震災の記憶 改めて思うこと | アビシニアンのにゃんずとオセロコンビの日常

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アビシニアン二人の猫とのドタバタな毎日・・・
最近オセロコンビの犬&猫が家族に参戦!
毎日にぎやかです。


 

あれから9年

 
最近のトイレットペーパー騒動で
当時を少し思い出しました。
 

 
あの時も物がなくて大変でしたが
おかしな買いだめなどはなく
わりと皆冷静だったように思います。
 
ただガソリンは大変でした。
情報がなく皆ガソリンを入れるために
ガソリンを消耗しながら給油を待つといか
無駄な状態でした。
 
しかも給油できる人できない人に
別れてしまう不公平ぶり。
 

 
一方食糧はインスタント中心に出回りました。
農家の人など野菜を売ってくれたり
していましたが
水道とガスがダメで結局米野菜はしばらく
おあずけでした。
 
我が家はわりとストックもあったし
お菓子が豊富だったので
食糧の心配はありませんでした。
 
案外お菓子は究極の保存食ですね。
 
人のものは時間がかかるものの
必ず手に入りましたが問題は
ペット用品でした。
 
 

 
我が家では猫のごはんでした。
 
人のものを優先している店舗で
ペット用品が在庫にあっても
手が回らずなかなか店頭に並びませんでした。
 
 

 
ぱんちにはサバ缶など人のものを
少しあげたりしていましたが
 
それ以来我が家のサバ缶ストックは
人と猫の非常食になりました。
 
 
当時のぱんちは留守中に
よくぞ無事だったと今でも思います。
 
 

 
避難所はとにかく人だらけで
皆風呂にも入れず…で、とても人間臭かった
のを覚えています。
避難所のトイレもすごい匂いで
支給する食糧もわずか
あまり滞在したいとは思えませんでした。
 
しかも
避難所では外から来た人…最初に避難した人
以外には食糧など分けてもくれず
なかなか厳しい感じでした。
 
 

 
我が家は猫もいたので
家に留まりました。
 
避難所には基本動物は難しいと思います。
 
避難所というよりは仮設住宅で感じましたが
みな疲弊しているので
とにかくギスギスが目立ちました。
 
今は少しづつ変わってきていると
思いますが、基本当時とかわないのでは?
 

 
我が家はこの後
どんな災害にあっても
ぱんちたちがいる限り
我が家に留まり過ごすと思います。
 
もちろん危険でなければの話ですけど…
 

 
被災時は避難所一辺倒ではなく
我が家が大丈夫そうなら家に留まるのも
いいと思います。
猫は特に環境の変化を嫌うし
避難所は必ずしも安全とは限らず
食糧や情報もしっかりするわけで
はないはずです。
むしろ人が集まるので
色々大変なはずです。
 
 

 
ぱんちが居たからあの震災を
乗り切れたと思います。
 
 

 
あずきは震災の年の末に生まれ
ちくわはその数年後…
 
 

 
くーちゃんも震災時がんばったんですよね。
 

 
あずきとちくわ
二人ともまだ大きな災害は経験していません。
 
願わくは
二人とも寿命がつきるまで
ああいう大災害を
経験しないていて欲しいと願ってます。
 
 
 
当時は人の災害被害ばかり報道していましたが
その影に、それ以上の動物たちの
被害があったことも忘れずに
いたいですね。