亀井代表、首相に連立離脱伝える 国民新党、分裂不可避
消費増税法案の閣議決定に反対している国民新党の亀井静香代表は29日夜、首相公邸で野田佳彦首相と会談し、連立を離脱する方針を伝えた。連立離脱に慎重な自見庄三郎金融相ら政務三役3人を離党させ、現在の職にとどまらせる案を提案。首相と30日朝に再会談する。国民新党の分裂は決定的となったが、首相は予定通り30日に法案を閣議決定し、国会に提出する。 亀井代表は首相との会談後、記者団に「国民新党は消費増税をしないという約束を破るわけにはいかない。消費増税が明日、閣議決定されるという中では党として残るわけにはいかない。連立を解消する」と説明した。
首相との会談では、自見氏と松下忠洋復興副大臣、森田高総務政務官の3人を無所属で引き続き職にとどめ、浜田和幸外務政務官の退任を提案した。首相は亀井氏に対し、連立維持を要請したうえで亀井氏の提案について「検討する」と答え、30日朝に再度会談することになった。
亀井氏は首相との会談に先立ち、党本部で議員懇談会に出席し、連立から離脱する考えを表明。亀井亜紀子政調会長は同調したが、自見氏や下地幹郎幹事長らは党本部に残って対応を協議。森田政務官は「まとまった方針というのはきつい」と述べ、党は分裂状態になるとの見通しを示した。自見氏は29日夜、「消費増税法案の閣議決定で署名する」と関係者に伝えた。
亀井代表が連立離脱にかじを切る中、離脱に反対する下地氏は同日朝から所属議員と意見交換。その後、下地氏はホテルで亀井代表と会談し、党内に反対論が強いことを踏まえて亀井氏を説得したが、亀井氏は意思を変えなかった。 一方、野田首相は29日の参院財政金融委員会で「法案提出の最終的な準備をしている。(国会に)提出する以上、成立を期すことが私どもの役目だ」と強調した。消費増税法案の国会提出は1994年10月の村山内閣以来18年ぶり。民主党の輿石東幹事長は同日の記者会見で「当然、党議拘束がかかる。(処分は)常識的だ」と述べ、法案の採決で造反した議員は処分する考えを示した。
ただ、小沢一郎元代表のグループには政務三役や党の役職を辞任することを検討する議員も出ている。小沢氏は同日の会合で「前回閣議決定した(消費増税)大綱にある与野党協議もまったく進んでいない。前回の閣議決定を無視した閣議決定は筋道が通らない」と述べた。
消費増税法案の閣議決定に反対している国民新党の亀井静香代表は29日夜、首相公邸で野田佳彦首相と会談し、連立を離脱する方針を伝えた。連立離脱に慎重な自見庄三郎金融相ら政務三役3人を離党させ、現在の職にとどまらせる案を提案。首相と30日朝に再会談する。国民新党の分裂は決定的となったが、首相は予定通り30日に法案を閣議決定し、国会に提出する。 亀井代表は首相との会談後、記者団に「国民新党は消費増税をしないという約束を破るわけにはいかない。消費増税が明日、閣議決定されるという中では党として残るわけにはいかない。連立を解消する」と説明した。
首相との会談では、自見氏と松下忠洋復興副大臣、森田高総務政務官の3人を無所属で引き続き職にとどめ、浜田和幸外務政務官の退任を提案した。首相は亀井氏に対し、連立維持を要請したうえで亀井氏の提案について「検討する」と答え、30日朝に再度会談することになった。
亀井氏は首相との会談に先立ち、党本部で議員懇談会に出席し、連立から離脱する考えを表明。亀井亜紀子政調会長は同調したが、自見氏や下地幹郎幹事長らは党本部に残って対応を協議。森田政務官は「まとまった方針というのはきつい」と述べ、党は分裂状態になるとの見通しを示した。自見氏は29日夜、「消費増税法案の閣議決定で署名する」と関係者に伝えた。
亀井代表が連立離脱にかじを切る中、離脱に反対する下地氏は同日朝から所属議員と意見交換。その後、下地氏はホテルで亀井代表と会談し、党内に反対論が強いことを踏まえて亀井氏を説得したが、亀井氏は意思を変えなかった。 一方、野田首相は29日の参院財政金融委員会で「法案提出の最終的な準備をしている。(国会に)提出する以上、成立を期すことが私どもの役目だ」と強調した。消費増税法案の国会提出は1994年10月の村山内閣以来18年ぶり。民主党の輿石東幹事長は同日の記者会見で「当然、党議拘束がかかる。(処分は)常識的だ」と述べ、法案の採決で造反した議員は処分する考えを示した。
ただ、小沢一郎元代表のグループには政務三役や党の役職を辞任することを検討する議員も出ている。小沢氏は同日の会合で「前回閣議決定した(消費増税)大綱にある与野党協議もまったく進んでいない。前回の閣議決定を無視した閣議決定は筋道が通らない」と述べた。