しろ、シロ、白。
街中の全てが真っ白で、どこかさみし気な雪に包まれている。
時間帯が遅いこともあってか、周りの道には人っ子一人見受けることが出来ない。
とある少年はそんな街の小さな路地裏で独り。ひっそりと声も出さずに泣いていた。
体は重りでも背負っているかのように重く、もう立っていることさえままならない。
とうとう少年はとても耐えきれなくなって、その場に座り込んでしまう。
あぁ、僕はここで死んでしまうのか。
そう少年は思った。
しかし、これは当然の報いだ。
何も悔いることはない。
僕は償いきれない罪を犯したのだ。
されば、死ぬことなど……。
そして、少年の意識は暗く深い闇へと落ちていったのであった。
