!!)

いよいよ出産が近づき、食欲ばかり言ってられない
(1、定期検診で、普段は日本人は体重増加が少ないから優秀だと褒めてくださるルー先生より「アイヤー、あなたは体重増え過ぎ(中国人の妊婦さんのようになっているねというニュアンスを含みながら)」と指摘され
2、体重結構いい大きさになってからいきなり赤ん坊が大運動したらしく、逆子発覚。その日から日々逆子関連知恵袋検索、逆子体操にあけくれ腹切りの恐怖に怯え、、、)
状況となり、いつの間にか忘れ去られたこのブログ。。。

そしてこの1年、本当に色々なことがありました。

・逆子と診断されてから二週間後、知らぬ間に頭が下になってくれたウェンミー(←息子の名前の中国語読み。)

・お正月にはおばあちゃんに会いに島根旅行(元旦は玉造温泉にてほっこり)

・出産前にどうしても香港を満喫しておきたく、2月には上旬、下旬と二度香港へ!

・出産予定日が5月28日で、無事予定に近い25日の夜中から陣痛がはじまり、26日の朝病院へ。
そして夕方の16:50、無事3040グラムのあごが超キュートな男の子を出産。

・三泊入院の後、すぐに退院。

・出産は順調でしたが、恥骨痛がとても痛い日々が一ヶ月続きましたが、二ヶ月上海に来てくれたお母さんのおかげで楽しい産後生活を送りました!

・夏には赤ちゃんと一緒に、近場の崇明島や北京、日本に行きました。

・上海の市中心エリアに住んでましたが、そこの大家さんから追い出され(赤ちゃんのいる家族には住んでほしくないそうです。嗚呼悲しき。。)、10月下旬日本人の多く住む古北エリアに引っ越し。近くに日系スーパーはもちろん、韓国と台湾スーパー(←ここ重要!)があり、これからの楽しき日々に胸踊らせる。

・赤ちゃん連れの引っ越しは大変でしたが、なんとか半分荷物整理を終わらせる。

・愛する香港でデモ。私も選挙や将来の香港への不安に関して色々感じることがありましたし、なんていっても私は学生運動マニア(大学の卒業論文のテーマは、1968年の日本における学生運動と現代中国との比較にするなど、とにかく全共闘のあの時代にとことん憧れているのです。)なので、このデモをこの目で見ないわけにはいかないということで、急遽旦那と赤ちゃんと一緒に弾丸香港旅行。デモ隊が占拠する金鐘にある、マリオットのデモビュー(?)の部屋に泊まることができまして、良い経験しました。

・香港から帰ってきて、さて、引っ越し片付けの続きをしようかというタイミングで新しく引っ越してきたマンションの美しい庭を赤ちゃんとお散歩。そこで転んで複雑骨折!(引っ越して来て早々ですが、怖いのでもう二度とあの美しい庭を歩くことはないでしょう。。。)

・出産でお世話になったユナイテッドファミリー病院の救急で見てもらう。結果膝蓋骨(膝のお皿)がまっ2つに割れているということで、急遽手術し骨にワイヤーを通すことに。

・生後五ヶ月の乳飲み子を抱え、旦那はよりによって外せない仕事で大忙しな時期。ということで大パニックに。

・結局手術の日から二週間、旦那のご両親が上海に来て助けてくださることに。感謝!

・手術は大成功。局部麻酔のおかげで痛み無く術後24時間をくつろいで過ごす事ができたが、局部麻酔が切れた瞬間(ちょうどお友達がお見舞いにきてくれたタイミング!)激痛に襲われ、再度局部麻酔に助けられる。(出産の際、無痛分娩の素晴らしさに感銘を受けた私。麻酔大好きなんです。)

・とは言っても、授乳期間中の患者なので他の患者に使える強い鎮痛剤を使ってもらえないということで、二度目の局部麻酔が切れてからは薄~い鎮痛剤を飲みつつ(薬局で誰でも買える鎮痛剤の中でも一番薄いやつ。。。)地味に痛みに耐える日々。がんばりました。

・と、がんばってはいたのですが、術後、母乳があまり出てない模様。手術前後授乳できない時から、ウェンミーちゃんは全く粉ミルクを受け付けず、ほぼ水しか飲まない日が続き、げっぞりやせてしまいました。肉肉してたお目めも、げっそりくっきりの二重に変化し、ほとんど泣かず、ずっと寝ているような弱弱ベイビーに。

・「衰弱している!」ということで、重々しい4Fの病棟から、前にこの子を出産した3Fのハッピームードあふれる産科病棟に相談に行く。本来そんなサービスは無いにも関わらず、親切に相談に乗ってくれて、母乳も粉ミルクも受け付けない新生児のための管を使って粉ミルクを飲ませてくれた!
二日ぶりの栄養補給!!
この方法が実に可愛いのだ。親指を口に入れて、ちゅーちゅー指しゃぶりするのが好きなウェンミー。その親指の真横に細い管をそわせて一緒に口の中に。すると、親指をちゅーちゅーしながら、一緒に管を流れる粉ミルクもちゅーちゅーするのだ!!
哺乳瓶使っても、コップ使っても、スプーン使っても、粉ミルクの匂いがすると全く口に入れてくれなかったのに、
大好きな親指を吸って、「あれ?今日は親指から何か出てくるぞ?」てなかんじで勘違いしたような表情を浮かべながら粉ミルク完食(?)。かわいすぎ!!この裏技、結構使えます。

・二日間入院し無事退院!ベッドの上り下り、お風呂やシャワー、着替えなど一人でできないことばかりですが、優しい旦那さまが全部助けてくれました。やさしい!!

・旦那のご両親のおかげでウェンミーもすくすく育ち、私も美味しいご飯を食べ、骨も術後二週間後には痛くなくなりベッドの上り下りとシャワーが一人でできるようになったタイミングでご両親は帰国。

・ご両親が帰国後は、午前中に二時間主にお掃除と子守りを担当してくれる家政婦さんが来てくれて、午後に二時間ご飯を作ってくれる家政婦さんが来てくれることになりました。
二人のおかげで私も足を休めつつ落ち着いて子守りすることができたし、普段足のせいであまり抱っこしてあげられなかったところ、私の代わりに抱っこしてくれたりと、本当に助かっています。

・今日で骨折から三週間ちょっととなりましたが、膝も90度以上曲がるようになり、痛みはほぼなく、松葉杖なくてもゆっくり歩けるようになり、何が嬉しいって赤ちゃんを思いっきり抱っこできるまでに踏ん張れるようになりました!ゆっくりしか歩けないという点を除いては、ほぼ不便な点もなくなり、体力、精神もだんだん元気になってきて、引っ越し後ずっと気になっていた部屋の配置等も変えたりして、新生活をいきいき始められる段階になってきました!

ということで、忘れ去られたこのブログを再開しようという意志に燃え始めたのであります。

最近、ウェンミーちゃんの今後(英語、中国語教育や日本人学校、インターナショナルスクールなど)の情報収集で色々な方のブログを見始めて、日々素敵なブログに出会っているので、自分のブログ環境を整えた上で色々な方のブログをめぐれたらという思いもあります。

そういえば、上海での出産の件と、骨折の件で色々検索しましたが、まだ情報が少ないようなので、その辺をアップしていつかどなたかの参考になればいいなと思っております。





わたくし、中国語を勉強して、あたかも中国大好きに思われがちなのですが、決してそういうわけではないのです。

私が好きなのは、広東省、福建省以南~シンガポールまでの華僑文化なのです。

華僑の世界は複雑で、言葉だけとっても普通語、広東語、闽南话、客家語、潮汕地域の言葉その他もろもろ華僑の方々のバックグラウンドによって様々なわけですが、華僑の方が見るテレビ番組は普通語のものが多かったり、シンガポールの中国系の共通語は普通語であったり、マレーシアの華僑系学校の公用語は英語、マレー語、普通語であることから、

中国大陸での生活に疲れきった私も、いつか華僑圏で活躍する日を夢みて、引き続き普通語が衰えないよう訓練したり、この地においても文化を探求し続けているのであります。(老いてからでも良いから、いつの日か南の華僑圏で暮らすことが夢なのです。。。)

そんな東南アジアの華僑のソウルフードといえば、なんていってもやっぱり海南鶏飯(Hainanese chicken rice)でしょ!

ということで、日曜日ですし休日気分高めるため、ぱーっと作ってみました。


$カチェの妊婦日記


レシピは、これまで東南アジアで食べて来た勘と、香港のレシピサイト、マレーシア人らしき人のブログ、シンガポールの料理サイト、中国のレシピサイトとアジア各国のウェブを総動員していいとこ取りでつくってみたら、これがまた美味しい!!

結局のところ、どうやって美味しく作るかは、いかに鶏皮から旨味を抽出するか、ショウガの旨味がうまく引き出されているか、ということにあるかと思います。

そしてもう一つのポイントはつける調味料。香港ブランド李錦記の老抽とタイ風チリソースがぴったりでした。シンガポールなんかでつけて食べる醤油の甘みやとろみは老抽には無いものの、代用品としてはぴったりです。

付添えのお野菜は、東南アジアっぽくキュウリのスライスといきたいところですが、旦那さんがキュウリ全然食べれないので(チキンライスにあんなに合うのに残念!!)
これまた南国らしく空心菜の炒め物を合わせました。

最近色んな料理にはまってしまい、毎日食べることしか考えていない私ですが、華僑料理にもはまりはじめている自分に気づき、焦っています。近いうちに、シンガポールの肉骨茶(バクテー)、
マレーシアのラクサやホッケンミー(クアラルンプール風の炒め系ではなくペナン風のスープ系ホッケンミー福建麺)にチャレンジする気満々です。

上海での妊婦生活、退屈すぎてどうなることやらと心配してましたが、
最近は料理で忙しくそれどころではなく逆に心配で楽しいです。大食いの子が生まれそうなので、その点もケアが必要なようです。


先日朝ご飯のクレープ作りにはまってからというもの、粉もの、粉を練ることに相当はまってしまいました。

しかも、先日NHKの「グレーテルのかまど」という番組に出会ってからというもの、手作りお菓子にときめく毎日。

グレーテルのかまど、本当に良い番組です。昔からやってる番組のようですが、どうして今まで知らなかったのだろう!チョイスするお菓子もオシャレだし、その歴史も本当に奥深く楽しい。
(こんな料理番組を待っていた!作りかたも結構簡単。けど、今週放送したタルトタタンは難しそう、いまいちチャレンジに踏み切れない。)

初めて見た回が、今回作ったこの”ガルバルジー”の回でしたが、
この回のテーマは大正ロマンの代表格竹久夢二の愛したがルバルジー。
大正ロマン、夢二ファンの私としてはたまらんテーマでした。そして本日早速トライしてみました。

まず、材料集めですが、このお菓子に欠かせないのは美味しいレーズン。
無塩バターなどは近所の輸入食材屋さんで全部手に入りましたが、なぜかレーズンが見つからない。

ということで、”来一份”という上海のお菓子屋さん(小分けされたナッツやドライフルーツ、干し肉などの若干体に良さそうなお菓子をグラム単位で売ってくれる)に行ってみました。

レーズンといえば、中国では新疆ウイグル自治区の緑色の干しぶどうが大変有名なので、売られている種類も多い。美味しいんでしょうけど、ガルバルジーのイメージにはちょっと遠い。

レーズンの中国語は、「提子干」又は「加州(カリフォルニア)提子干」というらしいですが、売ってる紫色系の干しぶどうは「无籽(種無し)葡萄」のみ。若干レーズンと雰囲気が異なるんですが今回はこれに決定。

でも、それが逆に大正解でした!レーズンほど酸味がなくて、クニクニした食感がクッキーになってからも楽しめたので、中国でレーズン系お菓子を作る方には結構おすすめかもしれません。

ということで、初回にしてはうまく焼き上がりました!
$カチェの妊婦日記

焼き時間も、レシピ通りでぴったり。時間が経ってもずっとさくさくです。

選んだ干しぶどうのクニクニした粘度がすごくて、カットする際苦戦してまっすぐ奇麗な形になりませんでしたが、
好みは色々だと思いますが、私はごつごつした素朴な見た目のお菓子が好きなので、これもまあよかったのかな、と。

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旦那さんには濃いめの紅茶、妊婦用にうっすーい紅茶を入れて、土曜の午後を楽しみました。

週末に粉から何かを作るって、本当に幸せな気分になります。ますます粉とオーブンにはまりそうです。

夜は、中国の大親友ジェシカちゃんと李君の結婚式に参加しました。李君がお金持ちなので、それはそれは豪華なお式でした。

※結婚式で盛り上がった私は旦那とカラオケに行きたくなったので、南京東路の必愛歌(ビッグエコー)に行きましたが無くなっていたので、タクシーで静安寺のビッグエコーに行きましたが、そこもつぶれていました。どうやらビッグエコーは上海から撤退した?らしい。上海在住のカラオケ好きは気をつけてください。(私達が知らなかっただけかもしれないけど。)

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結婚式。浦東の唐朝にて。
和食にはまった二日目の和夕食(金曜日)。
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今回改めて気づいたのは、色んな形に化けることのできるメニューは妊婦的に本当にありがたいということ。

一番ありがたいのはひじきの煮物。栄養価も高いし、とにかく美味しくて作るの簡単!

木曜日に作っておいたひじきですが、金曜日の食卓にも味を添えてくれましたし、

金曜日の一人ランチにも大活躍。このひじきまぜご飯がうまい。
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ちなみに上にあるのは、ダシの出がらしから作った味醂醤油ふりかけ。一工夫で市販のふりかけより美味しくなること再発見。

妊娠してから、少量の食事を一日5~6回欲してしまいますが、ひじきがあれば常に美味しい混ぜご飯が食べれるし、和風ハンバーグも簡単に作れるし、本当に重宝してます。

そしてもう一つがロールキャベツ!美味しい!簡単!何日も冷凍保存できて食べたい時すぐ食べれる!

ちょうど先日NHKの料理番組を見ていたら、保存のきく色々なロールキャベツの活用方法を紹介していたので、早速試してみました。

一日目に丸ごとキャベツを使ってコンソメスープでいっぱい煮ておいて、二日目からは甘辛醤油味にしたりトマトソースとからめたり、ホワイトソースで食べたり。

金曜日の夜に大中小のロールキャベツを合わせて20個ほど作りましたが、その日のうちにコンソメ煮を旦那さんが8個食べ、土曜の昼には甘辛醤油味で平らげてしまったので、まだあまり活用できてませんが、、、この調子で作り続けていきたいです。

最近、何より嬉しいのが、うちのマンションの下に中国政府も認可している無農薬野菜のお店があるということ。

ロールキャベツのキャベツも、サラダのトマトも、ここのものを使っています。

最近中国の色んなスーパーを見ると「無農薬」「有機栽培」をうたっている商品が本当に多いですが、そのほとんどには中国政府認可のシールが貼ってないから、少し疑ってみたり。

別に中国政府の認可そのものを信じているわけでもないですが、無いよりはあったほうがいいかと。

そんなこんなで、常備おかずの大切さに今頃気づいた今日このごろです。








ついにやっとこの日がやってきました!やっと日本食が食べたくなってきました。
(お腹の子供も日本人らしさがあるのかな、と、ちと安心)

ということで、記念に、久々の本格だしをとってお味噌汁を作ったり、ひじきの煮物を作ったり。
いまいち慣れない中華や韓国料理と違って、キッチンの匂いもお上品で、なんと言っても手順が慣れているので楽!

鰹節からしっかりとったダシの美味しさも再確認。日本人としての実感が湧いた良い一日でした。

それにしても、最近無性に食べたいのがイチゴ!

上海の外国人向けスーパーではそろそろいちごが売り始められているそうですが、うちの近くのスーパーや果物店にはまだ来てないようで。タクシーに乗ってまで古北(日本人居住地域)まで買いに行くのも妊婦的に面倒だったので、久々に淘宝(中国最大のネットショップ)でお買い物。

淘宝の系列(?)で、最近「天猫モール」というのもあって、そこに出店しているお店はちゃんと認証されたお店ばかりということで、そっちで草苺(いちご)と検索。

まだこの時期なので出品は少なかったですが、四川の露天無農薬栽培の苺が最近収穫が始まって大人気の様子。あと、露天栽培ではないけれど江蘇省の無農薬農家もつい先日から売り始めた模様。
(どちらのお店も、利用する運送会社が'順豊'ということでもっと安心。ヤマトさんほどではないけども、中国では順豊やDHLはなかなかのサービスだと思う。あとは最悪。。。)

江蘇省のほうが上海に近いし、輸送面でイチゴへのダメージが少なそうなので江蘇省の農家をチョイス。夜注文して、どうやら翌日に収穫していただき、その翌日の朝には手元に届きました!早い!新鮮!

お店のサイトには、「届いた時5個以上のイチゴがつぶれていたら返品or返金します」と書いてあったのでどんなもんかと思ってたら、お見事!一個もつぶれずどれもぴちぴちでした。


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こんなにイチゴが一個一個、個装された過保護な姿は初めてみますた。

見た目も最高だったのですが、何より驚いたのは味!そしてジューシーさ!

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昔贈り物で新宿のタカノフルーツパーラーの超高級イチゴを一回だけ食したことがありますが、
その時の感動に似た、甘みと果汁!
中国にてイチゴは美味しくないのに当たる確率が極端に多いので、ばっちり練乳を用意しておきましたが、全然必要なし。

厳選すれば、案外中国でも美味しいものが手に入りそうで、少しテンションが上がりました。

でも、高いだけある。3kgで120元。。。