さてさて、前回の続きです。

ともかく、尾根まで登ろうと思い、沢を進んでいきます。

道は勿論無し、藪もそこそこ、倒木とかもあり

歩きにくいこと、この上なし。

大体、新規開拓のときは、

大概、こんな所ばかり歩いています。






尾根に着きましたが、さてさて、どちらに行こうか?

実は、どちらに行っても、知っている場所に着くんです。

で、台場クヌギのある方へ行ってみます。


尾根の途中、一瞬、見晴らしの良い場所が・・・。



この写真見て、「あ~、あそこか・・・」と分かる人もいるでしょう。

で、しばらく歩くと、尾根が二股に分かれます。

その先に、台場クヌギが・・・




ここは、まだ誰にも案内していない場所です。

かつては、人間が出入りしてたのでしょうが

今は忘れ去られた、台場クヌギ・・・。

私は新規開拓の際、樹液木の確認というものは

あまり行わず、台場クヌギがあれば、それで良し。

まぁ、ここは、ノコギリクワガタとかが居ます。


尾根にある、この場所から斜面を見下ろすと藪ばかり・・・。

昨年の夏の夜中、この場所から斜面を降りましたが

3回行って、3回迷いました。

夜、山の中で迷うのは慣れているけど

ここは、マジでヤバイと思った位の場所。

通常の劇藪なら突破できるけど、

ここの劇藪は、かなり太くて、しかも密集・・・

掻き分けるのが困難で、突破を何回も断念したくらい・・。

しかも自分の背丈以上!

突破できなければ、隣の沢に移動するのですが

そのために、斜面を登らなければならず、

結構、精神的にも、しんどいですね。

下まで降りるのに、平均1時間半くらい掛かりました。





藪の途中にも台場クヌギが見えますね。


夏なら、カブト虫・クワガタ採集をするんですが

今は何にも居ないから、反対斜面を降りてみます。








良い位置に、被りのある台場クヌギが数本・・・。

ただ、すぐに針葉樹林に変わります。

時々、ポツンと忘れ去られたように、台場クヌギが・・・。


沢を下っていくと、道が明瞭になっていきます。



あとは、このまま麓の集落へ。

尾根から此処までは、勝手知ったる場所ですので

これと言って成果無し。


今回行った山は、かつてのオオクワ産地。

でもブームにより、山は荒らされ

生息域が激減してしまい、オオクワは居るのでしょうが

まぁ、採集は無理といってもいいでしょう。

そう、採集しに行くだけ無駄!

しかも、北摂の中では、劇藪度がトップクラスなので

藪の中突破は、不可能な場所もあり。

まぁ、行くなら行ってもいいけど

どうなっても、わたしゃ知りませんからね。

山の奥で、藪を突破出来なかったときの、あの不安感。

一度、体験してみてもいいかも・・・・


総じて今回の新規開拓?は、ハズレでした。

ま、こんなもんですね。


                    おしまい


                         ゲバゲバ