
1枚目が5年前の南三陸町
2〜3枚目は昨年の気仙沼市
10年過ぎましたね。
沿岸部は人口減少もありなかなか
回復しづらいようで、所々まだこんな状態
なんだ…と思うような箇所があります。
当時実感したのが「なんとかなる」でした。
水や食糧は量や時間が問題でしたが
どこからか必ず入手できました。
コメや野菜は水がないと食べられないので
お菓子やジュースなどを買い置きしていれば
震災直後は充分。 なにより災害で食欲も
なかったですから。
電気は早めに回復しましたが、津波地域は
一年くらい電気無しだったようでした。
水道はなかなか回復しませんでした。
街中の自販機はブラックコーヒー以外は
売り切れ。 やはり喉乾いていても
ブラックコーヒーはきついようでした。
一番大変なのがガソリン不足。
クルマがあっても動かせず買い出しや
水の確保も大変。
給油は長蛇の列に並んで数時間後にようやく
10リットルくらいできる程度。
揺れた直後なので仕方ないかと思いますが
帰宅困難者が大量に出るので、せめて
バスは走れる範囲で動いて欲しいですね。
我が家で一番深刻な問題としていたのが
ネコ関連、特にご飯と砂でした。
人優先なため、店に商品があっても
なかなか出してもらえず確保に苦労しました。
猫は特に食の偏りがあるので
慣れないものは口にしてくれません。
サバ缶、さんま缶、シーチキンなどを
少しご飯に混ぜたりして食べてもらいました。
人と猫の共用の食べ物はあると便利です。
特に災害直後などは、食事をしばらく
しないので気付も兼ねてちょっとあげると
落ちついてくれました。
避難所はどこもびっちりで食事も大変そうで
家が大丈夫なら自宅にいるべきでしょう。
我が家は猫がいたので自宅待機でした。
ペットと一緒に避難所は…かなり皆イラついて
いるので無理かなと思いました。
そうそう、カセットコンロはあると
火には困りませんね。 庭があれば
バーベキューセットがあれば安心かも。
意外と薪や練炭などがホームセンターで
売り出されます。
ペットがいる家では、その子を優先に
考えて間違い無いと思います。
人のものは行政など始めお店でも
優先するので必ず充分に行き渡ります。
赤ちゃんのものはさらに気を遣ってくれ
るはずです。
でも、避難生活が長期になりそうなら
一旦災害地域から出て離れた場所に生活拠点を
置くのが一番でしょう。
ゆっくり寝れて風呂に入れるのが一番
がんばれる源になるはずです。
災害は人はもちろんペットにも
ストレスを与えます。
津波地域はかなりな犬猫を飼っていた家
がありました。犠牲になった犬猫は
人と変わらない数になったはずです。
特に犬は繋がれたまま津波にあって
そのまま…の家が多々であったはずです。
そのくらい人が逃げるので精一杯な状況
でした。
我が家で、あの震災を体験したのは
くーちゃんとぱんち。
ふたりとも頑張ってくれました。
当時くーちゃんはやや沿岸部に
住んでいました。
ぱんちは地割れで赤札の危険家屋
に指定された我が家にがんばって
私が帰宅するまで、一人で過ごして
くれていました。
あずきは震災の年生まれ
あの震災を知りません。
ちくわも知りません。
ふたりにはずっと知らないでいて
欲しいですね。
今年
追悼する時
少しだけでも情報に上がらなかった
犬猫はじめ、他の動物への思いを寄せて
みたいと思います。
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今一番の写真を使い親バカ自慢をしましょう。