どうも湊です。
昨日、ふらっと立ち寄ったTSUTAYAで、タイトルの本と出会いました。
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか -スピードは最強の武器である-』/中島聡
価格:1,490円 |
特別、コーナーに設けられていたわけではないのですが、
目にとまったので数ページ読んで、即購入決定。
●全体的な分量や読む時間の目安
昨夜から先ほどにかけて別の作業なども挟みつつ読破。
約300ページ近くあり、分厚い本ではありますが、
わりと文字が大きく、かつ口語で丁寧に記載されていることもあり、
スラスラと読める内容になっていました。
各章ではまとめも書かれており、
筆者の主張が何か、というのが凄くわかりやすかったです。
(勿論、その主張に対して色々な理解はあると思いますが…)
●内容について(ほんの一部)
まあ、"時間術の本"という風に記載されていることもあり、
ハウツーも記載されていました。
・ラストスパート思考ではなく、スタートダッシュ。
・仕事の8割は最初の2割の時間で完了させる。
といった具合に。
他にも幾つかあるのですが、上記のように
内容自体に特別性が感じられるもの(目新しいもの)はありません。
書籍中では他にも具体的な数値がありますが、
それも個人的にはどうでもいい。
(参考になるけど、それが全てではない)
この本の良さは
考え方や取り組み方を、可能な限り読者を想定して記載している
ところだと思う。
「こうやれば良いですよー」
なんてものだけを只々書かれていてもしょうがないし、
実生活(仕事)に置き換えようとしても話が違いすぎるなんてものも不要。
その点この本では、
如何に読者の仕事を終わらせ、充実した生活が送れるようにするのか
に焦点を置いていると思う。
多彩な実例や体験談を列挙し、
読者を事例から学ばせるような書籍になっているからです。
(勿論そんな構成の本は山程あります。ありますが、それでも他と違った印象を抱きました。
恐らく、事例紹介⇒要点を抽出すればこうだよね!みたいな構成じゃないからでしょう。
あまり詳しくないけど安い論文みたいな、そんな感じではない。あとはフォーカスが違うのでしょう。)
●余談
だからこそ私の好きな考えが、
"時間術"を取り扱う本に登場するのでしょう。
"天職"なんてキーワードすらも出てくる始末ですからね。
・集中力を無理やり引き出さなければならない仕事はするな
良い言葉ですね。
…私の業界(※)でプログラムが好きじゃないくらいは別にどうでも良いけど、
理解もなかなか直感的にしづそうで、かつ上流工程を目指さない人は
何故この業界に残るんだろうと思うことが多々ある私にとって、
この本は人にお渡ししたくなるものでした笑
※…SIerと呼ばれるこの業界または業態(?)は、プログラムが殆ど組めなくてもプログラマーよりも上の存在である
SEという職種で仕事をすることが可能なのです。だから、業界(というか会社)は変えたくないけどプログラムが苦手って人は、
そちらを目指した方がよっぽど心身ともに良いのでは?と思ったりします。金も悪くないし。
●まとめ
ちょっと余談が長くなった(これでも削りました(>_<))けど、
この本は、筆者も書いている通り、
今苦しんでいる人が読むべき本だと思う。
特に、若ければ若いほど読むべきだと思う。
現状を打破し、充実した生活を送るために
第一歩目を踏み出さなければいけない
という気持ちにさせてくれるヤル気スイッチを押してくれます。
…というわけで私は来月に備えてWebアプリが直ぐに作れるようになるために、
rubyに触れてみようと思う。
そして明日からのタスクリストに織り交ぜていこう。
ではではー