【 発達障害の優れた能力 】 吉田松蔭もその一人 | 海外(アジア)の豆知識 & ちょいとした話 〜 jintottyのブログ

海外(アジア)の豆知識 & ちょいとした話 〜 jintottyのブログ

ときどき英語を交えて、様々な記事を書いています。
海外・音楽・健康・障害・ビジネス・時事・社会問題・環境・歴史・感動する話・面白いニュースなどなど...
よろしくお願いします!

 

注意欠陥や多動性、衝動性を特徴とする発達障害、、、

 
多くのメディアに取り上げられ、ここ数年で多くの方にその存在を認知されるまでになりました。そんな話題の発達障害ですが、近年は増加傾向にあるとも言われています。
 
いや厳密に言えば、周知され病名がついたことで、そう診断されるケースが増えてきたということなんです。
 
 
{3F337267-B594-4296-94B1-494C3E0C75C0:01}

 
 
実は私、以前は障害者の方々に就労を支援する会社で働いており、身体・知的・精神に障害を持つ方々とともに多くの発達障害の方々がいらっしゃいました。
 
突飛で落ち着きがなかったり、、、
 
好奇心の赴くままに行動してみたり、、、
 
強烈な妄想を抱いていたり、、、
 
 
 
人によって特徴は様々ですが、最近の研究では、新石器時代以前の狩猟採集社会ではむしろ有利な特性であったと指摘されています。
 
「退屈な作業や決まりきったルーティーン・ワークを嫌い、新しいことや興味を引かれる方に向かおうとするADHDの人は、狩猟や遊牧を行う原始的な社会では成功者だったのかもしれない」とも言われています。ただ、管理された定住型の現代社会にうまく適応できないだけ、なのかもしれないのです。
 
それが証拠に、学者や俳優、医者などの職業には驚くほど多くの発達障害者が確認されております (アメリカなどでは10人に1人以上の人たちが発達障害であることがわかっています)。
 
 
こうなるともはや、「障害や疾患」とは呼べない気がしてきます。なんたって、芸能人など有名人の多くは「発達障害に分類される人たち」なわけなのですから (ここでは敢えて実名を出しませんが、テレビを観ていたらすぐにわかります)。
 
 

 つまり、
 
「集中力は続かないが新しい刺激に対して行動的」なADHDの人々は、華やかな世界でこそ活躍する力を秘めているのです!また、俗に「天才」と呼ばれる人たちはこの「発達障害」に該当するケースが多いようです。
 
 
 
「狩りには向いているが、時間をかけて作物を育てることには向いていない」ということであり、現代社会に置き換えると、自分に適した職業や場所さえ見つけることができれば、「発達障害」の特性を強みに変えることができるということになります。
 
かく言う私も放浪の旅が大好きなので、そういう意味では「発達障害」の可能性が大いに感じられます。
 
( ´ ▽ ` )
 


 多くの場合、
 
子どもの頃にADHDと診断されても、大人になると症状は軽減されます。それは、大人になれば学校のように決まった時間に決まった場所にいなければならないことはなく、スリルや変化の多い仕事を選ぶこともできるからかもしれません。
 
 
 
 
【 結論 】

 「適材適所」こそ、ADHDの特効薬