mixiから来たSNSの流れが、各分野に特化した形で分裂し、以前のniftyのような状況で他のSNSが増えています。いまさらとか言うな
そのなかでなんだか面白そうなSNSを見つけたので登録してみました。
で、結果かなり興味を持ったのでマジメに調べてみました。
インドで何やってるんだっていう突っ込みはなしで。

ネットサーフィンしてますが何か問題でも?


見てたのは株式会社グローバルプラザっていうところの運営する【GLOOP】っていうサービスです。
2008年12月15日に公開されたらしくまだまだ新しいSNSで、会員数もまだ130名(確かじゃないけど)くらいの超小規模。

↑クリックすると飛ばされてしまいます。


で、おもしろいのはこのSNSは、自分で書いた日記記事を英語・中国語にリアルタイムで自動翻訳すること。
他言語を母国語とする人たちにも読んでもらって、国際交流をしようっていうのがミソらしい。


さらに求人や観光といったリアルな部分を絡ませて、最終的には国際的な(日本対外部の)ネットワークを作ろうとしてるようです。
予定ではブラジル語、韓国語もさらに追加予定だとか。



サービスのプレリリースの記事を見たら、サービスの背景として「日本の労働人口の減少の問題に対する、労働力としての外国人の受け入れの強化に貢献する」みたいなことが書いてありました。


なんだか正直あまりしっくりこない気もしたけど、「日本を世界に売り込む」ってことを考えると、観光がひとつのテーマになりそうな時代には合ってるのかなとも思います。
それに「SNS+翻訳」っていういままでありそうでなかった(少なくとも自分は知らない)組み合わせが面白い。



ただこのモデル、恐ろしいくらいに問題点があると思うのは俺だけでしょうか。

(だから今まで他の会社が手をつけなかったのかも知れないですが。)


まずこのサービスの成否を決めるのは(このGLOOPの特徴である、海外交流をメインとするSNSとしての成功を考えると)9割方「翻訳の質」だと思うんですが、これを利用者の満足するレベルにまで上げられるかどうかというと、かなり難しい部分があるんじゃないかと思います。


中国語はよくわからないんですが、少なくとも
【英語⇔日本語】の翻訳において、機械翻訳でまともな訳出ができるとは到底思えないわけです。

(できるなら明日からのインドでの俺の仕事はかなり楽になる。いや、解雇されるに決まってる。)


機械翻訳を試したことのある人なら分かると思うんですが、ある程度まともな翻訳をさせようと思ったら、元の言語での文書にもかなり気をつかってやらなければいけないんですよね。


ましてや日本のSNSの話です。
もともとSNSとかブログとかって、個人の日記みたいなもの。
その中でも日本人のブログやSNSに対する意識は諸外国と違うところがあるらしく、よりそういうパーソナルな傾向は強いらしい。

一般の人たちに見てもらおうって言うよりも、自分の身近なコミュニティーの人間に見てもらおうっていう傾向ですね。
だからこそ日本人は気楽にブログをかけるんだと思うし、結果として日本語のブログ投稿数が英語をも上回る全言語一っていう脅威の現象が起きてるわけです。


うん。確かに。
自慢じゃないが、このブログはその典型の中でも特に悪質なもので、清書も何もなしに勝手に独り言を書きなぐるだけで、読者に有益な情報は皆無というとってもうんこブログ。
※ 勿論日本のブロガーの方にはホッテントリするようなすばらしい方々はいるわけで、あくまで傾向の話です。ごめんなちゃい。



ただ何が言いたいかというと、こういう日記的なSNSになると言葉にあまり気を使わなくなるってことです。


話し言葉だって使うし、若者言葉だって使うし。
言葉の乱れなんて全く気にとめないし、誤字脱字もそんなに気にしない。


で、これって翻訳を考えたときにピンチなんじゃないかと思うわけです。
おそらく「なんとなく意味がわかる」程度にはできても、それ以上には難しいんじゃないでしょうか。


あるいは翻訳したあと、まともな文章になるとしても、そのことでユーザーが日記の書き方に気をつけなくてはいけないとするとあまり受け入れられないと思います。



例えば、誰かが日記を書くたびに、その記録が何らかの形でこのGLOOPのデータベースに蓄積されていって、「みんなが使えば使うほど正確さが高まっていく」っていうような仕組みが出来たらアリだ(というかめっちゃ面白い)と思うんですが、そういうことはどうやらしていないようです。

自分の書いた日記の翻訳を確認してもらって、おかしいところがあれば自分で直してもらって、それをデータとして次からの翻訳に反映させるみたいなことって出来ないんですかね?

そういうことって技術的に難しいんでしょうか。


実際に自分が使ってみた感じだと、正直まだ翻訳のレベルが十分じゃないのかなと思います。(何を偉そうに
とりあえず利用者を本来の使い方として(他言語の人が翻訳された日記を読むようなものとして)キープしておくには、今のままではなかなかつらいものがあるんじゃないかと思うんですよね。
GLOOPの将来のために一番大きいポイントを考えると、やっぱり翻訳の精度を高めていくための仕組みづくりが出来てるのかどうか、っていうことだと思うんです。



あとターゲットについてちょっと。

GLOOPは対象ユーザーについて「語学学習者」を挙げてるんですが、そこまで受け入れられないのではないかと思っています。


語学学習のひとりの自分としては、「lang-8 」(http://lang-8.com/ )のようにはじめから他言語で日記を書いてお互い添削しあうというサービスの方がはるかに魅力を感じます。



いろいろGLOOPについて思うことを、知識も何もない人が書きなぐってみたわけですが、自分はこれだけ興味を持ったし、実際このサービスは面白そうだというのは感じます。

実際こんなに長く書くつもりは全くなかったのに、かなり文章長くなってしまったし。
なんていうか、ちょっとしたひねりですごい魅力が出てきそうな気配がするんですよね。


いまのユーザーのほとんどは、実際のところものめずらしさから登録してる人が多いんだと思いますが、このユーザーをどれだけ保持できるか、たまに自分もGLOOP内で日記を書き書き、見守ろうと思ってます。


グローバルプラザ様、応援しております。笑


それでは、長い文章で内容のないうんこブログ、げげブロでした。

特にどう終わればいいか分からなくなった結論がうんこですね。


PS, 最近ブログ内でガキみたいに「うんこ」って書きすぎてるのは気づいてます。

親に見られたらみっともないって怒られそうです。

うちの会社のウェブチームに見せたら「SEO対策してんの?」って聞かれそうです。

うんこでSEO対策してどうするんだ俺