――――我らは 姿無きが故に それを畏れ
空座町(からくら)
黒崎 一護 15歳 特技は霊が視えること。
そしてその霊と 会話、接触ができる特異体質なのだ。
実家は父親が経営している黒崎医院。妹が二人 母親は亡くなっている。
自分の部屋に入るとそこには黒い装束を着た女が立っていた。腰には刀をかけている。
彼女は死神。
この町にいる霊を成仏させ、死神の住むソウル・ソサエティへと送り届けること。
その霊とは違い、”虚”と呼ばれる生者 死者関係なく魂を喰らう悪霊の始末。
虚を追ってきたが見失ったらしい。
と、一護を縛道という死神が得意とする呪術で拘束し説明する女死神。
一護は、この家から虚と思われる叫び声が聞こえると死神より早く察知する。
下の階には一護の家族が倒れていた。
普通 解くことの出来ない縛道を 自力で解く一護―――――――――――――――。
家の外で虚と対峙するが、バットでは太刀打ちできるはずもなく。
彼を庇い深手を負った女死神 ”朽木 ルキア”は助かる方法は一つしかないという。
それは 一護自身が死神になること。
ルキアは 自分の刀”斬魄刀”で彼の胸を貫き死神化させることに成功。
だが、半分の霊力を渡すつもりが全て奪われてしまった。
あの時 虚の存在に気付かなかったのも一護の霊圧が桁違いだったから。
斬魄刀はその者の能力と呼応して姿を変える・・・・・・・・・・・・・・・。
今持っている一護の斬魄刀は巨大だ。
虚を真っ二つにする―――――――――――――――――。
次の日、家族全員無事。記憶は消してあるので、昨日家に車が突っ込んだということになった。
学校につくとルキアが転入していた。彼女は”義骸”という人間の形をした入れ物の中に入っている。
なので 普通の人にも感知できるらしい。
死神になるときは魂だけが抜け、入れ物はそのまま動かなくなってしまう。
ルキアとの特訓中に同じクラスの彼に好意を抱いている”織姫”という女生徒が歩み寄ってくる。
彼女は昨日 交通事故にあったが軽傷。だが 足の傷は痛々しいものだ。
その傷を見てルキアは一護に織姫の家族構成を聞く。
彼女は 幼い頃に両親から離れて兄と共に二人暮らしをしていたが、交通事故で兄は死亡。
そこから一人暮らしを続けているらしい。
一護の部屋の押入れからルキアが現れた。彼女はこの部屋に住んでいたらしい。
すぐに一護の魂を抜き死神化させる と同時に現れる虚。
顔に浅い傷を負わせるが逃がしてしまう・・・・・・・・・・・・・・・・。
その虚は織姫の兄だった――――――――――――――――。
虚はもとは人間なのだ。
そして虚となった者はまず亡くなった心の隙間を埋めるために愛する者を殺すらしい。
織姫のいる部屋につくとそこには織姫の友人 ”たつき”と横に倒れている織姫。
だが、
もう一人一護に話しかけている彼女がいる。もう一人の自分と胸から伸びる鎖で繋がれている。
彼女は一度死に、目の前にいるのは魂。
織姫の兄は15も離れた妹を淫売な母親と悪魔みたいな父親から守る為に家を出た。
そして一人で妹を育てた。だが ある日 交通事故で死んでしまい。
その日から 織姫は毎日 仏壇に祈っていた。だが、友達ができた彼女はだんだん祈ることが
少なくなっていく・・・・・・・・・・・・。ついには 話すことは一護のことばかりになってしまった。
淋しかった。淋しくて淋しくて虚となってしまった。
織姫の脚の傷は虚化した兄が掴んだ傷だった。
一護には妹は二人いる。
なんで兄が一番最初に生まれるかというと、それは後に生まれてくる妹や弟を守るためだと。
だから 決して その者に殺すといったことは言ってはいけないと。
虚化した兄を抱きしめ、自分が今 とても幸せだということを伝える織姫。
兄から貰った髪飾りを毎日つけていると・・・・・・・・・・・・・。
淋しかったのは自分だけじゃなかった。織姫も兄を失って凄く淋しかったって。
その後、虚は自ら一護の刃を体に突き刺しソウル・ソサエティへと旅立つ。
気を失っている織姫は鎖で”魂と肉体が繋がっている”のでまだ生き返ることは可能だ。
次の日彼女は元気になって登校してきた。
昼食をとっていた一護の下にくる友人の”茶渡 康虎”。
巨漢な男で物静かな雰囲気だ。彼は最近 一匹のインコを飼い始めたという。
そのインコを飼ってからは、災難に巻き込まれることが多い。
インコは ボクノナマエハ シバタ ユウイチ と話している。
ルキアと一護はそのインコの中に何かいると感じるが、別に悪い霊ではないみたい。
でも いつ虚化するかはわからない。
家に帰ると 近くで事故があったとかいって患者が運ばれてくる。
その中には茶渡の姿も・・・・・・・・・・・。
彼の背中には大きな傷はあった。その傷には虚の匂いがしていた――――――――。



