我が家にくーちゃんが来る時
看取り前提でした。
最初死に目を見るのはかなり
抵抗があり乗り気ではありませんでした。
むしろ厄介な気持ちが強かったと思います。
犬が住む環境を整えるのも
かなりな負担だったし
うんと吠えるイメージもあり
毎日の散歩も億劫。
マイナスなイメージしかありませんでした。
くーちゃんがいざ我が家に来てみると
あんまり吠えない…
むしろ静か…
慣れない環境なので
たまにクーンクーンするくらい。
吠える時は緊急事態か
近くに来て欲しい時。
たしかに看取り前提だったので
時間と共に弱っていくのを目の当たりに
しますが
基本おじいちゃんと一緒にいる感じで
のんびりと共に過ごせました。
人と違い寝込んでも人の場合より
遥かに短い期間だと思えば
途方にくれることもなく
むしろ色々やってあげようと思いました。
子犬を家族に迎えるのは
たしかに可愛いし時間もより長く
共にできるでしょう。
でも
老犬は老犬で目前に迫った終末ということを
考えても子犬との生活にはない
楽さや楽しさもあります。
まず
静かであること。
ゆっくりな行動なので
一緒にいやすい。
運動量がそれなりなので
わたしにはとても付き合いやすかった
でした。
それと
いままでの経験も大きいと思いますが
躾がある程度確立されているので
とても付き合いやすかったのも大きいです。
最後を看取るのはとても辛いですが
大人の犬や老犬を迎えるのも
アリではないかとくーちゃんを迎えて
思いました。
生き物を飼うにあたり一番の大切なことは
その子の看取りをいかにしてあげるか
を考えることだと思います。
わたしは
くーちゃんとの別れは大変辛かったですが
同時にたくさんの大切な何かを
くーちゃんから教えてもらえた気がしました。
くーちゃんが我が家に来た事は
我が家にとっても
とても
大事な事だったと思います。
前日
老犬虐待のニュースを見て
飼い主に憤りました。
老犬の良さを
並べてみました。