先日朝ご飯のクレープ作りにはまってからというもの、粉もの、粉を練ることに相当はまってしまいました。

しかも、先日NHKの「グレーテルのかまど」という番組に出会ってからというもの、手作りお菓子にときめく毎日。

グレーテルのかまど、本当に良い番組です。昔からやってる番組のようですが、どうして今まで知らなかったのだろう!チョイスするお菓子もオシャレだし、その歴史も本当に奥深く楽しい。
(こんな料理番組を待っていた!作りかたも結構簡単。けど、今週放送したタルトタタンは難しそう、いまいちチャレンジに踏み切れない。)

初めて見た回が、今回作ったこの”ガルバルジー”の回でしたが、
この回のテーマは大正ロマンの代表格竹久夢二の愛したがルバルジー。
大正ロマン、夢二ファンの私としてはたまらんテーマでした。そして本日早速トライしてみました。

まず、材料集めですが、このお菓子に欠かせないのは美味しいレーズン。
無塩バターなどは近所の輸入食材屋さんで全部手に入りましたが、なぜかレーズンが見つからない。

ということで、”来一份”という上海のお菓子屋さん(小分けされたナッツやドライフルーツ、干し肉などの若干体に良さそうなお菓子をグラム単位で売ってくれる)に行ってみました。

レーズンといえば、中国では新疆ウイグル自治区の緑色の干しぶどうが大変有名なので、売られている種類も多い。美味しいんでしょうけど、ガルバルジーのイメージにはちょっと遠い。

レーズンの中国語は、「提子干」又は「加州(カリフォルニア)提子干」というらしいですが、売ってる紫色系の干しぶどうは「无籽(種無し)葡萄」のみ。若干レーズンと雰囲気が異なるんですが今回はこれに決定。

でも、それが逆に大正解でした!レーズンほど酸味がなくて、クニクニした食感がクッキーになってからも楽しめたので、中国でレーズン系お菓子を作る方には結構おすすめかもしれません。

ということで、初回にしてはうまく焼き上がりました!
$カチェの妊婦日記

焼き時間も、レシピ通りでぴったり。時間が経ってもずっとさくさくです。

選んだ干しぶどうのクニクニした粘度がすごくて、カットする際苦戦してまっすぐ奇麗な形になりませんでしたが、
好みは色々だと思いますが、私はごつごつした素朴な見た目のお菓子が好きなので、これもまあよかったのかな、と。

$カチェの妊婦日記

旦那さんには濃いめの紅茶、妊婦用にうっすーい紅茶を入れて、土曜の午後を楽しみました。

週末に粉から何かを作るって、本当に幸せな気分になります。ますます粉とオーブンにはまりそうです。

夜は、中国の大親友ジェシカちゃんと李君の結婚式に参加しました。李君がお金持ちなので、それはそれは豪華なお式でした。

※結婚式で盛り上がった私は旦那とカラオケに行きたくなったので、南京東路の必愛歌(ビッグエコー)に行きましたが無くなっていたので、タクシーで静安寺のビッグエコーに行きましたが、そこもつぶれていました。どうやらビッグエコーは上海から撤退した?らしい。上海在住のカラオケ好きは気をつけてください。(私達が知らなかっただけかもしれないけど。)

$カチェの妊婦日記
結婚式。浦東の唐朝にて。