数ヶ月前、会社の友人から私のゴルフ場の予約を頼まれた。

お客さんが昨年行われた女子プロトーナメントと同じコースを回りたいとのこと。

希望する日時が運良く空いていて、スムーズに予約成立となった。

私のゴルフ場は、高級を目指してはいるが、メンバー同伴でないと回れないような超高級ゴルフ場ではない。

しかしながら予約がすぐに埋まってしまう程度には人気がある。

だから、友人のお客さんの希望の日時が押さえられてホッとしていた。

プレー日の2週間前になって友人から電話がかかってきた。

なんだかイヤな予感。

内容は、スタート時間を1時間早めてもらえないか、と言うことだった。

数ヶ月前にやっと取れたのに空いている訳がない、と思いながら、それでも友人のためなんとかしようとゴルフ場に連絡した。

ゴルフ場に事情を説明すると、トーナメント開催のコースが9ホールだけ含まれる別のコーススタートの朝早いスタートなら何とか出来ると提案された。キャディーさんも付けてくれると言う。

こちらも押さえてもらうことにして友人に連絡。

お客さんに聞いてみるからキープしておいてほしいとのこと。

翌日になって、お客さんがOKしたとの連絡があった。

直ちにゴルフ場に連絡して、片方をキャンセルして早朝スタートの方を正式にエントリー。

良かった、友人の役に立てた、とホッとした。

この間、自分の仕事が忙しく、メールの嵐の合間にゴルフ場に連絡を入れなければならなかったので、必死の思いだった。

さらに1日経って、友人からショートメールが。

別のゴルフ場が取れたのでキャンセルしてくれとのこと。

自分が主催している会議中にこのメールを見てカチーン!

完全にコケにされた。

仕事がらみの予約は懲り懲りだ。