むかしむかし
ウチでは犬を飼っていた時期がありました。
シェットランドシープドッグという種でした。
写真はお借りしました。
3ヶ月くらいの時に我が家に来ました。
引っ越しをした時に祖父が
我が家に連れてきてくれました。
名前はジョン。
だんだん体も大きくなってくると
当然力も強くなりじゃれつくたびに
爪が痛く私は少しジョンに距離を置くように
なりました。
当時は今のくーちゃんみたいに外で飼っていました。
しつけとかうまくできなかったのか
私と弟はジョンの下に位置されていたかも
しれません。
神経質な子でスズメが来たりしても
ワンワン吠えるし
祖父母宅へ一緒に連れて行くと
ストレスか下痢気味に…
散歩も子供ながら毎日朝晩連れて歩くのが
面倒でいやだなーと思っていた記憶があります。
しかも散歩時グイグイ引っ張られ
大変。
よその犬と鉢合わせの日には
ワンワンの応酬で収拾がつかない時も…
今本で読むと躾がうまく出来なかったのと
信頼を勝ち取れなかったのでしょうね。
もともと私は犬が苦手…というより
嫌いでした。
3歳くらいの時に原因があります。
ジョンを連れてきてくれた祖父宅には
犬猫鳥がいて
特に鳥は文鳥から鶏までたくさんいました。
動物がいるのが新鮮で盆正月に遊びに行くのが
楽しみでしたが
犬…柴犬が赤ちゃんを産んだ時に
親にあぶないから近づかないようにと強く
言われました。
今思うと赤ちゃんいるから親犬が
守ろうとして噛まれるかもと
思ったのでしょう。
他にも吠えるのも怖かったので
犬は苦手となりました。
その柴犬はかなり頭が良く
祖父にいつもついて歩き
朝晩の散歩は一人で行ってくるくらいでした。
今ではありえないですけどね。
反対に祖父宅にいた三毛猫は
おばあちゃんだったせいか
静かでそばにいてもじっとしているし
触らせてくれたしで
おかげで猫好きに。
話が逸れましたが
ジョンは転勤で父の職場の方に譲ることに
フィラリアで亡くなったと聞きました。
くーちゃんはジョンに似たところがあって
鳴き声や
横目でチラ見するところが
ジョンを思い出させます。
チラ見は犬特有かな?
あまり猫はしませんよね。
最近
くーちゃんが我が家に来たのは
ジョンが
「この子をよろしく」
と託してきたのかな?と
思うことがあります。
フィラリアにかかっていたのも
思い出す一因かな?
ジョンとの生活はわずか2年でしたが
くーちゃんと最後まで一緒に
過ごしたら
ジョンも少しは満足してくれるかな?
くーちゃんが来て
犬への気持ちは随分変わりました。
一緒にいて
楽しいですから。
犬好きな人の気持ちが今は
わかります。
猫とはまた違う楽しさが
たくさんありますよね。
我が家に来た時はくーちゃんは
すでにおじいちゃんでしたが
今の感じだとまだまだ一緒に
過ごす時間がありそうです。
今一緒の時間を大切にしていきたいです。
くーちゃん
長生きして
たくさんたくさん
楽しいことや美味しいものを知って
一緒にすごそうね。