くーちゃんのお母さん。
今はすでにお空にいると思います。
今から2ヶ月前に
あなたの息子であり
我が家の大切な子のくーちゃんが
あなたのもとに向かいました。
あなたは
くーちゃんが小さい頃に
引き離されとても寂しく
人間たちを恨み
我が子を大変心配したことでしょう。
くーちゃんは我が家と我が親戚の家で
元気に過ごしていましたよ。

前の家では我が姪っ子と兄弟のように
過ごしたはずです。
なかなか昔の飼い方でくーちゃんには
ちょっと大変だったかもしれませんが…
我が家には昨年から一年と4ヶ月ばかり
居てくれました。
とても愛情深く皆から大変愛されていましたよ。
我が家は犬を飼う環境がなかなか
整わずくーちゃんにはなんとも
苦労を強いてしまいました。
そこらへんの苦労はお空で
くーちゃんから聞いているかもしれませんね。
くーちゃんは我が家にとても
しあわせな時間を作ってくれました。
そして
私と近い人たちに犬との生活の
楽しさをたくさん教えてくれ
信頼と愛情のなんたるかを
私に改めて教えてくれ
最後の最後に
死への喪失感の大きさを
実感させてくれました。
改めて
くーちゃんを貴女のもとに
お返しします。
今頃くーちゃんは
本当のお母さんにたくさん甘えて
いることでしょう。
くーちゃんはなかなか孤高の子で
甘えるのも頼るのもなかなか時間が
かかりました。
きっと我が家を守ろうと
頑張ってくれていたから気を抜けなかった
のでしょう。
義理堅い子で皆にとても優しい子。
我が家自慢の子でしたし
貴女の誇れる御子息であると思います。
くーちゃんのお母さん
くーちゃんのその生活ぶりは
そばで見ていたかったと思います。
小さいくーちゃんを貴女のもとから
離される心配と不安は
とても大きかったでしょう。

貴女の心配は
我が家でのくーちゃんの生活を聞いて
少しは安心してもらえたでしょうか。
願はくは
くーちゃんにまた我が家にきて
欲しいです。
くーちゃんにはできる限り
思い出というお土産を持たせてあげました。

お空で
お母さんと一緒に
我が家での楽しかった話
大変だった話を
たくさん聞いてください。
そして
たくさんくーちゃんを
甘えさせてあげてくださいね。
くーちゃんのお母さんに
改めて
くーちゃんを
貴女自慢の子を
我が家に託してくれて
感謝です。

たくさんたくさん
くーちゃんを褒めて
甘えさせてあげてくださいね。
本当に
くーちゃんを我が家に託してくれて
ありがとう。