久しぶりのブログだ。
数日間、一人になると何も考えたくないくらい
気分が落ちていた。
久しぶりのブログなのに、
暗い気持ちにさせてしまうかもしれないが
なぜ気分が落ちていたのか書こうと思う。

実家にいるロコが亡くなった。
まだ10歳だった。
若くはないが、
健康だったらあと数年は生きられたと思う。
前日まで毎日、
母からロコの姿が送られてきていたので
まだどこかで信じられていない。
先日亡くなる前に最後に会えて良かったと思うが、
あの時会えたから
最期になってしまったのではないかとも思う。
犬には不思議な力がある。
数年前まで一緒に過ごしたルーもリロも
僕を待ってくれていた。
僕が上京するまで元気でいてくれたし、
具合が悪くなってからも
最後に僕が帰省して会えるまで待ってくれていた。
そして、どちらも僕に会って
数日後に亡くなっている。
きっと自分の寿命を分かっていて、
最後に僕を引き寄せてくれたのだ。
だから、今回ロコが癌になって
動けなくなっているという話を聞いた時は
正直、会いに行くべきか迷った。
僕が会ってしまったら、役目を果たしたように
いってしまうのではないかと思ったからだ。
結果的に僕が思ったようになってしまったが、
でもやっぱり最後に会えて良かった。
今思えばフラフラながら歩いてくれたり、
流動食しか食べられないはずなのに
固形の物を食べてくれたりしたのは、
最後に僕に元気な姿を見せようと
頑張ってくれたのではないかと思う。
本当に感謝しかない。
一緒に過ごした幸せな時間を一生忘れない。


とはいえ、もう切り替えられている。
いつまでも悲しい顔をしていても、
きっとロコはそんなことを望んでいないだろう。
だから、楽しい思い出だけ思い出して
笑顔で過ごしていこうと思う。