KEY'S BLOG -5ページ目

いよいよ手術当日。朝6時半に昨日行った分娩室へ点滴をゴロゴロしながら移動。


昨日の婦長さんが迎えてくれて、またもや機械装着。モニターで心音と張りを見ながら術前の準備をします。


何やら飲み薬を飲んで、点滴を注入。部屋の外には他の看護師さんや助産師さんもぞくぞくと来られている様子。


看護師さん 「昨日は痛かったねー、大丈夫だった?もうすぐ赤ちゃんに会えるね。」


私 「はい、やっと会えるんですけど、怖いです。」


看護師さん 「何か手術で聞いておきたい事はある?」


私 「尿の管って痛いですか?」


・・・・・。


たぶん普通の人はここで、産まれてすぐ赤ちゃんに会えるんですか?とか聞くんやろなって後になって気付く。でもさすがの婦長さん。TPOに合わせて臨機応変な対応をしてくれる。


看護師さん 「管はちょっと違和感がある感じかな。私は2度帝王切開の経験があるの。心配しなくても大丈夫よ。」


う、うん。心強い。確かに経験のない看護師さんに、術後も大丈夫っしょ。みたいなこと言われたら起き上がって 「はぁ?」って言うてしまいそうになる。


怖いけど、腹くくるしかない。やっと坊に会えるわけやし。


そうこうしてたら両親と旦那氏が到着したようで、少しだけ顔見に来られたので、ちょっと安心。




7時半になって隣の手術室に歩いて移動すると、真ん中に小さい台があり、どうやらここに私は寝かされるらしい。


結構な高さのくせに、幅せまっ!!踏み外したら完全にアウトなやつやん。


服を全部脱いで、身包みはがされた状態で、いざ台の上へ。頭にはシャワーキャップのような帽子をかぶせられ、血栓予防の靴下を履かされて、下半身の除毛です。


容赦なく剃られます。しかも上半分。どうせなら一思いに全部剃ってほしい。


ご想像ください。どう考えても面白い。


次にここで尿道に管をいれられるわけです。


一瞬、ヒィっってなったけどまずは第1関門クリア。よしよし、これくらいならなんてことない。


そしてこのあたりでいよいよ先生方の登場。先生が二人と、看護師さんに助産師さんが数名ずつ。あわただしくなるにつれて、緊張はMAXに。


あかん、コワイ。やばいって。そんな意思とはうらはらに、お腹の坊はガンガン動いている。


ちょっと、あなた今から下界に出されるねんで。そんなボコボコ蹴ってて先生の手元がブレて、あっ!ミスったとかなったらイヤやし頼むからおとなしくしといてくれよ。と心の中で願う。


もー緊張しすぎて1人汗ダク。いちばん服着てへんのに。


先生 「暑い?」


私 「はい、めっちゃ暑いです。」


先生 「そっか、でも赤ちゃん出てきた時に寒いとダメなんでこれくらいの温度なんだよ。」


あ、はぁ。じゃ言うなよ。笑   


ここから第2関門の腰椎麻酔。見た見た、体験談で見たよーこれ。人によっちゃあめっちゃ痛いって書いてあった。 こっわーーー。脊髄に注射とか私生きて帰れます?


先生 「じゃあ横になって背中をまぁるくしてねー」


普通に言うけどコレけっこう至難の技なんですけど。台が狭すぎて横向く時に落ちそうやし、それ以前に臨月の腹抱えて丸くなれます?てゆーか汗かきすぎて体くっついてもってかれるんですけど。


て言葉にならない思いを頭の中でつぶやきながら、やっとこさ横になる。


先生 「チクっとするけど危ないからできるだけ動かないでねー」


はい、動きません。絶対に動きませんとも。危ないとか怖すぎますし。


で、やってみたらホンマにチクっとする程度。ぜんっぜん平気やん。逆にひるむわ。


それが終わったら仰向けになり、両手を広げて縛りつけられ(笑)心電図やら色々管をつけられて首の下らへんにカーテンのような幕を立てられます。


もう心臓バックバク。緊張と、点滴の副作用で身体がガッタガタ震えます。いやほんまに。


すぐに麻酔が効いてきて足がしびれて動かない。先生が先端のとがったもので、肩と、胸下やお腹辺りを交互につんつんして、麻酔の効きをみていきます。


先生 「ここと、ここ同じくらい痛い?」


私 「はい、普通に痛いです。」


先生 「え?同じくらい痛いの?」


・・・・・。そう聞き返されると、生まれて初めての経験やし、同じくらいではないかも。ってなるやん。


結局 「そんなに痛くないかもしれません。笑」


その後冷たいか、冷たくないかも確かめて、準備完了。


酸素マスクをつけられ、頭の上に看護師さんもついてくれてます。


それはもうめっちゃビビッて緊張と怖さハンパないんやけど、その前に酸素マスクのフィット感悪すぎてすんごい気になる。地味にマスクでかいから半分目にかかって半目なっとるやん。あかん、気が散る。


私 「あのーすみません」


看護師さん 「はい、もう始まるんで頑張りましょうねー」


ちゃう。そんなんちゃうねん。気になるねん、マスクが。


声がこもってなかなかうまく伝わりませんが、ちゃんと気付いて直してくださいました。


「では、8時になったので始めます。」


イソジンみたいな臭いの消毒をたっぷりかけられ、いざ開腹。


わーーー、切るよー切られるよーー。


お願いやから母子共に何事もなく終わりたい。



さて、先ほどの続きですが。


とりあえず入院用にまとめてあった荷物を持って、母と旦那氏と病院へ。


入院するかは解らないので父は留守番です。


病院に着くと夜間にもかかわらず、先生2人が待っててくれて早速診察。


1人は執刀医で、熊さんみたいな外見のちょっと頼りない先生(笑)


もう1人はたまーに診察してもらった時に 「立派なチ○コついとるわ!」と何度もおっしゃっていただいた、サバサバ系女医の院長(笑)若いのに抜群の安定感でハッキリしてるのに優しい先生。


順番に内診してもらった結果、「んー、子宮口2.5㎝くらい開いとるな、入院しましょう。」


ばっさり。予想はしてたけど、まじか。


てゆーか、確か術後って5日くらいシャワーできひんって聞いてたっけ。ご飯たべるより先にお風呂に入ってくるべきやった。



先生 「結構陣痛きてるけどなー、ご飯食べちゃってるから麻酔ができないのよー。吐いても困るしねー。」


え?吐く?絶対いや!!生きてて吐くのと採血だけは死に値するほどイヤやのに?!その事態だけは絶対に避けたい。


先生 「とりあえず、手術のできる状態になるまで、張り止めの点滴で陣痛抑制して、明日朝一で帝王切開にしましょう。それまでに破水したらすぐ切るしかないけどね。」


セーフ。ぎりぎりセーフ。吐かなくて済むのなら、まぁ1日早まったくらいなんてことない。


私 「じゃあ、今日は点滴して帰っていいですか?」


先生 「無理!そんな時間ありません、そのまま入院してね、いつお産始まるかわからんのに。」


はいスイマセン。最後までごねてみたものの、あっさり入院。そっから母、旦那を待たせて分娩室で処置。


まずは病院の服に着替え、ノンストレステストの機械装着。すごく優しい、それはそれは仏のような看護婦長さんが担当。


看護師さん 「わー、針が振り切ってるねー、痛いでしょう、大丈夫?」


私 「え、いや、全然大丈夫です。普段の生理痛よりまだマシです」


看護師さん 「ほんとー?今5分間隔くらいね。これから点滴いれるんでね、しばらく赤ちゃんのかわいい心音でも聞いてリラックスしててねー」


カワイイ?心音が?そんなこと一度も思った事なかった。やっぱ産科の人たちは感情まで仏の域なんや。


そんな事考えながらも、とにかく私は点滴がイヤ。針さされるのは平気だが、体内に異物が入ったまんまの状態がすごいイヤ。


術後までずっとここから薬や水分を入れるため、細いチューブを入れっぱなしの状態になるわけです。


まぁしかしそんな事も言ってはおられず、さっそく点滴開始。


その後もモニターを見ながらひたすらじっと待つ。


看護師さんはちょくちょく様子を見に来てイロイロ話しかけてくれます。


看護師さん 「お薬ちゃんと飲んで安静にしてたのに、最後に家の掃除でもしたのかな?」


私 「いえ、特に動いてないんですけどねー」


看護師さん 「そうか、赤ちゃん早くお母さんに会いたかったんかな」


す、すいません。最後2日薬もサボったあげく、今日買い物に出かけました。


到底そんなことは口がさけても言えません。笑


約1時間半くらい点滴したところでようやく張りも治まってきた様子。


看護師さん 「明日までもちそうだから、このまま朝まで点滴しますねー。もうこれから絶飲食になるから、最後においしい水でも飲んどかない?」


と冷たい水を持ってきてくれました。いよいよ絶食か。地獄や。。。


コップを渡してもらうも、点滴の副作用で手が震えすぎて持てない。むっちゃはずい。


でも 「大丈夫よー、震えるのよねー」と優しくストローで飲ませてくれました。神様。


で、無事治まって病室へ移動。2時間余り母と旦那氏を待たせたままで、ほんと申し訳ない。


やっと対面できて説明があり、「明日朝8時から手術になりますので、ご家族は7時くらいに来てください」 とその日は帰らされていきました。


点滴ゴロゴロおしながらベッドに横になる。しーーーん。


1人になったら色々考えるわけです。里帰り中は廃人生活のおかげで夜が眠れず、毎日のように【帝王切開体験談】を携帯で検索しては、見なくていいのに見てビビッていました。


その経験談がよぎる、よぎる。一応持ってきた雑誌を広げてみるものの、全く入ってこない。笑


なんせ生きてきてこのかた、手術はもちろん、骨折も縫ったことも、入院もしたことがない。


ましてや尿道に管を入れられたり、電子メスで腹を切られるなんて。


それより旦那は私の実家に1人で泊まって大丈夫やろか。


そーいえば帝王切開で産まれてくる子供は、こっちの予定で突然この世に出されるので出てきた瞬間に泣かない場合が多いと聞いていた。


帝王切開ってゆーお産も私は立派なお産と思っていたし、子供の命を最優先するためならどんな手段でも仕方ないと思っていたけど、そればっかりは我が子に対してなんだか罪悪感のようなものがあったといえばあった。


なので今回先に陣痛がきてこの子のタイミングで出てこれるなら、まぁ良かったやん。と思ってみたりする。


途中旦那氏と何回かメールして、「明日がんばろなー」と励まされ、


いろんな事を考えて眠れないまま朝になりました。



あーーーー、やばい、ほんまに産むんや。私の中から人間が出てくるってほんまなん?


しかも女の中から男が出てくるって。おかしな話や。

さてさて入院2日前。この日は旦那サマが実家に来てくれる日でした。


ひさびさ~。ゆーて2週間ぶりやけど。嬉しい。


で仕事の後岡山の実家まで来てくれて、久しぶりに一緒にゴハンを食べてのんびり過ごしました。


里帰り前は 「絶対暇や。どないしよ」 と不安になり、


里帰り中は 「こんなにぐーたらしててええんかな」 と不安になり、


その2週間後はみごとなまでの廃人っぷり。人間慣れるもんですねー。我ながらあっぱれな順応性。



そして日は変わって入院前日。旦那さんと2人でデートはしばらくおあずけになるということで最終日はふたりでお出かけ。


もう明日入院やし少々動いても大丈夫やろと、余裕かまして母に市内まで送ってもらいました。


着いてとりあえずトイレ行くねーとお手洗いに入ったら、まさかのおしるし。うそん。


うっすら血が混ざっているような感じ。


でもずっと食べたかったマクドのアボカドバーガーもスタバもすぐそこやし、引き下がるわけにはいきません。


とりあえず旦那さんと母に報告して、調べたところ、おしるしから2~3日後に陣痛というのが多いらしい。ホラ、余裕やん。


で、さっそくマクド行って、ちょいとプラプラ。その後念願のバナナフラペチーノ。


これが飲みたすぎて毎日のようにインスタの画像検索していましたw



これこれ、あーシアワセ。デートってええなー。とか思いながら再びトイレへ。


うそん、めっちゃ血でてるやん。笑  おりものシートでは完全に間に合わない程度の鮮血。


そーいえば朝からなんか骨盤痛いってゆーか、子宮口あたりがグッってなってるってゆーか違和感があったといえばあった。


これはもう仕方がないと観念して、母に迎えにきてもらいました。


旦那さんにドーナツ買ってもらって、帰ってる道中、なんかお腹が定期的に張るので1人ひそかに陣痛カウンターで測定。まぁまだ15分おきくらいやし、痛いほどでもないし単なる張りやろと。


無事に家に着いて、一応病院に連絡入れときやーと言われながらも後回しにしてテレビ見て一休み。


相変わらず張りが治まらないのでカウンター確認したら7分おき。さすがに言わなヤバイかな。と思っていると、どうやらそれに気付いた旦那さん。


旦那 「何みてるん?」


私 「陣痛カウンターって、間隔はかるやつ」


旦那 「え。陣痛きてるん?!」


私 「うーん、ちょっと痛いっちゃー痛いけど大したことないから陣痛ちゃうと思う」


旦那 「いや病院電話して、今すぐ」


あ、はい。ということで電話することに。


私 「あのー、昼間におしるしきて、定期的にお腹張ってて出血が増えてるんですけど、明日入院なんで明日まで待ってもいいですかね?」


病院 「いや、陣痛かもしれないんで、入院準備して今から来てください。どれくらいで来られます?」


えーーー。ここでいろんな事が頭をよぎるわけです。


入院したら絶食って聞いたし、高額療養費の関係で月またぐのはちょっと好ましくない。


いや、100歩譲ってクリスピークリームドーナツのチョコレートカスタードは諦めるとしてもご飯は食べておきたい。結果・・・


私 「今から1時間くらいで行けます。」


家から病院までは車で20分弱。きっちり7分間隔の張りは、「15分とか10分とかバラバラなんで」とにごして電話を切りました。笑


それからみんな急いでご飯。私が魚をほおばっていると、病院から携帯に着信が。


病院 「緊急手術になるかもしれないので、飲まず食わずで来てくださいね」


え。はよ言うてよ。食べたし。笑いながら 「食べちゃいました」と伝えると看護師さんも苦笑。


奥のほうで 「ご飯食べた言うてるわ」 とひそひそ言われながら(笑)とりあえず準備していくことになりました。


まさかこんな事になるとは。。。

ひっさびさの更新です。というのも前回のブログから里帰りし、実家での環境はどうもPCの使い勝手が悪くてなかなかブログを書けず。。。


ちょいちょいコメントをいただいた方々、お返しできず申し訳ありませんm(_ _ )m



で、わたくし、無事に第一子を出産して帰ってきたわけです。


いろいろあって予定より1日早めの5月1日に帝王切開にて元気な男の子が産まれてきてくれたんですが


この1ヶ月半、それはもうあっという間というか、常に追われてる感じで、


やっと今こうしてブログを更新できる時間ができたので、


せっかくやし覚えてる範囲で記録しておこうかと。



里帰り中何をしていたかというと、ズバリ何もしていません。笑


結局逆子がなおらず、帝王切開の予定が確定してからの妊婦検診で


どうやら前駆陣痛ってやつ?定期的に強い張りがきていたようで、


張り止めを飲んで安静にして下さいとのこと。


まだ少し小さめやったんで、出来る限り手術当日までお腹に居てほしいと。



その日から絶対安静をいいことに、上げ膳据え膳というグータラ生活。


母に甘え、寝る→テレビ→食べる。 ひたすらこれのローテーション。人間失格です。


臨月に入ってから普通ならラクになると聞いていたけど、私の場合は逆でした。


9ヶ月あたりで胃がラクになって、何食べても太る感じだったのが、10ヶ月あたりからかなり苦しくなり、あまり食べれないし、何かひたすらお腹下すし。


で、2キロくらい体重が落ちてラッキー♪と思ってた矢先の廃人生活。


その2週間で母子共にバッチリ脂肪を蓄えたわけです。



そしていよいよ入院3日前、最後の妊婦検診。


無事に持ちこたえてくれたし、赤ちゃんも2500g。ギリギリやけどもう大丈夫。


あとは手術を待つばかりだねー。ということで


その日の帰りは母が趣味でやってる畑に寄って呑気にいちご狩り。




さあ、あと3日でやっとお腹の坊に会える。


地元の友達がベビー用品やら服やら、おさがりいっぱい持ってきてくれてほんまに助かりました。



しょうみ何買ったらええかわからんし、買ってムダやってもいややし、なんせ私テキトーやし。


こういうときパイセンママってほんま頼りになる。


というわけでいよいよ出産です。



今月15日、いよいよ里帰りいたしました。


最後に、たまたま同じマンションに住んでいた友達宅におじゃまして、2歳のゆうちゃんとご対面♪



久々に会ったらめっちゃしゃべるようになってて、超カワイイ。


お腹に赤ちゃんが入ってるよと教えると、終始「おーい!!寝てるの?」と話しかけてましたww


お産エピソードや育児情報も教えてもらい、ホントありがたい存在~心強い!!



次の日は隣駅までプラッと散歩行って、自然食ランチ。



気持ち、健康を意識してみる。。。



さぁ、とうとう里帰り。いややなー。



真剣にウルトラマンを観ている。笑


このお方を一人残して里帰りするのはなんとも心配。。。


大丈夫やろうか。。。


付き合い始めた日から、こんなに長期間離れて過ごすのは初めてなので


寂しいし、しかも実家って暇すぎて死にそう。。。


でも5月2日の帝王切開を控えて、そうも言ってられないので、


坊のためにも、腹くくって帰ります。




気づけば部屋着ダダかぶり。笑


このぽんぽこりんのお腹とも、いよいよオサラバです。