黄昏乙女✕アムネジア-04 | 鷲

私の読書の感想

黒い影の夕子さん。
影夕子と呼ぶことにしよう!!

夏休み終了。
宿題が全然終わってない貞一。
夏休み中夕子さんに振り回されて勉強どころではなかった。
というわけで、
宿題に専念するため部室にはこないことに。

まぁ夕子さん貞一好き過ぎるみたいですし・・・・・・。
でもそれをよしとしない人もいる。


霧江 「重すぎるんだ、夕子の存在は―――。」
うん、愛は重いよね。
彼女がいっているのは幽霊が人を好きになるって事。
いづれ消える夕子にとって、成り立たない関係だから。

貞一の力になろうと学校の怪異を調べる夕子。
生徒の情報だと廊下の曲り角で女の人の悲鳴が聞こえるらしい。
さっそくその場所に走る夕子。
んで、
角に足をぶつける―――――。
悲鳴をあげ、悶絶する夕子。
かわいすぎるよ・・・・・・夕子さん。
どの怪異も噂も全部夕子さんの仕業。

―――朝生零子
彼女の机に彫られた”ただいま”という文字。
夕子さんが帰ってきた・・・・・。
とか
夕子の呪いとか。
ざわめく生徒。
この文字を夕子さんは彫っていない。
じゃあ誰が?

――――夕子さん
役に立たず、落ち込む夕子さん。
廊下を歩いていると、零子とばったり。
気を失い倒れる零子。
妻鹿 澄也”という男子生徒の手によって保健室に運ばれる。
酷く怯える零子。
零子は”桐島 有子”という女性を虐めていたらしい。
夕子が起こした怪異を全て、有子のせいにして。
妻鹿がたまたま脚を怪我した時も有子のせいにした。
夏休み中に有子は自殺したという噂が流れる。
そして机に彫られた文字。

・・・・・・・・・・・。
零子、何被害者ツラしてんの?
全部自分が招いた結果

下駄箱の前に現れる人影。
零子 「ゆう・・・・・・こ・・・・?」


有子 「ただいま・・・・・零子」
逃げ出す零子。
いや、謝れよ!!

夕子 「いじめられた原因も・・・・・・復讐の手段も・・・・・みんな私のせい・・・・か。」

零子を心配する妻鹿。
彼は有子のことが好き。零子は妻鹿のことが好き。
だから夏休み前に脚の怪我の件の詫びに有子に協力をすると約束した。
優柔不断な男は周りを不幸にしていく―――――。


体育館2階。
謝罪をこめて飛びおりる模様。
さぁ・・・・・飛べよ!!
零子の手をとり止める妻鹿。
・・・・・・チッ。
2人の下にくる有子。
彼女は零子を許すという。
どういうつもりだ?
有子は全て夕子さんのせいと話す。
これで終了――――。


今回は夕子さん関係ない。
怒る貞一をとめる夕子。
そんなの卑怯すぎます――――。
夕子の前に影夕子が姿を現す。
影の正体は有子の負の感情
悲しみとか嫉妬とか怒りとか。
夕子のそういった感情をすべて受け入れる影夕子。
きっと昔の記憶も影夕子に忘れさせてもらってる。
でも、
それでもいいかかもしれない――――
だって、
――――貞一くんのことが好きだから

――――後日
なんとか宿題をおえた貞一。
今日は、小此木と一緒に昼食。
卵焼きを貞一の口に運ぼうとする小此木。
夕子によって弾かれる。
箸も卵焼きも地面へ――――。
小此木 「あ・・・・あはは。ドジですね私・・・」
いやいや、
普通、箸が勝手に吹っ飛んだりしないからね?
この学校の生徒はなんで異様だと気付かないのか?
貞一がはなったバスケのシュートも夕子さんによって軌道が変わってるし・・・・・・。
貞一の髪の毛が勝手に動くんですよ!!

霧江と貞一。
廊下を歩く。
霧江 「影夕子は・・・・案外近くにいるかもしれない――――」
そこに夕子さんがくる。
――――――え?
夕子に階段に落とされる貞一。


夕子の背後には影夕子が。

を怪我し、ギプスに松葉杖の貞一。
部室に入る。
夕子 「あら・・・・あなた。もしかして私がみえるの?」
記憶なくなっちゃった。
演技か?それともまた影夕子に押し付けたか。
過呼吸になり保健室に運ばれる貞一。
それからというもの、
廊下ですれ違っても、話しかけない貞一。
夕子さんを無視します。

ギプスがとれ、普通に歩けるように。
小此木との会話で自分が今何をすべきなのか知る――――。
夕子さんを連れて屋上へ――――。
押し倒し胸を揉む
・・・・・・・・おい!!
偶然だからって揉み過ぎだぞ貞一!!
夕子さんへ告白。


んで、
キスする二人。
記憶は戻った様子。
なんだこの茶番は・・・・・・・・。。
影夕子。そんな二人を凝視。
影夕子 「・・・・・・・今はそれだけの記憶を返してあげる・・・・・でも・・・・・いつか・・・」
また消えていく影夕子。
もう全て返してあげればいいのに。
でも、
そしたら貞一と遊べなくなるからダメなのか・・・・・・。
夕子さん
解決する気はあるのか、ないのか。

感想終わり!!