屍鬼-02 | 鷲

私の読書の感想

その後、また何人もの村人が死んだ。
駐在の高見さんも。
高見さんの奥さんと子供は夜中、”高砂運送”で引っ越し。
皆に黙って。
桐敷もこのトラックに乗って来たような・・・・・・。
そしてすぐ、駐在の後任が。
人相が悪い人。佐々木。

奈緒の夫 ”幹康”
二人の子供"進"が尾崎の前で死亡する。
とりあえず、幹康の腕から血液を採取。
尾崎 (ん?虫刺されか?――――――)


夜、静信の所に沙子がくる。
どうやら紫外線を浴びるとまずい病気らしい。
だから、昼間に行動はできない。できるのは””だけ。

沙子は言う。
        死は等価
        どんな美人でも、お金持ちでも死んでしまえば意味はない。
        それら全てを無意味にする””は酷いこと。

9月12日 月曜 友引

徹の部屋につく夏野。
今日もお泊り。
最近、恵の視線を感じて夜もまともに眠れない。
二人とも就寝。
何者か―――――――
二人のうち―――――――
一人が中に侵入し――――――――
部屋に――――――――
――――――くる!!

現れたのは徹のでした・・・・・・・。
ふう・・・・・・・・。
徹の方を見る。
―――――――!!

ベッドの下に
立ち上がり夏野を見おろす、そして窓から中を見ている辰巳。
徹の首筋へ――――――。
吸血鬼か?
目を覚ますと、いつの間にかになっている。
・・・・・・か・・・・・・・。
徹の首筋にははない。
また寝る夏野。
ボーっとしている徹、腕には二つの痕が・・・・・・・・・。
徹もか。


――――尾崎医院。
全員を集めて会議。
これは異常だ。
敏夫は、この大量の死を媒介動物からの感染。
全員に一致していることは”貧血” 
”溶血”
    赤血球が破壊されること。
有能な看護婦多いな。
でも、医学で証明できない。
これまでの死者は19人

静信も独自に調査している。
不審に思うことが一つ、
死ぬ前に”退職していること”だ。
死を感じたからか?それとも。

――――夏野
徹が死んだ。
泣き叫ぶ家族。
この前は元気だったのに。

その後、自分の家に恵からの手紙が届く
清水は墓から起き上がった。
そして徹を殺した。
その手紙を破り捨てる―――――。
夏野 「それでいけないはずがない!!

     この村では未だに死者を土葬するのだから!!」

―――村迫
村迫 正雄。
彼は自分の事ばかり考えていて、卑劣な思考を持つ男だ。
友人の徹の死を知って深く悲しむ。
彼には兄の宗貴。
その妻 智寿子。
二人の子供 ”博巳” ”智香”
正雄は父の愛を独り占めしていたが、ができてからはそっちへ。
それを良しとせず、二人の子供を密かに虐めていた。
で、今回 博巳が夏風邪の様な症状に。
これは摘みですな。

正雄は自分を慰めてくれる人はいない。
徹の葬儀へむかう。そこに居たのは夏野。
夏野のことが大嫌いだ。夏野を罵倒するが彼は無関心
そんな正雄を止める徹の妹 ”葵”
葵 「あんた、あたしたちに慰めて貰いに来たの!!?」

葬儀から逃げだすように帰る。
白い装束を着た人が自分の家へ向かって歩いている。
後を追うが見失ってしまい――――――。
を開けると背後に。

やられちゃった。