昨日のブログでは急に発熱した事を書きました。

 

今日はその間にあった事とビリージョエルについて書き記したいと思います。

 

 

  発熱は私だけじゃなかった

 

11月8日朝発熱 9度まで上がる。苦しむ。

夕方、相手より連絡有

熱があがった。9度台。

その後相手も検査陰性

 

昔の私だったら≫ → 季節性で変な風邪もあるもんだ。昨日まで元気だったのにいきなり熱が出るなんてきっと疲れてたんだわ、

 

今の私≫ → 来た!浄化!悪いもの出しちゃお!

 

お仕事には支障がでましたが、幸い周囲の方たちのおかげで乗り切れているのも不思議な話で。(今までなら1日でも寝込むことができなかった環境下でした)

 

また、「来た!浄化!悪いもの出しちゃお!」なんて思えたのは、素直にそう思える前の段階を踏んでからのそういった考えで、今まで何回か発熱後に自分が変化するような出来事があったからです。

 

前なら「熱・浄化」という事は頭でわかっているつもりでも「まさかね。そういう考えもあるかもしれないけど上気道炎でしょ?結局は」と思う気持ちが強かったです。

 

なんでも現実にカテゴライズして、見えない事に否定的、もしくは斜に見ていた自分が居たと思います。

 

今現在は違う自分が確実におります。

 (ビリージョエルに学んだ 下に続きます)

 

 

  ビリージョエル "ストレンジャー" が私が求めた答えだった

 

最近、相手の事でモヤモヤしていた事がありました。

 

それは、相手の喜怒哀楽の中の怒哀が一向に見えてこないという事でした。

 

相手はいつもニコニコしていてまるで仏様のようなほほ笑みです。それは最初にあった数十年前から変わっていません。

 

再会後も常にニコニコしています。

 

私がたまに感情爆発させて相手に怒りや悲しみを伝える事があったとしても、相手の受け答えは丁寧なカウンセリングルームとなります。

 

完全にこのようには実際なっていませんが、分かりやすく説明するとすればこれが適切です。↓


私「寂しかったの」

 

相手「寂しかったんだね」

 

私「辛かったの」

 

相手「辛かったんだね」

 

私「・・・」

 

以前、私もカウンセラーの講座を受けた時に相手の気持ちに寄り添う為の傾聴技法を学んだ事がありました。

 

だけど、自分が好きな相手にそのテクニックは使っちゃいかんだろう!


コミュニケーション全般において自分の怒哀感情を見せない相手にモヤモヤしていたのです。

 

このような調子で常にほほ笑みと寄り添い(教科書で学んだ技法も含む)があり、傍目から見たらなんてほほえましい二人なんだろうと見えると思います。

 

そんなモヤモヤを抱えていた時にたまたま聴いた音楽がビリージョエルのストレンジャーでした。

 

ずっと頭の中で冒頭のピアノの旋律が流れていましたが、たまたま入った甘味処でまたビリージョエルが流れていて「はっ!なんてこと!思っていたら曲がかかったわ!」と思ったのです。

 

そしてすぐに歌詞について調べてみることにしました。

 

 

 

 

※注意 私翻訳なのでより分かりやすく解釈してあります。

 

 

Well, we all have a face
That we hide away forever
 

僕たちは皆ずっと隠し去ってしまいたい顔をもってるんだ

 

 

And we take them out and show ourselves
When everyone has gone

 

周りに人が居ない時には自分をさらけだすのさ

 


Some are satin, some are steel
Some are silk and some are leather
 

サテン生地やスチール、シルクや皮のような素材の違いのように(自分の中にいろいろな素材を持っているんだ)

 

 

They're the faces of a stranger
But we'd love to try them on

それがまったく別の顔だとしても、別の顔になってみたい時もある



Well, we all fall in love
But we disregard the danger

 

僕たちはみんな恋に落ちるけど最初から恋についての危険なんて考えないよ

 

 

Though we share so many secrets
There are some we never tell

 

(恋人同士のたくさんの時間を共有したとして)たくさんの秘密を分かち合ってきても 全部の顔を見せるって訳じゃないって事

 


Why were you so surprised
That you never saw the stranger?

 

なんでそんなに驚くの?君も別の顔があるって知らないの?

 


Did you ever let your lover
See the stranger in yourself?

恋人にも見せたことがない自分自身の中の別の顔を


Don't be afraid to try again
Everyone goes south every now and then
You've done it

 

自分の別の顔を知る事を恐れないで

誰だってそれをうまく見つけられない事もあるし

君もそうだったろう?

 


Once I used to believe
I was such a great romancer

 

昔、僕はなんて素晴らしい恋の詩人だと思っていた事もあった

 


Then I came home to a woman
That I could not recognize

 

でも家に帰って気づいたのは別人のような彼女

 


When I pressed her for a reason
She refused to even answer

 

どうして変わったの?と彼女に問い詰めたけれど

答えてもくれなかったんだ

 


It was then I felt the stranger
Kick me right between the eyes

彼女の別の顔を見た時、僕は眉間を撃ち抜かれたようなショックをうけたのさ


※サビ省略

[Verse 3]
You may never understand
How the stranger is inspired

 

君は絶対にわからないかもね どうしていつも恋人に見せている顔とは違う別人の顔が出来上がるかなんて

 


But he isn't always evil
And he is not always wrong

 

 

だけどその別人の顔はいつも悪だとは限らないし、間違っているとも限らないんだ

 


Though you drown in good intentions
You will never quench the fire

 

君がどんな善人でいるべきだと本当の気持ちを隠して振舞おうとしても

君がもっているいくつもの顔を消せないんだ

 

 

You'll give in to your desire
When the stranger comes along

自分の気持ちに忠実でいる事ができたなら
違う顔があるって事が自分で認識できるよ
 

Billy joel "The stranger" 

 

 

英語歌詞の和訳は英語だけ拾うと直訳的になってしまい、前後の意味がよくわからなくなるのでビリージョエルがいわんとしたかった情景を調べながら書き記しました。

 

人にはいろいろな顔があるよ、自分の中にもってる自分が普段自分と認識している顔とは別の顔もあるんだよ。

 

いつもは自分が外に見せたい自分でいられたりもするけれど、自分の心に忠実になってみたらいつもの自分ではいられない、感情によってその時その時違う顔があったってそれはそれでいいんだよ

 

ビリージョエルはこの曲のタイトルわざわざ「別人」としたのは、自分の中の別人と表現したかったのではと思います。また、それを否定しなくてもいいし、その時々で違った自分がいてもいいんだよとも歌の終盤にむかって言っています。

 

まさにこれは私が相手に感じていたモヤモヤを吹き飛ばしてくれた一曲です。

 

私たちは外面(そとづら)、体裁、こうに見られたいなどという感情を持ち合わせている人間です。けれど心を非常に揺さぶられた時などには常に同じ自分ではいられません。

 

きっと私の相手も別の顔を持っている事だと思います。しかし、相手の全部をさらけ出して欲しい、もっと感情を表に出して欲しいと私が相手に対して希望する気持ちは往々にして相手に対しプレッシャーになるだけだと感じました。

 

急がずとも、相手との時間を共有していくにつれ、相手が持つ別の顔を私の前でのぞかせる事もあるかもしれません。

 

そういう時にはまず初めに「こういう面もあるんだね」と受け止められればいいなと思うに至るきっかけを与えてくれたのがビリージョエルでした。

 

 

 

  おまけ コメディを見ていたのにまた・・・☆

 

熱で横になっていた時に映画をかけて寝ていました。

 

こういう時はコメディだ!と思って流し見をしていたら

 

 

たまたま見た場面でこのセリフでした。

 

ネイバーズ2

ザックエフロンが面白い!w