東日本大地震から11年。
ぱんちは当時、お家でお留守番してました。
地震後帰宅して家に着いたのが夜の9時半くらい。
それまでぱんちは頻繁に起きる余震に耐えながら
二階の押し入れに避難してました。
我が家には幸い食料品のストックがあり
あの品不足を乗り切りましたが
ネコのごはんは、欲しいもがなかなか手に入らず
難儀しました。
ぱんちは特にご飯が変わると食べてくれないので
奥の手の人が食べる缶詰を
少しだけ振る舞いました。
我が家にはお菓子と缶詰は割と蓄えがありました。
震災直後は電気や水道、ガスなどか
断たれたこともありますが、なにより
環境的にも気持ち的にも落ち着かず
食欲もあまりなかったので
数日はお菓子を食べていました。
ご飯を食べるようになったのが3日後くらいから
ちょうどカセットコンロを手に入れたので
まず袋ラーメンを作り次第にご飯をつくりました。
案外食料品はお菓子やインスタント食品など
が活躍してました。
米や野菜は手に入りやすいですが
水がないと調理が大変でした。
コメやパンなどは皆が真っ先に求めるので
お菓子や漬け物なんかを狙うと手に入れやすい
です。
普段使う食材で保存が長く、調理をせず
すぐ食べられるものを普段から多めに買って
おけば、期限切れの心配なく備蓄もできるので
有効ですね。
ペットがいる家では普段より買いだめすれば
安心。
救援物資は人優先なので、かなり重要です。
特に我が家では経験上、災害直後は食欲が
落ちるので、鯖缶やサンマの缶詰などを
用意していて、ちょっとだけ口につけて
あげてました。
そうすると少し落ちついてきて
食欲も回復してくれました。
災害時ペットといると
人もかなり気持ちが落ちくように思いました。
状況次第ですが
むやみに避難所に移動するよりも
ペットと一緒にいられる家にいるのも
選択の一つです。
当時を思うと
ぱんちが一緒にいてくれたから
あの災害を乗り切れたと思います。
あずきは震災の年の暮れに生まれた子
ちくわはさらに後に生まれた子です。
願わくば
みんにゃこの先、あんな災害を経験せずに
過ごして欲しいですね。