昨年の3月に

Mac miniを買い替えた。


内容は

■M2 Pro(16/10/16コア)

■32GB メモリ

■1TBストレージ

といった具合。


主に使うソフトウェアは

Logic Proとfinale 27


Intel Mac mini(2018)では

あと刺しのメモリで32GBにして

上記2アプリで同時に作業をすると

メモリの使用量は80%超えであった。


それゆえ

M2 Pro Mac mini(2023)も

ユニファイドメモリを32GBにしたのだが

同様の作業を

アクティビティモニタでみると

メモリ使用量は13GBを切る!


性能だけ見ると

吊るしでよかったと思う。

でも

Mac miniに

少しだけロマンを求めたかったので

良いオプションメニューだったと思っている。


いろんなレビューでどなたも指摘しておられるが

とにかく静かで熱をもたない。

作業がサクサク捗るのも良い。

作業の速さは驚くべきものであった。

「こんなに速いんじゃみんな褒めるわな」と納得。


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最初のMac miniは2012モデル。

Core i5(第3世代)

2013年が明けてすぐに買った記憶がある。

あと刺しのメモリで16GBまで拡張したり

標準のHDDがお亡くなりになった後は

日立製の1.5TBのHDDに載せ替えたりと

いろいろ楽しんだ。


次のMac miniは2018モデル。

同じくCore i5(第9世代)+T2チップ

オプションでメモリを16GBにしたが

頻繁に落ちるので

あと刺しメモリ32GBに替えて落ち着いた。

スペースグレイのボディカラーがお気に入りで

今も処分せずに置いてある。


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3代続けてMac miniを愛用しているのだが

それには理由がある。


機能面では他の方々が仰られているので

そちらに譲るが

僕にとって

Mac miniを選ぶ最大の理由は

ジョブズ時代のAppleならではの

素晴らしく美しいデザインを

今に残している唯一つのモデルだからだ。


辺とハイトのバランス

コーナーの絶妙なラウンド

鋭く切り落とすサイド面のエッジの鋭さ

その対比の得も云われぬ美しさ

特にシルバーボディの

アルミの素材感の活かし方の巧みさ

細部に至るまで行き届いたデザインで

もはやminiいうには

大柄なサイズになった現代でも

デザインの鮮度と美的説得力は

全Apple製品の中で

いまだ随一のものだと思う。

「Macの真髄」と呼んでいいモデルであり

それ故にこのローエンドデスクトップを

気の置けない相棒にし続けているのである。


作業を始める時

起動スイッチを押すために

Mac miniを見るたびにニンマリし

よしやるぞ!という気分にさせてくれる。

美しいものは良い成果を生み出し

人生を豊かで意義深いものにする。

それは他のパソコンでは残念ながら無理で

Mac miniでしか出来ないことなのだ。


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性能的には十分満足なので

出来るだけ長く付き合えたらいいなと

願っている次第である。