体調不良で泣く泣く欠席した講座のアーカイヴをようやく見終わりました。


サイン・メジャーアスペクト・2区分3区分4元素・赤緯・ノーアス・バーテックスにドラゴンヘッド・・・とめちゃくちゃ盛りだくさん。


でもここまでやればとりあえずサラッとネイタルチャートを読んでみることはできそうで、とても嬉しい。

できることが増える気がするのはなんだか楽しいというか、学習しはじめの醍醐味ですね!


今回は海王星と太陽のアスペクトを持っている方が多くて、その話を具体例を交えて聞けたのですが、私のパートナーも持っていました!


海王星と太陽のセクスタイル!!


二つの天体をセクスタイルという角度が結ぶと、その二天体はとても調和的に働く。

つまり「全く違和感がなくて当たり前すぎる」から「意識しないと建設的に使いにくい」のかもしれないなぁなどと思ったり。


というのも私の周りに彼以外にも太陽・海王星セクスタイルの人が数人いるんですが、どの方もナチュラルにスピリチュアルなんですよね。


なんか変に「前世が!」とか「使命が!」「宇宙が!」みたいなわざとらしさがない。けどそういう可能性は常に視野に入ってる。そしてそのことをして「それは一般的には変わってるというか普通とは言えないのでは?」みたいに言ってもイマイチ「そうかなぁ」って感じ。


当たり前すぎて違和感とか引っかかりがない分、意識しないとそれが才能だとか変わってることに気づかない。


そもそも意識するのちょっと大変な感じがします。この意識しやすさはハウスによって多少変わるような印象。


でも基本は

「まーあるよねそういうこと」「え、これお金になるの?」「え、これみんなわかるんじゃないの!?」みたいな。


彼の場合はアセンダントからプラス2.5度くらいのところにある海王星が2ハウスの魚座太陽とセクスタイル。


お金を稼ぐときに海王星の力は普通に、それはもうなんか当たり前すぎて指摘してもピンとこないレベルで時間や空間を超越したインスピレーションみたいなものを使っている(ように見える)んですよね。


むしろ使うなと言っても難しいレベルな感じ。


まぁ使ってることすらよくわからないなら使うなと言っても???ですよね・・・。


太陽も魚座のせいかそれはそれは際限なく広がっていく感じで収拾がつかなかったりするので、この辺りは彼の海王星に0度の私の火星が「はい!カット!」というのが役立っているのやもしれないと思ってる。(でもそれだと土星かな?土星はなんかあったかな?)


そしてそんな私も実は海王星のメジャーアスペクトがございます。


それがなんと金星。辛い。


何が辛いかというとこの「意識しないとあまり建設的に使えない」「行動に結びつきにくい」みたいなセクスタイルがなければ金星はノーアスだったのです!!


金星ノーアスだと「若い」そうで・・・先生が例でV6に所属されていた三宅健さんを例に挙げてらしたんですけど、羨ましい限りでございました。ハンカチがあったら噛み締めてたわよ。


まぁ中学生の頃から父親と歩くといつだって夫婦に間違えられ、本を買えば「お子さんへのプレゼントですか?」と言われ、挙げ句の果てには最近、彼とバスに乗る時に「お母さん」に間違えられるレベルの私としてはどう足掻いても金星ノーアスではないのですけれどもね!!でもでも3度ちょいなのでいけませんか?だめ?そうですよね・・・はい・・・


(最後に関しては彼が小柄だったり異様に若いせいもある。NYで小学生料金しか受け取ってもらえない彼だから・・・私は中学生の時からアメリカでもアダルト扱いだったのでもうなんかね!老けて見える星ってなんだろう・・・土星?ノーアスだから極端に落ちついて見えるみたいに出ることあるんだろうか)


でじゃぁ自分の海王星と金星のセクスタイルはどういう感じで出てるのかって色々考えたんですけど、これ金星なんでたぶん海王星的なものを好むってことなんですよね。


というわけでいわゆる「芸術作品が好き」っていうとこに集約されている気がする。


私の好きなアート分野をリストアップする中で必ず上位に食い込むアウトサイダーアート(アール・ブリュット)というものがあるんですが、これは私の金星が11ハウスにあるのでそれっぽいかなと思う。


というのもアウトサイダーアートって、包括的な意味としては「正規の美術教育を受けていない人が制作した作品」なんですよね。


元々はとかきっかけは・・・というともう少し限定的な意味があるんですが、まぁつまりアカデミー美術とかそういうヒエラルキー的な美術が10ハウス的なものだとすると、いやいやアートって誰でもしていいし優れたものはどんな人が描こうと優れてるよね!的な意味で11ハウスっぽい。


またより狭くまた元々その言葉を作り出した人の意図としては強迫的な幻視者とか、いわゆる精神的なハンデを抱えた人の制作したもの。

つまり社会生活の「外」にいるとされた人たちの作品という意味があり。


これは海王星の意味合いとしては芸術にしろある種の狂気にしろ当てはまるものだ!と膝を打ったわけです。


私が芸術作品に求めるものって基本的には「自己の消失体験」なんですけどそれは1ハウスに海王星がある、また金星と角度をとっていることによってそういうものを「好む」という部分に繋がっているのかもなぁと思うんですよね。


アウトサイダーアートって、なんかすごく「生物としての共通性」「社会とか文化以前の動物としての人間」みたいなものが「人間にしかできない形や方法」で表されている感じがしてエネルギッシュで賑やかなものが多い(と私は感じる)ので、そういう意味で「自分」という個性を消された先のプリミティブさを感じられる気がして好きなんですよねぇ。


先生が「海王星を体感したい人はアイソレーションタンクなどに入ると良いかも、強い人は思わぬインスピレーションを得られるかも」・・・ということを講座後記に書かれていたんですけど、私にとって芸術作品を観ることはある意味でアイソレーションタンクに入る感じなのかも。


自分の輪郭が消失することによってどこまでも拡大する、そしてそこから出ることによって自分の日常生活体としての輪郭を引き直す。


海王星の影響が大きいとやっぱり、自分がすごく全てに繋がりやすくて曖昧になりやすい。


だからこそ思い切ってそこに身を投げ出してきちんと帰還するプロセスを経ることで、生きてる個体としてそこから自分の役に立つ情報をなんとなく引っ張ってきやすかったり、ため込んだものを返してストレージを減らしたり・・・が有益なのかなぁなどなどと色々と考えさせられるお話がいっぱいでした。


・・・赤緯とかノーアスとか他にもたくさんあったんですが長すぎるので一旦ここで。

次回もすごく楽しみです。