今日はくーちゃんの月命日。
あの日の朝
くーちゃんはいつもより少し
暑さで調子を崩していたものの
極端に変な様子はありませんでした。
ただ気になったのが
立つのが困難だったこと…
それでも私が朝にブルーベリーの
摘み取りをしたら
外にでて私の様子を見ていてくれたようでした。
家に入る時にくーちゃんのもとに行き
「おはようくーちゃん
いつも留守番ありがとうね。
今日も留守番おねがいね。
くーちゃん大好きだからね!
くーちゃんはうちの子だからね。
ぱんちとあずきとくーちゃんとちくわは
みんなうちの子だよ。」
と頭を撫でて体をちょっとギュッとしながら
くーちゃんとお話しました。
くーちゃんは口をくちゃくちゃと
しながらじっと撫でられ
ちょっと体を私に預けてきました。
2分くらいそうしていた後
家に入り出社時準備して
出かけました。
行ってきますの挨拶しようと
くーちゃんの様子をみたら
庭の木陰ですでに横に…
そっと起こさないように出かけました。
その日は少しくーちゃんの事気になり
朝会社を休もうかと思っていましたが
昼くらいに早退。
くーちゃんに挨拶をと
庭に行くと…
くーちゃんはすでに亡くなっていました。
くーちゃんの遺体の写真が3枚あります。
急いでくーちゃんを部屋に移動させ
火葬の手配をしました。
一日くーちゃんと一緒とも思いましたが
今時期は腐敗が早くドライアイスの
調達することも急で困難だったため
あちこちに電話して今から火葬できる
場所を探しました。
幸いなんとか火葬ができそうだったので
箱にくーちゃんを入れ愛用のタオルケットと
おやつを入れました。
お花は移動途中で買って添えました。
ふとくーちゃんの首輪に目がとまり
外してあげました。
いつものクルマにくーちゃんを乗せて
「くーちゃん
最期のドライブだね」
と声をかけ
斎場へ移動。
火葬は40分くらいで収骨に
人より30分くらい早かったです。
くーちゃんの骨上げをしっかり
してあげれたのが
今思えば供養だったかな?
帰りはちっちゃくなったくーちゃんを
クルマに乗せて帰宅。
帰りにくーちゃんがお世話に
なった動物病院に寄り
くーちゃんが亡くなった旨を報告
先生に挨拶。
改めてもうこの病院に通うことが
ないんだと思うと
なんとも寂しい気持ちでいっぱいでした。
その晩は
とにかく皆静かで
なんか物足りない雰囲気がすごく
夜もなかなか寝付けず
ソファーで一晩過ごしました。
次の日から職場に戻るので
なんとも大変でしたが
今思えば家にいても
くーちゃんのことばかり想って
辛かったかもしれません。
くーちゃんはいなくなって
その存在感の大きさがわかりました。
たった1年ちょっとだけでしたが
わたしにはとても濃い時間を共に
過ごせたと思います。
今くーちゃんは
お空にいるかな?
それとも人好きだから
すぐにこちらに生まれ変わって
またみんなと過ごそうとしているかな?
人とペットとの出会いは一期一会だと
思ってはいますが
もしまだ犬を迎えるとしたら
くーちゃんがいいかな。
くーちゃんが亡くなった八月三日は
かなり暑い日でした。
ただ朝はかなり我が家の庭は涼しく
くーちゃんも日陰にいました。
くーちゃんは続いていた暑さで
脱水症状気味になっていたようで
心筋梗塞を発症した様子でした。
後日くーちゃんが亡くなったであろう
時間に庭に居たら
蝉が鳴き鳥たちが鳴いていました。
くーちゃんはこの鳴き声を聞きながら
最期を迎えたんだと思います。
わたしはくーちゃんのそばに最期居てあげられ
ませんでしたが
くーちゃんの大好きだった庭の桜の木の
そばで、我が家の庭と家に見守られ
息を引きとりました。
くーちゃんにはきた当初から
我が家で最期を迎えてねと言っていましたが
くーちゃんはちゃんと私との約束を
守ってくれました。
ほんとうに
ほんとうに
賢くて優しくて
穏やかで甘えん坊で
皆から愛されていたくーちゃんでした。
くーちゃん大好きだったよ。
でもこれからも
くーちゃんのこと大好きだからね。